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4話

今年の投稿はこれで最後かと思われます。

(いい加減、受験勉強をしないと…。落ちて(不合格)しまう!)

 優奈と一緒に練習をした俺――佐村 優(さむら ゆう)――は、絶好調だああああ!

……気持ち悪いですね。すみません、調子に乗りすぎました。

「優っ! あ、あのね!」

「優奈、何?」

「…やっぱりなんでもないっ!」と朱色に染めて言う優奈。


 これは優奈と俺の会話だが、これが数十回以上も繰り返している。

なぜ、こうなったかというと……自分でも分かりません。

逆に俺が聞きたい。俺は何をしたのか?と。

ぐうと、お腹が鳴った。俺のバカ!

「一緒に飯でも食べに行こうか」

「う、うん…」とまだぎこちない俺たちだった。


 食事を食べ終わると、ぎこちない雰囲気だったのが、少しだけだが柔らかくなっていた。

「優。明日、市場に行かない?」

「市場か? そういえば行った事無いな…。よし行こう」

外を見ると、陽が地平線に沈もうとしていた。――この世界には、魔法で灯りをとるものがあるのだが基本は原始生活である。

「今日は、寝るか」と言って、俺は優奈を見た。頬を朱色に染めて俺を上目遣いで見ていた。

俺は、それを見て胸の鼓動が早まる。―――身体は女になってしまったが、心はまだ男なんだ。と歓心する。

「優、あのね。い、一緒に寝て!」

―――今、優奈はなんて言った?

「優奈?」

顔だけじゃなく耳までも朱色に染まっていて、唇を尖らせて僕を上目遣いで見つめる。

「一緒に寝てって言ったの! 優の…いじわる」最後の方は小さかったので聞こえなかった。

それにしても、一緒に寝てって……。

俺は、ベッドの傍に行って優奈に寝ようぜ、と言った。


 俺がベッドに横になって、数分経った時に優奈が俺の隣に横になり、俺の身体に密着する。

「ゆうな?」

「何?」一見普通の会話をしていると思うが違う。

何が違うって? 優奈が…。瞳は涙で(うる)んでいて、唇も濡れていて上気している。――何が言いたいかというと、優奈が色っぽいんです。

「…なんでもない。おやすみ」

「おやすみ、優」どこか嬉しそうな声音で言う優奈。

寝ようとするのだが、背中に柔らかく温かいものが当たっていてそれが気になり眠ることが出来ない。

「ゆう、触りたい?」なっ、優奈起きてたのか!

「優奈、起きてたのか?」

「神様だから眠らなくていいの」

「そうか…。離れてもらえるとありがたい」

「いや、なの?」不安そうで、今にも泣いてしまいそうな表情になってしまった。

「いやじゃないよ! むしろ、触りたい…。ってあああぁ!」しまった、つい本音が出てしまった。

優奈に、白い目で見られてしまう! ―――よし、死のう…。




 どのぐらいの静寂の時間が流れたことだろう。少なくても俺にはそう感じられた。

「優なら。いいよ」恥ずかしげな表情をしながら、上の服を脱いで下着姿になる優奈。

その静寂を破いたのは優奈だった。

触って欲しい、と思考が感じ取ることができる。

俺はおそるおそる優奈の胸に手を伸ばして……。

触れた。柔らかくて、温かくて、乱暴にしたら壊れてしまいそうで。

俺は優しく揉んでみた。

んっ、と優奈が色気づいた声が耳に入ってしまい、俺の中の何かの『スイッチ』が入れ替わった。




ここから先は、あれなので…。

優奈と俺の関係は治り、更に進展した――とだけ言っておこう。

はじめましての方は、これからお願いします。

ひさしぶりの方は、遅れてしまいすみません。

宮原葉月です。


今回は、何を間違えてしまったのか……。あんな展開にしてしまいました。

『H+P―ひめぱら―』より過激ではないよね? …大丈夫でした。

さらっと本をおすすめしてみたり。


では、2010年も残り2か月です。早いね! 受験勉強しないで僕は何をやってるんだろう。小説を書いてるんですっ!

では、皆さん良い年を!!

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