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D・H  作者: ララ
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三日前

僕が意外と明日世界が滅びるかもしれないっていうのに落ち着いていられるのは案外自分で自分に能力を発動させてたのかもね。




便利な能力。



でもこれって人の心を少しだけど変えてるってことになるよね?



兄ちゃんと似てる。



能力。



やっぱ兄弟だから?



なんか少し嬉しいや。



考え事をしながらゲームをしてるものだから僕はまた父さんに負けた。



これで三連敗。




「なんだー?調子でないな?悠太ー」



「今日はなんかねー。でも次は負けないよ!」



でも勝ち負けなんかどうだっていいよ。



一緒にいられればそれでいいんだ。



こうやって当たり前みたいなことが実は一番の幸せ。



優しい気持ちになる。






兄ちゃん、兄ちゃんは今幸せ?



世界を滅ぼすのは兄ちゃんにとって幸せなことなの?




僕には理解できない。




だって




虚しいだけじゃん。




そんなの。





時計が12時を指した。



今日のお父さんお母さんはハイテンションでまだ寝そうにない…。



無意識に兄ちゃんのこと思い出したくないからハイテンションになってるのかも…。



そろそろウミのとこいかなきゃな…。



空き地で待っててくれてる。



仕方ないから能力使うか…。



手紙は部屋においてある。



最後に二人をよくみておこう。



お母さん、お父さん、僕いってくる。



兄ちゃんを連れ戻しに…。



だからさ、心配しないで。



大丈夫。



僕やれるから。



あ…そろそろ時間だ。



今日はすごく楽しかったよ!



兄ちゃんがいなくなってから一番楽しかった。



二人ともそう思ってるでしょ?



思ってるよね?



まぁいいや…。



それじゃあ今度こそ本当に…







バイバイ。




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