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D・H  作者: ララ
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「能力」

僕(悠里)が能力をはじめて使った日からもう3日たった。



オーストラリアの結構な数の人の心をとった。



もうニュースにもなっている。



魂がぬけたみたいに反応を示さない子どもが増えてるってね。



そう…狙いは子ども。



まずは子どもから。



子どもの心をとるのはなんだか気持ちが良い。



感情をころころと変える子どもをみていると無性に腹が立つ。



感情なんてなくてもいいんだよ。



そうだよね?ウミ。



ウミも僕もここ3日間でずいぶんより深い闇の中へ浸かってしまった気がする。



この人の心をとる能力をもつ人は向こうの世界で「ハートレス」ってよばれてるんだって。



なんかおかしいよね。



かっこいいんだか悪いんだか…。



きっとこの能力者の呼び名の意味はその能力を使うたびに能力者の心がなくなっていくっていう意味だと思うんだ。



だからハートレス。



僕もそう。



ウミも。



心がなくなっちゃうってもしそうなったらすごく楽なんだろうね。



そうなったら僕は嬉しいと思うかな?



それでも心をなくしたいと思わない僕はズルイ?



そろそろ僕もこの能力に慣れてきた。



世界を滅ぼす日も近い!



僕とウミ。



二人で力をあわせて世界を掃除する。



綺麗だろうな。



汚いものはみんななくなる。



争いだってなんだって。



こっちの世界が綺麗になったら次は向こうの世界。



でも向こうは結構大変だろうな。



能力者がたくさんいるもんね。



僕ら2人でできるかな?



まあいいや…。



まずはこっちだ。







こんな風に僕はすっかり家族のこと、友だちのことは忘れていた。


思い出さないようにしていただけなのかも…。



どちらにしろ思い出さなかった。



ここがオーストラリアだからか…?




そしてまさか僕を拓斗が追ってきてるなんて思わなかった。



この時はまだ闇というただ一つの快楽に浸ってられたんだ。


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