表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
D・H  作者: ララ
91/137

皆と皆の気持ちと決意と

それから部活。小学校の時剣道やってたから俺は剣道かなーって思って剣道部に入部。



悠里は迷って迷って結局放送部に入ってたけど幽霊部員だった。



俺たちは大体中学に入学してから一ヶ月くらいで一緒に行くのも帰るのもやめた。



俺は朝練あったりしたし帰りは部活だったし。



悠里はでたりでなかったりだったし朝いくことはなかったし。




それが中1。



すごく近くに住んでるのに約一年くらいずっとまともに顔合わせなかったな〜…。



この時期に悠里とちゃんと会って相談とか聞いてればよかったのかな?



この時期悠里は大変だったみたい。



おばさん…悠里の母さんが厳しくなったんだ。



勉強に。



悠里も苛立ち始めてて…。



そう…中1の最後の方から悠里は少し不安定な状態にあったんだと思う。



母さんに悠里の話をたまに聞いてた。



悠里が最近機嫌悪いとか大変そうって。



けど俺は大変だなーってそう思うだけで大した気にも留めなかったんだ。



なんであの時親身になってやらなかったのか…




悔しいよ。




そして中2。



クラス替えの季節になった。



1年の時に対してそんなに緊張しなかった。



その時もやっぱり同じように外に貼ってあるクラス替えの紙の前は混んでて。



だから俺は1年の時と同じように教室に貼ってあるクラス表をみた。



一組…ない。



二組…ない。



三組…




あった!!



俺の学校は全部で7クラスあるんだけど結局俺は4組以降になったことがなかった。



二年三年はクラス替えないからね。



そして教室にはいった。



席にかばんを置いて少しあたりを見回すと…



悠里がいたんだ!!



俺はすぐ悠里の席まで行った。



そうしたら悠里はニカっと笑って『去年同じクラスだったら8年連続だったのに…おしかったな』って言ったんだ。



そう…4月はまだ落ち着いてたんだ。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