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D・H  作者: ララ
115/137

三日前

夕ご飯の時間になった。



一日って早い。



僕(悠太)は今日はずーっとずーっとテンションが低かった。



だってやっぱり不安だよ。



僕だって能力もってるけど本気で戦ったことないし。



仲間同士の特訓はどうしても手加減しちゃうもん。



お互い…。



それに僕が戦うのは兄ちゃん。



兄ちゃんと戦うなんて…!



僕はきっと兄ちゃんを攻撃できないよ。



でもきっと兄ちゃんは僕のこと攻撃するんだろうな…。



兄ちゃん…僕のこと忘れてないけど忘れてるみたいだった。



僕への感情がもうなんもないなんて!



憎んでもらうほうがまだマシだよ…。



兄ちゃんのばか!





「悠太ー!もうすぐごはんよー!」



母さんが僕を呼んでる。



いかなきゃ!



メソメソしてる場合じゃないね!



母さんを悲しめちゃ駄目。



父さんはそろそろ帰ってくる…。




がちゃっ。




「ただいまー」




ほらね?




父さんだ。




「父さんお帰りー!!」



僕は思い切り父さんに飛びついた。




「お?なんだ??どうした??」



父さんも僕を抱きしめてくれる。



「別にー!もうご飯できるってさー!」



父さんに捕まったままリビングへ向かう。



リビングでは母さんがテーブルに皿を並べ終えたところだった。



「お、今日はカレーか。久しぶりだな!」



「やった〜!僕カレー大好き〜♪」



僕は父さんから離れてすぐ席に着いた。





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