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第8話 あれから1週間――後

後編です

良く分かんないことになってる話です?

ポイントが50超えている!!ありがとうございます!!

今のストックの状態だと2月までは1週間に1回投稿できそうです。

1/31 ・・・⇒…… ?!⇒ ? !

『はいはい訓練始めるわよ~』


『この絵を30分ぐらいずっと見て~』


 イスナーが魔法陣みたいな絵になった。これを見てるだけなのか? これが訓練?

ん? 何かがが俺に入ってくる感覚が……きもちわる。


『目を離しちゃダメだよチノちゃん~』


「ごめんなさい」


 気持ち悪くなってくるこれを後30分か……




(ナシナシ♪チノ♪とっても♪ロリロリ♪みたい♪)

(たまたま♪ない♪ なんにも♪ついて♪ない♪)

『イスナー♪アシャラ♪とっても♪すごい♪神様♪』


『ハイ~! 次はこの絵を30分見て~』


「チノ今見ていた記憶とか、俺に送れるか?」


「え? う~ん? どうかな~? ナシちゃんに届いた?」


『え~!!! そんなずるみたいなことできないよ~』


「う~ん? 届いたみたいだな? イスナー、チノと俺とで記憶を送りあえば時間は半分にならないのか?」


『え~と? ……いまそれわたしが言おうとしたのに~』


「「じ~~~」」


『ハイ、この絵を15分見てね~ナシちゃん達~』


「まあ短くなればいいけどよ。気持ち悪いし、俺達って記憶を送りあえば案外有能になれるかもな」


「2人分で成長できるわね。これを使えばまさにチートね」


『(加護は基本的に神以外には与えられないのに~なんでかな~…………もしかして【ろりこんEX】の効果かな~ま~いっか~)』




(ぽんこつ♪しん♪イスナー♪ぽんこつ♪かみ♪)

(ダメダメ♪しん♪イスナー♪ダメダメ♪かみ♪)

『いじめる♪ナシ♪チノ♪とっても♪ひどいわ~♪』


「あと……何枚見れば……いいんだ?」


『もうさっきのでおわりだよ~。今日はこれくらいにした方がいいかもね~。5時間ぐらいこの部屋にいるから早く寝ないと明日は頭が動かないよ~』


「もう……そんな時間か?」

「は~気持ち悪い~。疲れたわ~」


 俺達は魔法使いの部屋のベッドに入った。これがなかなかふかふかで気持ちいいんだな~~。別にチノと一緒に寝ても何にも思わない。姿は俺自身らしいし。おまけに年齢対象外だ。だから気持ちよく寝れる別にドキドキしたりしない!! …………スヤァ




(ぜんぜん♪つかれが♪とれない♪しんどい~♪)

(すぐに♪にどね~♪ダメ♪さんどね♪ふっかつ♪)

『ご利用は♪計画♪てきに♪使い過ぎは♪ダメ~♪』


 そして次の日の夜、俺たちは魔法使いの部屋でイスナーに言われるまま訓練をしていた。


「あと何回だ? ポーズは?」

「こんどはこの格好?」


 巫女服っぽいのでヨガみたいなポーズをしている。こんなの現実の俺ではできないポーズだ


『次はこれに着替えて~』


「原住民?」

「葉っぱ?」


 イスナーがどこからか出してくる服(魔法っぽいエフェクト+効果音有り)どう見ても文明レベルがかなり低い服? それに着替える俺達。着替える前の服はいつの間にか消えている。ちなみに魔法少女風な着替えは俺が最初の時に却下した。チノはやりたがっていたが気にしない。


『このポーズをとって~』


 次にポーズは片手で逆立ちして槍を足に挟む、槍にぶら下がっている原住民かこれは? まともなポーズはほとんど今までない。一番嫌だったのはセクシーポーズだった。そのチョイス0歳児のそんなポーズどこに需要が在る? え? まさか在るとかないよね?異世界だからってないよね? まあこの部屋には俺達3人しかいないけど。


 あ~すこし現実逃避してしまった


「この謎儀式はいつまで続くんだ?」


『あとちょっとだから~』


 謎の絵を見る事20回ぐらい、服を着せ替えられる事10回、二人別々に謎ポーズをさせられる事100回これは訓練なのか? 厳しい訓練なのか? まあこれを現実でやれと言われたら絶対無理と答えるけど。


(!!!!!!)


 急に俺達が光り出した。なにかとんでもない力が入ってくる感覚がする。


『よし~、後はわたしに話したいと強く願いながらピピピと言って~』


「「え?」」


『わたしに話したいと強く願いながらピピピと言って~』


「「ピピピ?」」


『うわぁ~。きたきた~。これでアクセス権が付与されたよ~』


「「……」」


『わたしを思い描いて話しかけてみて~』


「「……」」


「チノやれよ」


「え? わたし良いけど」


『イスナーちゃん聞こえますか?』


『聞こえるよ~』


「俺も普通に聞こえるぞ」


『う~~ん~? ナシちゃん達には違いが分からない? 試しに声に出さないでやってみて~』


『一体これの何がすごいんだよ』


『チノちゃん聞こえた?』


「え? なにが?」


『一体これの何がすごいんだよ、て聞こえた~?』


「聞こえてないわ」


『これが【神話】だよ~』


「すんごい地味、さっきのあのすごい感覚からこれしかできないのか?」


『??? え? わたしとお話しできる加護だから当たり前でしょ~?』


「はぁ~もう寝ようか」

「へ~もう寝ましょ」


 俺達は疲れた足取りでベッドに向かっている。魔法使いの部屋では肉体?的には疲れないが、精神的には疲れるみたいだ。後ろの方でイスナーが何か叫んでいる。しかし、俺達の歩みは止まらない。


シュン!


