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俺と幸せの形

まあ世の中そんなもんですよね

「ぎゃっはははははは!エルフ!ひー!ひー!ぎゃははははげふっゲフッ………ひゃーはははははは!」


「笑うなていうか神野郎てめえ全部わかっててやりやがったな!」


「あーははっはっはっは……いやだって、ちゃんと約束守ったろうがよ」


「そうだね、確かにエルフだよね!水木先生マジリスペクト!ニコポとか同じエルフにしか通じねえよ!ていうか人間とか亜人に笑顔向けたら笑顔と認識されずに攻撃されたわ!」


「でもよー、あれはあれで正しいんだぞ?だいたい今のゲームや漫画に出てくるエルフはトールキンとかロードスあたりからの」


「知ってるよ畜生!次だ!『次の俺』は負けねーぞ!」


「えー、もう?ちゃんと今回も『お前は立派に生きた』とかやろうとおもったんだけど?」


「いいよ同じネタは!今回だってちゃんと幸せになったしな!それに、お前の言ったシリアスはそこまで、の意味がわかったわ!」



そうだ、ようやく『わかって』きた。



「いいか、今から予告してやる。『次の俺』は、ずっと俺のターンだ!」


「……へぇ?なら、ワッシも『予測』は今後一切やめよう。そのほうが面白そうだわ……ま、初めの時に一回だけしかしてなかったけどな。明言しておこう」


「……ああ、楽しみはお互い多いほうがいいからな?」




だけど、神様。


次の俺は、きっとお前を楽しませてやらない世界に行く。

俺はもっと単純に考えればよかったのだ。



「んじゃ、そろそろさよなら、かの。……本当に、お前は『死ぬ』んでいいんだな?」


「おう。この俺の人生は、『俺』だけのもんだ。だいたい、死を見取ってもらった『この俺』は、もう死んでるんだよ」


「……おう、じゃ、次のお前に期待するとしよう」


「ああ、ありがとうな」







じゃあな、神様。グッバイ、俺。


さて、次回はどこに

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