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D・H  作者: ララ
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「展開」

「じゃ、ワープさせてあげるわ〜wwそうそう!その前に…名前つけてあげましょうか〜!」



「名前!?」


赤毛と青髪は一斉に…珍しいようなものをみたような目でリンをみた。

しかしその目には「期待」があったのをリンは見逃さなかった。


「そ。興味あるんでしょ?」


リンは二人を見下ろす。

(リンは二人より頭一個分くらい背が高い)



「べっつに〜!!」


赤毛が興味ないように顔をそむける。


そしてその顔をリンにもどして一言。


「ま。つけさせてやんないこともねーけど〜!」


赤毛の顔は少し赤い。


「素直じゃないわね!」


リンはそんな赤毛を少しあきれたように、されど笑顔でみた。


青髪は笑いを必死にこらえる。


(コイツらしーや!)


「変な名前付けたら承知しねーからな!!!」


赤毛はリンにまた怒鳴っていた。


本当は名前をつけてもらえるのが嬉しいくせに。


いわゆる照れ隠しというやつだ。



「はいはい」


リンは少し笑うと真剣に考え始めた。


二人の名前を。


そしてそれから5分くらいたった。


赤毛はイライラし始めている。


青髪は緊張しながら待った。


リンが名前を決めるのを。


そしてとうとうリンが口を開いた。


「きまったわ。二人の名前」


二人はゴクリとつばを飲みリンを凝視した。





ホムラレイよ」



リンは二人満足そうに名前を告げた。


「焔…と怜?」


青髪はどっちが自分の名前なのだろうかと考えた。



「ホムラトレイ?なっげー名前だな!!」


赤毛はそれが二つの名前だということにも気付いていないようだった。



「お馬鹿さんね〜!それは一つの名前じゃなくて二つの名前よ!」


リンが赤毛のおでこをつんっと小突いた。



「ばっ!!馬鹿はおめーだ!!!」


馬鹿は確かに赤毛なのだが赤毛は逆切れしてリンにくってかかった。


それを無視してリンは赤毛に名前を告げた。


「あんたの名前は焔」


「ほ…むら…」


赤毛は急におとなしくなった。


すごく嬉しかった。


胸が熱くなる。


赤毛はにっこり笑った。


勿論リンや青髪に悟られないよううつむいて。


笑いを我慢するなんてもはや不可能だった。




「あんたの名前は怜よ!」


リンはその間に青髪に名前を告げていた。


「俺が怜か〜!名前の意味は?」




「なんとなーく髪の色から連想したの。赤毛ちゃんは赤いし炎っぽいから焔。青髪ちゃんは青だしクールっぽいから怜ってわけ!」



「…結構な時間費やしたのに安易だな〜。名前の付け方!」


そう言って青髪は悪戯っぽく笑った。



「ひっどーい!!青髪ちゃんったらー!!」


リンは少し怒ったそぶりをみせた。


が、わかっていた。


二人は喜んでるということを。



「さてと…そろそろワープしましょうか。焔・怜!」


リンはにっこり笑うと二人を見た。


まだ名前に慣れてない二人は一瞬戸惑っい…赤くなった。



二人は胸と頬が熱くなるのを感じていた。



それをかきけすように大きな声で叫ぶ。


「おう!!いこーぜ!!」



「Ok!しっかりつかまってなさいよ〜!!」


リンは二人をむくと背中につかまるよう首で合図した。


焔は右側にしっかりつかまった。


怜は左側に…。


そして右側にある手は焔の後ろから焔を支えるようにしてリンにつかまった。


これで焔がワープ中に落ちることはないだろう。



「…で?どこいくの?」


張り切ったはいいが行き先をきくのを、そして知らせるのを忘れていた。



「あ…」


銀髪が今向こうの世界のどこにいるのか二人には想像もできなかった。


なにより地名すらしらなかったわけで。



「とにかく…とりあえずあっちの世界!!」


怜がリンに指示した。


だいたいこちらの人間であれば「あっちの世界」や「向こうの世界」で、大体昔は一つだったもう一つの世界だということを理解できる。



「OK!」


リンはウインクして少し二人をみた。


そして次の瞬間ワープして消えてしまった。


もう一つの世界へ銀髪ウミを追って…。

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