 イスナーが瞬間移動して俺達の目の前に居る。ご丁寧によく聞いた事がある効果音付き+背景にでかでかと文字で”待って!”と表示させている。……器用な奴だ。


『ちょっとまって~。これホントにすごい加護なのに~。【運命の子】や【転生者】並みにすごいのに~神様と話ができる神技で物凄い事なのに~。ねえ聞いてる~?』


「今まで普通に話していただろ何が違うんだよ」


『あれはわたしが物凄く頑張って無理して現実でお話しできるようにしてたのよ~』


「その言い方ならこの部屋なら無理しなくてもいいの?」


『この部屋でもちょこっと無理してるんだから~。神の部屋で話すのが一番楽なんだけど~。入るにはかなり条件が在るの~。だから【神話】が有るとわたしすごく楽できるの~。それに神様とお話出来たら喜ぶものじゃない~。幼女声だよ~』


「大変嬉しいです!!」

「うわぁ」


『わかればよろしい~。えっへん~~!!』


 イスナーがふんぞり返っている後ろには無駄に後光が射している。心なしかチノが俺達に冷たい視線を送っている気がする。ロリコンだから仕方がないのだ! 幼女?は愛さねばならない存在なのだ!


「ちょっと~。用事があるならそっちから一方的に話せばいいだけじゃない、聞くのは普通に出来るんでしょ」


『聞くだけの加護は簡単に与えれたみたいだけど~。そっちから話しかけるのは訓練が要るみたいだったんだ~』


「そもそもこれ魔法使い特典だったんでしょ、わたし達が訓練したら別に特典では無いじゃない!!」


 チノが珍しく?イスナーに突っかかている。疲れからか少し機嫌が悪いのかな?


『う、ぐすん、なんでチ”ノ”そんな”ごどい”う”のお”~。イ”ス”ナ”ーのこどい”し”め”る”の”~。そんなわるいのにごどじでないのに~。いいごどじだだげなのに~。うえ”~~ん』


「うわ!チノが幼女?いじめた」


「わ、わたしが悪い訳じゃないのに。あ~もう、わたしが悪かったからもう泣き止んで~」


 紙束(イスナー)からはどこからか漫画のような大粒の水が飛び散っている。

それにチノが近付いて慰めている。


「……ごめんね、イスナーちゃんごめんね、ほら泣かないで、ね?」


……傍から見ているとすごい光景である、紙束から涙?が飛び散りその近くには原住民のような葉っぱの衣装の0歳児が慰めているのだ……サバトかな?




(チノ♪いじめっ子♪いけない子♪もうしない?♪)

(わたし♪泣かせる♪つもりはない♪ナシのせい♪)

『そうよ♪全部♪ナシのせい♪』(ひどくない♪)


『「そうよ、全部あいつが悪いのよハッハッハァ」』


 ん? なぜか笑い出したぞ?


『「全部ナシちゃんが悪かったのよ」~』


「は? 俺何もしてない」


「いつもは、ナシちゃんが突っかかるのに、わたしが言ったからおかしなことになったのよ、それまでわたし達仲良しだったのに~」


『仲悪くなったのはナシちゃんの陰謀だったのよ~』


「え? ただの言い掛かりだ!!!」


「そう言う訳で~わたし達の為に」


『ミュ~ジックスタ~ト』


「おい、待て、嫌な予感がするぞ!!!」


シャラーン


「いやだーーーーー!!!!」


 俺はまた強制的に魔法少女の変身シーンをさせられている。しかも今度は服が魔法少女そのものだ。

それにこの変身のシーンに見覚えがある。俺が好きなアニメにそっくりだ。俺がそのシーンを演じている? 物凄い恥ずかしいし、寒気がする!


 チノおまえ、女の子がしてはいけない顔をしている。あとイスナーお前本当に器用な事するな!! なんだその表現は喜びを表しているのか? ふざけるな!


