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D・H  作者: ララ
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「尋ね人」

「な〜んか…嫌な予感がするのよね〜…」


アリスが晩御飯のカレーをたべる手をとめながらポツリとつぶやく。



ちなみに今アリスは俺(拓斗)の家で暮らしてる。



親には勿論内緒!


いったら…やばいって;;


実際女の子と暮らすなんてって初めの日はすんごくどきどきしてたけどもうなれた。


親も共働きで夜遅いし見つかることはないと思う。


ちなみにアリスがどこで寝てるかというと、俺の部屋の押入れ。


初め俺が押入れに寝るって言ったんだけど、アリスは親に見つかったらやばいからって押入れで寝ることにしたんだ。


まぁ確かにみつかったらやばいけど俺的には女の子を押入れに寝かすなんて少し気が引ける…。


仕方ないのだけど。



「嫌な予感って?」



「うん…。誰か来るきがするの。う〜ん…」



「もしかして悠里!?」


俺は興奮しすぎて手に持っていたスプーンを落としてしまった。


コンッとスプーンがテーブルの上で小さく跳ねた。



「悠里じゃないわよ。きっと。残念ながらね。だってわざわざ敵である私達のところにくるわけないじゃない」



敵って…。



俺は敵のつもりないんだけどな…。


悠里はそう思ってんのかな?


そう考えるとどんどん気分が沈んできた。


それを察してか察してないでかアリスは悠里の話題を続ける。



「まぁそろそろ会いに行かなきゃいけないけどね。拓斗も大分能力安定してきたし。奇跡をおこさなきゃね」



そういってアリスは俺にウインクした。



「そうだな…」


俺は微笑んで(弱弱しく)スプーンをとってカレーを食べようとした。



ん?



ちょっとまて!



「ってか嫌な予感ってきそうな人って誰??」




「ああ…それは…」



アリスがまだはなしてるうちに奥の部屋から「どすん」という鈍い音がきこえた。



まさか…。



嫌な予感?





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