《プロローグ》
「ここに記す。」
運命というやつは、いつだって不条理で、そして何より説明不足だ。
喋るぬいぐるみ。 迷い込んだどこかのビルのオフィス。 知らない間に着せられた、フリフリの可愛らしい衣装。
伝説によれば、選ばれし乙女は聖なる杖で奇跡を起こすという……。
そんな始まりの日々を、新品のノート(高い紙)に書き連ねようと再びペンを持った… が、
――パキッ。
静かなオフィスに、乾いた音が響いた。
「 だぁぁァァァァァァ!!! 」
「うわぁ、急に叫んでどうし……、はぁ、また折ったんですか。」
そう、私はペンを折ってしまった。
まずい、まずいまずい。借りたペン(バカ高い)なのに…!!!!!!!
「これは…弁償ですね。来月の給料から差し引いておきます!ドンマイドンマイ~」
ぷぷぷ、と隣で笑いながら私の様子を見る彼…というか、この黒猫は私の相棒。
なんで喋ってるか…って ?
そんなの私に聞かれても知らないよ!最近までただの学生だったし、なんかもう今魔法を使える(らしい)けどそれの仕組みも良く分かんないし…、
「とりあえず、そのノート高いんですから、冒険譚?でしたっけ。書くなら書いちゃってくださ~い」
また黒猫が話し掛ける。
そうそう、冒険譚を書いている途中なんだった。
さてと、ペンを持って_________
中途採用です。
こちらでの投稿はこれが初になります。
お手柔らかによろしくお願いします。




