パンツを食べる聖女
パンツを食べさせる聖女
聖女が猫獣人の里に、パンツを抱えてやってきた。
「みんなー、ホカホカのパンツだよー」
「わーい」
獣人のロリロリが集合した。
「パンツ!」
「パンツ!」
「はーい、一枚ずつねー」
「お姉さんのパンツの匂い」
むしゃむしゃ むしゃむしゃ
パンツはどんどん食べられた。
「お姉さん、いい匂いだったよ」
「おいしい」
「百合がはかどります」
「それはよかった」
パンツでお腹いっぱいになったロリ猫は
聖女に抱きついて、一斉に抱きついて
ロリ団子になった。
「お姉さんペロペロ」
「ずるい、あたしがペロペロ」
「パンツ」
「おしり」
「こらー、誰かなセクハラしたのは」
「キャー」
「逃げろー」
鬼ごっこならぬロリごっこがはじまった
「ふええ」
「ふええ」
「ふええ」
「ふええ」
ここで聖女はハッとした。
魔王を倒しに行かなくては……
山の上の紫のキャッスルを見上げた。
「みんな、そろそろ行くわ」
「頑張ってー」
「パンツ持ってきてね」
「ブラジャーも」
「ええ。パンツとブラジャーをたっぷり持ち帰るわ」
こうして聖女は戦場へ行く。
〜〜〜〜〜〜〜〜
魔王城の門番
ミノタウロス♀が2匹。
「ミルク飲み」を覚えている。百合ップル。
「あ、聖女」
「聖女だー」
「ミノタウロスさーん、会いたかったー」
「わーい」
「わーい」
聖女とミノタウロス♀は挨拶のハグをして、
挨拶代わりのキスを唇に8回くらいした。
「聖女ちゃんかわいいね」
「むう。あたしのほうが可愛いんだから」
「パンツは?」
「パンツ? あるよ」
「ほれ」
袋いっぱいのパンツ。
「ありがとー。ミノちゃん大好き」
「えへへ」
「この泥棒聖女」
こうして微笑ましい門番はドアを開いた。
百合マンガ喫茶が乱立する魔王城の城下町
〜〜〜〜〜〜〜〜
魔王が図書館で読書をしながら興奮していた。
「え、えっちだ」
百合マンガあるある普通のベッドシーンで
顔を真っ赤にする魔王ちゃん。
無駄に左右をキョロキョロするが、
どうせみんな百合マンガを読みまくっている。
「えっちなことは、いけないと思います」
と言いながら百合マンガの少女の胸をガン見する魔王ちゃん。
そこへ聖女のバックアタック
「まおまおー」
「ギャー! ち、違うのだこれは」
「まおまお可愛いー。ちゅーしていい?」
「だ、だめだぞ、ちゅーはまだ早い」
「どうして?」
「こ、子供ができちゃうんだぞ。赤ちゃんが」
「キャー、まおまお無垢すぎーwww」
「はなせ、はーなーせー、どっか行け」
「えー、仕方ないなー、じゃあどっか行く」
「え……あっ……」ショボン
魔王は物欲しそうに聖女の衣をつまんだ。
「あれあれー?」
「あの、その、き、キスしても、いいぞ?」
「ブファッ!」
聖女は鼻血をバーストストリームした。
魔王は朱色に染まった。
聖女の回復魔法で何事も無かったかのように
鼻血が消えた
「まおまお!」ドンっ!
「ふえ?」
聖女はバーサーカーと化して、
魔王を強引に机に押し倒した。
図書館の利用者が百合シーンを期待してガン見
「はあはあ、まおまお、まおまお、愛してる、好き❤︎」
「や、やばいって、みんな見てるよ」
「じゃあいつヤルのさ」
「い、今でしょ」
「いただきまーす❤︎」
「ああん❤︎」
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これ以上いけない!
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危険な描写をカットして、
聖女はパンツを食べていた。
「まおまおのパンツ、おいしい」
そして獣人の里へ持ち帰り、みんなでパンツを食べましたとさ。
めでたし めでたし