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D・H  作者: ララ
122/137

二日前

もう時間。




いつもと同じように時間がすぎた。




感動もしんみりもあまりなく。




きっとその方がいいんだ!




拓斗の母さんを不安にさせないためにも…。



だけど俺は矛盾してるようだけど少し残念。



もっと寂しがってもらいたかった。






…なんて子どもじみてるか。




馬鹿だなー。俺。



寂しく思ってもらえないことがさみしいなんてさ!




玄関をでるともう一度拓斗の母さんをみた。



次いつ会えるのかわかんねーし…。




「…今までありがと!優しくしてくれてすんげぇ嬉しかった…」




なんか別れの挨拶みたいになちゃったな。




「何いってんの。会えるのがこれで最後ってわけじゃないでしょ?」




そういった拓斗の母さんの目は笑ってたけど涙がたまってた。




「うん…」



俺は頷いた。



だけど俺は笑えなかった。



そんな余裕なかった。



俺まで泣けてきた…。




「良い子!」



拓斗の母さんは俺の頭をくしゃくしゃ撫でた。




「へへっ…」



嬉しくて笑いと一緒に涙が出てきた。




「あれっ?なんだ…?俺…はずかし…」




やべーとまんねーし…。



泣いたのって…拓斗の母さんの前ばっか。



あー…情けねー…。



ちらっと拓斗の母さんをみてみると拓斗の母さんも泣いてた。




「…焔君、絶対帰ってくるのよ?」




そういって俺を抱きしめた。




「それと…拓斗を宜しくね…」




「…うん…」




俺も拓斗の母さんを抱きしめた。



泣いたまま。



だけど最後の最後の意地で泣き声は漏らさなかった。



拓斗の母さんからも泣き声は聞こえない。



1分くらいそのまま玄関にいた。



心地よかったけどずっとこうしてるわけにもいかない。



そっと手を離す。




顔面ぐしゃぐしゃ。




普段の俺ならぜーったいに怜にだってこんな顔みせない!



でも今日はみせた。



拓斗の母さんに。



ずっとずっと俺を忘れないように。




しっかりと上を向き目を合わせる。




拓斗の母さんもしっかり俺をみる。




「じゃあ…いくよ!」




できるだけ笑った。




ひきつってたかも。




「うん…」




拓斗の母さんも笑った。




最後に握手して手を振る。




そのまますぐ前をむいたら走って走って走った。




後ろは向かなかった。




もう前だけみるんだ。




いろんな意味で…。




空き地ではアリスが待っててくれてた。





「おかえり。シンデレラ」




アリスはそう言うとにっこり笑った。




シンデレラって結局…誰なんだ?




更新遅すぎなララです(^^;)小説読んでくださった皆さん本当にありがとうございます!

そして「D・H」に感想・アドバイスくださる方々本当にありがとうございます!未熟な小説ですがこれから修正などしていきたいと思っていますので宜しくお願いします(^^)


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