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D・H  作者: ララ
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「糸」

どうしようもなくイライラするんだ。



最近。




だからいつも八つ当たり。



弟も最近僕に近寄らない。



兄弟仲・・・別に悪かったわけじゃないんだけどな。





全部僕が悪いのはわかってる。




でもとめられないんだ。





だから今日も僕は喧嘩してたんだ。





原因は受験のこと。



「何!? この成績!!! あんた・・・こんなんでいいとおもってるの!?」



母さんがヒステリックに叫んでる。


これにはもううんざり。


さらにイライラが高まる。




「きいてるの!? 悠里!!!」




「あ〜! もう! きいてるよ!」


うるさい母さんに対して僕も負けずに怒鳴り返す。



今日もにらみ合い。




「なんなの!? その態度は! 誰のおかげで塾とかいかせてもらってると思ってんの!!!」



これにはすごく腹が立った。



「塾なんていかせてもらいたくて行ってんじゃないよ!!! あんたが勝手にいかせたんじゃないか! そういうならやめるよ! 塾なんて・・・!」


言ってから少し後悔した。



失敗・・。



それでもまだ僕は怒りで興奮していた。




それは母さんも同じ。



顔が真っ赤になってまゆがすごくつりあがってなんだか震えていた。



相当怒ってる。



「〜〜っ!!! でてきなさい!!!」



どっかーん。



って爆発音がきこえた気がした。



それは僕からもきこえた。




「ああ!でてくよ!! でてきゃいいんだろ!」




バタン!













こうして僕は家をでたんだ。





まだ腹が立ってる。

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