伝書バト考察とツッコミ
『伝書鳩』ってなんだかロマンチックですよね、猫がお使いしてくれるみたいな感じで。個人的には戦国時代に、織田信長さん辺りが行ってこーい!と飛ばしてたのかなというイメージだったんですが実際は全然違うみたいです。またハトならなんでもいいのかと思いきや、日本ではドバトっていう種類を訓練して実用に用いていたそうです。へー!鳩ならなんでもオッケーじゃないのか。
・日本では明治~昭和(1960年頃まで)、主に新聞記者たちに伝書鳩が利用されたことが確認されている。
・世界ではなんと紀元前3000年前のエジプトで実用が確認されている。
・伝書鳩のシステムはハトの持つ「帰巣本能」を利用している。ところが一度はココがお前のゴール地点だよと教えるため、送り先に連れて行って教育しなければいけないらしい。まぁ考えてみればそうだわな。
・訓練された伝書鳩は1000km離れていても届けられるが、普通は200kmほどの距離であったらしい。でも障害物がほとんどない空を飛べるわけだから、200kmでも十分だよね。
・とある情報バラエティ番組で昔、日本でも伝書鳩が新聞社で活用されていたという回を見た。『第一報をいち早く打つことが他の新聞社を出し抜くのに必須だったため、写真と取材メモを新聞社名のついたカゴを鳩に取り付け飛ばした。しかし他の新聞社の鳩とごちゃまぜになってしまったり、途中でトンビなどの天敵に襲われるなどの問題もあった』という。
・近年では訓練された鳩でも帰ってこないことが多くなり、伝書鳩としてのシステムはほとんど失われてしまった。なんか悲しいね…。
ある程度調べたところで、本題。伝書鳩って当時はすごい画期的なシステムだったんだろうけど、令和の今になって考えるとかなりリスキーですよね。今でこそラブレターなんて、郵便局の方が運んでくれたりそれこそメールやメッセージアプリで簡単に送れますけど。
伝書鳩の時代だったらまずどこの誰か分からないといけないから、「〇〇県●●町の□□だよ」とか明らかに個人が特定できること書かないといけないわけですからね。個人情報保護法とかそんなこと言ってられない時代背景だったんでしょうけど。
途中で鳩が落としたり間違った人に配達されたら恥ずかしいし、考えれば考えるほどロマンチックとは程遠くなっていく…。しかしその反面、この伝書鳩システムを利用して敵国の情報を先に入手し先制攻撃したり、取引情報を先取りし巨万の富を勝ち取った人もいるとか。
いつの時代も「使えるモノは使う」人が勝つのかもしれませんね。




