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太陽がまぶしい『アイドルに憧れて努力したら今度は自分の番でした』  作者: 流行りに乗れない人


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1.自分の道

これは私が中学2年生の頃の話だ。

私には、一人の友人がいた。

彼は自分の進みたい道を明確しているお手本のような人だった。

そんな輝かしい人がある日私に尋ねてきた。

「進んだ後になにが残るんだろう」

進んだ道のゴールに立った者のような疑問だった。

私も一緒になって考えてみるが、金や女など、

煩悩に似た何かした思いつかない。

彼には彼なりの答えがあるらしく、そこには自分の色があるという。

昔に私が憧れていた物と同じ匂いがした。

彼は彼なりの道を歩んでいて、

私の語る「夢」と彼の語る「夢」には現実味に雲泥の差があった。

だが結局の結論は私と似たようなものだった。

”自分だけの色”

友は人にあまり固執しない人だった。

一人が怖くないというか、一人でしか夢を叶えられないという感じだ。

努力を人に見せないというか。努力をつらいと感じないような。

そんな友に私は少しの憧れのような感情を抱いていた。

「自分の道で自分だけの色を探したい」

私はいつの間にか昔のような情熱に燃えていた。

その友とは目指すものが似ていたこともあり、

最初の距離感からだいぶ距離が縮んだと感じる。

仲が深まるほど、私の考えは以前と変わってきていた。

いつしか私は、友の凄さが分からなくなってきた。

努力をすることの何がすごいのか。

努力は人に見せるものなのか、よくわからなくなったからだ。


これは俺が努力をしたからだ。

友と俺とに向けられる周りの目は全く違っていた。

友に向けられている絶対的な期待と違い、俺に向けられるのは

馬鹿なことをやっている程度のものだった。

「この圧倒的な差は何によるものなのか?」

この結論は簡単なことだ。

成果だ。


だから俺はテストで結果を出した。

結果、周りは友の方がすごいといった。


だから俺はnoteでフォロワーを増やした。

友とは全く異なるところで結果を出した。

結果、周りはあまり調子に乗るなと言った。


俺は腹が立って仕方がなかった。

友は俺を褒めたからだ。

周りの意見なんてどうでもよかった。

友はこれが欲しかったんだろと言わんばかりに俺を褒めた。

俺は忘れていた。

友は努力を隠していることを。

これは周りに評価されるまでの段階を知っているから。

自分からいきりだって成果を鼻高々に発表するのは周りから嘲笑される。

だが噂やメディア、友伝いだと人は鵜呑みにし、成果以上の評価を与える

これは人間のプライドからくるものだった。

私の中にはどうにかして友に勝ちたいというマインドがあった。

しかし友は私に負けようが自分の道に入ってこない限りお構いなしなのだ。


私は人生で初めて自分の愚かさを知った。


中2の夏。俺は敗北と努力の意味を経験した。

そろそろ太陽が隠れる季節だ


この作品はノンフィクションです

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