二日前
朝…もう朝がきた。
なんか妙に緊張して寝れなかったし…。
俺(焔)そんな性格してたっけ?
は〜ぁ〜…。
なーんかテンションさがるよな。
だってさー…世界を守ったって拓斗や拓斗の母さん達に会えんのってもうあまりないじゃん。
こっちで暮らせるわけじゃないし。
俺ワープもってないからなー…。
能力開花しないかなー…。
はーぁ。
特に拓斗の母さんと会えるのって今日で最後なわけで…。
やだなー…。
拓斗の母さん本当いい人なんだよなー…。
俺の母さん思い出す。
もし俺がこっちの世界の人間だったらさ、きっと毎日楽しくて幸せなんだろうな。
母さんも兄ちゃん達も…おまけに父さんまでいる!
俺らの世界じゃ父親一緒に子育てってあんまないからな。
そんでそんで学校ってとこに通うんだ!
そこは勉強したり部活したりするっていってた。
よくわかんねーけど楽しいんだろーな!
羨ましいよな〜…。
でもまあこっちきてそういう「家族」みたいなの味わえたし…良かったよな。
最初はこっちの世界滅ぼすなんて馬鹿なこといってたけど…。
なんでそんなこといってたんだろ?
多分あれだよな〜…。
何か大きな事をしたかったってやつ。
うん。
だって向こうの世界はあまりにも何も無かったから。
こっちの世界はいろいろなものがある。
楽しいことばっかだ。
拓斗と悠太は「そんなことないよ。こっちの世界だって汚いさ」なんて言ってたけど、毎日が危険でいっぱいで人と関わることもあまりない…なんのために生きてるんだろう?なんてよく考えさせられる向こうの世界よりましだと思う。
だけど俺は向こうの世界の中でもきっと運がいいほうだったんだ。
母さんだって兄ちゃん達だって俺に優しかったし、怜だっていつも一緒にいてくれた。
怜…怜には本当に感謝してるよ。
あの日俺お前と会わなかったら今頃どうなってたかわかんない。
こんな風に笑ってないと思う。
だからそんな怜が狂った魔術師と向き合うっていうなら俺も向き合う。
俺は世界を守るためだけじゃない。
怜のために戦う。
そして怜は拓斗の母さん(とか)を守りたい俺のために戦うっていってた。
それってなんだか嬉しくない?
お互いのために…お互いを信じるってすんげぇ良い。
俺最近素直だと思うんだ。
自分で言うのもなんだけどさ。
これって多分拓斗の母さんのおかげ。
本当の母さんみたいで嬉しかったよ。
こんなこと恥ずかしくて伝えられないかもしれないけど…だけどせめて一言だけは言っときたいんだ。
ありがとうってさ!
もう少しで最終章となります。ページ的にもまだ先なのですが1ページ1ページが短めなのでわりとすぐだと思います(^^)HPでキャラ投票をしているので宜しければ投票お願いします。HPには作者紹介のHOMEからいけます。よろしくお願いいたします。




