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D・H  作者: ララ
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第一章一節「糸」

ガタッ!!!


バン!!!!



たった今僕は家をでてきた。



もう戻る気はない。



あんな家もどるもんか。




ここまでくればわかるよね?



そう。僕喧嘩してきたんだ。



どうしてかはこれから話すよ。






とにかく僕は最近ついてない。


家族とも喧嘩ばかり。


僕の世界はすごく微妙になってしまった。


こんなはずじゃなかったのに・・・。


どうして素直になれないのか僕も知らない。僕・・神谷悠里はどうしちゃったんだろう?







ああ・・・・。一度こじれたらどうにもならないよ。














絡まった糸みたいだ。イライラする。

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