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8話

 ご飯を食べ終わった俺たちは風呂に入り終わって部屋にいた。

既にしいちゃんは、すやすやと寝ている。俺は息を吐く。

「優。この娘が好みなの?」

俺の頭の中では、小さい女の子が好きなの? と翻訳された。

「優奈が一番だよ」と言って抱いて唇を交わす。

「ほ、ほんとに?」俺はいったいなにやってるんだろう。

「ああ」すると優奈の変なスイッチでも入ったのか別の世界(妄想)へと飛んでいった。


 優奈が元に戻ったのは、深夜1時ころだった。こっちの世界に来てかなり経ったが1日が元の世界と同じ24時間だと知ったのはつい最近のことだ。

「優様。失礼ですが王がお呼びです。会ってもらいますでしょうか?」おいおい、深夜だぞ。時間をわきまえろよ。

「朝ではダメなのか?」と俺は最後の抵抗をしてみることにした。

「はい。すみませんが取り急ぎの用件なので……」

「わかったよ」俺は重たい目をこすりながら何処なんだ、と聞くと何故か王の私室に案内された。

なんでも、王の"私情"らしい。――私情なら夜中に呼ぶなよと思ったのは俺だけか?


 俺は今、"なぜか"王の私室にいる。

「聞いておるかの?」

この人、王って感じがしないんだよな。

近所に住んでいるじいさんみたいだ。――やば、少し前の世界の事思い出してしまったぜ。

「いや、ごめん思考が飛んでた」

「そうか。……簡単に言うとここに一生暮らしてもいいんだぞ、ということのなのじゃが」

「一生、ここで暮らすか。……それも良いかもしれんが、俺は世界を知りたいんだ。だからそれは冒険が終わってからで構わないか?」

王が了承してくれたので、この話は終了した。

そして、俺は部屋に戻った。

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