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D・H  作者: ララ
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「駒」

「連れ戻す?不可能だろ?兄ちゃんの居場所も知らないくせに!!!知ってたとしてもあんたの迎えで帰ってくると思ってるの?帰るわけ無いね!!!しかも今さら連れ戻すって何?人を突き放しておいて!!お前はお前の罪を滅ぼしたいだけなんだよ!!!お前はお前が大切だからお前はお前の醜い部分をあらおうとしてるんだよ!!!お前は兄ちゃんの友だちなんかじゃない!!!うああああああああああああ!!!」



とうとう悠太君は泣き出した。




俺は何を考えてたんだろう…。


悠里を連れ戻す?


最初に突き放したのはどっち?


そう…俺だ。



なのに連れ戻そうとしてる。


悠太君の言うとおりなのかな?


俺は俺の醜い部分を消したいだけ?




…いや…違う!!!!



違う違う違う違う違う違う違う!!!!!!!!



そんなわけない!!!!!!!!!



気が付けば俺の目からも涙がでていた。



ぼやけた目でまわりをみる。



みんなぽかんとしてたりおろおろしてたり…どうしていいかわかんないみたいだ。


俺もどうしたらいいか分かんない。


俺は罪滅ぼしのために悠里を連れ戻すの?


…そうだな…。


それもあるのかもしれない。


それでも俺はそれだけじゃにって思える!!


悠里にこんなにも会いたいって願ってる気持ちは嘘じゃないって信じてる!!


だから俺は悠里を連れ戻す!!!


どんなことをしても。


悠太君に恨まれようとも。


悠里が抵抗しようとも。


絶対に…!!!


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