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D・H  作者: ララ
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皆と皆の気持ちと決意と

「ばかばかばかばかー!!!どんだけ心配したと思ってんの?どんだけつらかったと思ってんの?あんたが敵だって…そうなった時私が平然としてたと思った??毎日あんたのことばっか考えてたわよ!!この馬鹿!!」



そういってアリスは僕に抱きついたまま泣いちゃった。



昔からすぐ泣くんだから。



僕もアリスを抱きしめる。



そうしたら自然と恥ずかしくて口にできなかった言葉がでてきた。




「ごめんね?」




「っ!!!謝ったって許さないんだからね!!」



そういってやっぱりアリスは僕を離さないまま泣き続けた。




僕とアリスのつながりはそんな簡単にきれるものじゃなかったね。



兄弟みたいに育ってきた僕ら。



お互いしか知らなかった。



でも僕らはお互いに他の人の存在を知った。



もう僕らは二人じゃない。



こうして仲直りできたのも他の人の助けがあったから。



ねぇアリス聞いてる?



僕はすごく嬉しい。



不思議だ。



こんなにも世界が愛おしい。



だけどね、やっぱり悠里の欠けた世界はどこか悲しくて寂しくて切ないんだ。



知るって事は+ばかりじゃなく−もついてくるんだね。



でもそれが心ってやつ。



僕はその心をいろんな人から奪った。


怜よりも誰よりも罪深いこの僕。



神様がもしいるならお願い。



どんな罰だってなんだってうける。



償えるようなことじゃないけれど。



悠里も元に戻して世界中のみんなの心も元に戻す。



僕の命を使って。



だけどそれは悠里を取り戻してから。



だからそれまではこの心地よい世界で生きさせて。



ね?



神様。



我が侭だってわかるけどそう願ってしまう。



なんて自分勝手な僕。



中々二人がもどってこないもんですっかりおなかのすいた僕(悠太)らはすっかり気分が落ちていった…。



「遅いねー」



「遅いなー」



「元気ないわね〜!!」



リンが水からあがってきた。



リンが自主的に水からあがってくるとは…。




「「だっておなかすいたー」」




二人同時に声をそろえて言う。




「しっかりしなさいよー!!」



リン元気だなー。



暇つぶしにアリスとウミを二人にしたことを話してみた。



リンは「やるじゃないww」ってほめてくれた。




嬉しかったけどおなかはいっぱいになるわけもなく…。



少しため息をつきながらちらっと森のほうをみると人影が!!



戻ってきたーーーーー!!!



おなかがすいたことなんか忘れて全速力で二人のとこへかけてった。



うん。



二人とも清々しい顔してる!



アリスはちょっと目が赤いけど。



ウミなんか初めて会った時に比べたら別人だよ!



最近顔つきが優しい。



やっぱ人にふれるって大事だよね〜。



怜も駆け寄ってきた。



「果物もつよ」なんて親切ぶりながらも二人の顔をちらちら見てる。



そして少し微笑んだ。



多分怜も僕と同じ気持ち。



リンのほうをみるとリンは僕ににこっと笑ってウインクした。


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