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D・H  作者: ララ
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「和解」

「母さん俺とクッキー作るっていったじゃん。俺とはまだ作ってないのになんで焔と先に作ったの?」



ガキくさいっていうのはわかってる。



でもなんか焔に母さんをとられちゃいそうで怖い。


ちなみに父さんは単身赴任中。


この家に俺の居場所なくなっちゃうじゃないか!


「だってアンタクッキーなんか一緒に作りたくないっていったじゃない?」



カチンときた。


こういうのを逆切れって言うんだと思う。



「そうだけど…!でもだからってなんで焔と作ってんだよ!!!焔も焔だよ!!自分ちでもないのに…なんで息子面しているんだよ!!!」



自分でも何いってるのかわかんない。


これじゃあ八つ当たりだ。


焔もすごく驚いた顔をしている。



悠里は連れ戻せないしウミは俺のこと嫌ってるしイライラしてるんだ。



もしかして悠里が世界を滅ぼすと決めたあの日もこんな気持ちだったのかな?



今ならその気持ち分かるよ。



「いい加減にしなさい!!」


バッチーン!!



頬が熱くなる。



母さんの平手打ち久しぶりに来た…。



「何さっきから甘えたこといってるの?焔君に謝りなさい」



母さんが俺を睨む。


俺はぼろぼろ涙を流して泣いてしまった。



だってもう疲れたよ。



「俺…帰るよ…」


焔が罰の悪そうな顔をして玄関のほうへいった。



「焔君」


それを母さんがおいかける。


俺はまだその場で泣いていた。



母さんが焔に謝ってるのがきこえる。



俺も罪悪感でいっぱいだった。



母さんが戻ってきた。



また怒られる…



と思ったら違った。



頭に手をおき撫でる。



「一体なんだっていうの?」



寂しそうな目で母さんは俺に問いかけた。



俺は母さんにしがみついてなきまくった。




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