「な、なに、なにするんだーーーー!!!俺が何した!!!」


「みてた?」


『止めなかった?』


「でも今のナシちゃんとっても可愛いわよね♪」


『ほら~ナシちゃんも見たら~』


 イスナーが鏡に変身した、しかも12枚それに写る俺。


 ……確かにすごく可愛い、俺の好きなアニメキャラがそのまま現実に居る感じだロリ通り越して赤ん坊だけど。まあこれが俺ではなかったら喜んだかもしれない? いや、やはり年齢対象外だ。だけど言わしてもらうが


「俺は別になりたいわけじゃない、見たいんだよだからチノお前もしろ俺だけ不公平だ」


「いやよ~わたしをいやらしい目で見るんでしょ」


「年齢対象外だ」


「でも裸みたら赤面したのに?」


「……してない!!」


「イスナーやれ!!」


『いやよ~チノちゃんはイジメないわ~』


「もういい、てめえら俺を玩具にして目に物見せてやる」


 俺はこの魔法少女服を全部脱いだ。


『「???」』


「きゃあ~!!!」

『ふぁ~!!!』


 俺は今さっきの変身シーンでの羞恥心その他諸々を【神話】と記憶として、このいじめっ子共に叩きつけてやった。


「ふん、これでわかったか!!」


『「……ごめんなさい」』


「わかればよろしい、もうこれからこんな事するなよ!!!」


『「……はい」』 


「それとイスナー、おまえチノにちょっと言われた位で泣いて、それでも神か?」


『う~、だってナシちゃん達に合わせて設定してるから~』


「俺達に合わせてる?設定?……イスナー、おまえ合わせているってどう言う意味だ?」


『ナシちゃんの精神年齢に合わせているんだよ~』


「ん?俺の精神年齢?それは何歳だ?」


『6歳だよ~』


「な?!!俺は精神年齢が6歳なの……6、さい」


 言われてみれば、俺の精神年齢は大人じゃない、無駄に歳だけ重ねた事は認める。が!6歳って……そこまで低いはずは……完全に否定ができない!!まずい!


「あ~せめて12歳でお願いします。」


 俺の精神年齢は6歳らしい?これがイスナーが泣いた原因なのか?なんだか本当に俺が悪かったような気がする。


「なんでナシちゃんが落ちこんでるの?もう仕方ないわね、イスナーちゃん」


『は~い』


シャラーン


 目の前でチノが変身してる。今回、俺は変身していないので安心して見てられる。


 自分が強制的にさせられたポーズも、あの耳障りだった効果音も、あんなに嫌だったが傍から見ると、とても心が躍る。そして俺が好きなアニメの変身シーンが現実に再現されている。いやこれは再現などではない、そんなもの軽く超えている俺は異世界に来て良かったと心から思えた。


「その……ありがとうなチノ、俺を励ましてくれたんだろ」


「そうよもう世話の焼ける主人格ちゃんね♪あと嬉し泣きしないで、その姿だと破壊力がありすぎるわ」


『ホントよね~とりあえず服は着ようね~』


ポン!


 そういえば俺、裸だった。うん、文明人たるもの服は着ないとな!!


 パジャマだけどな!!!


「まあとりあえず元気出たし【神話】も覚えれたし」


「これで一件落着ね♪」


『(え~、一体何が~?)』


「「ハッハッハァ~」」




(……ひどい)

(……ヒドイ)

『……hidoi』


 ……色々ひどい回想だったな。転生してから1週間がたったのか……


 なんだかんだ言ってチノとイスナーが居るお陰で、本当に楽しく過ごせている、あいつ等にはこんな事言わないけどな!!これが俺1人だったらどうなっていたか、母さんとメイドさんとは話ができないし…………


 そういえば母さんとメイドさん以外の人間を見たことがない。そんなことを思っていると……


コンコンコン



イベントクリア報酬

ゲットスキル

【アタマノナカニデンパガ】 ⇒ 【アタマノナカニデンパガ+】

おっぱい♪ない♪ ピピピ

補正 <new>MP消費-3%


【迷(名)推理】

珍しく推理が当たる(10回に1回)

補正 器用さ+1


【二重人格】 ⇒ 【二重人格+】

普通はこんなこと出来ない【魔法使い+】のお陰

補正 器用さ+3 <new>詠唱時間-5%


【怖がり】

イケメン(ボイス)とハスキー(ボイス)てそんなに怖い?

補正 回避率+1%UP


【貧弱】 ⇒ 【貧弱+】

貧弱軟弱ポンコツもっと訓練がんばって♪

補正 器用さ+1 <new>攻撃力+1


【よく飛ぶ】 ⇒ 【よく飛ぶ+】

意識が飛ぶまで=眠たくなるまで

補正 素早さ+1 <new>ジャンプ力が3cmUP


【嘘泣き】 ⇒ 【嘘泣き+】

嘘泣きアラームとか便意アラートとかどうでもいい技

補正 HP+1 防御力+1 抵抗力+1 <new>防御力+10%UP


【魔法少女】 ⇒ 【魔法少女+】

もっとやれと言うフラグ(折れない)

補正 魔法力+1<封印中> <new>魔法力+10%UP HP+3


【すっぽんぽん】 ⇒ 【すっぽんぽん+】

脱いだ魔法少女服はベッドの下にあるよ(フラグ)

補正 防御力+1 <new>HP+10%UP


【カウンター】

この思いをおまえに叩きつけてやる!!

補正 攻撃力+1 攻撃力+5%UP


【変に前向き】 ⇒ 【変に前向き+】

とりあえず魔法少女の変身シーン見せとけば機嫌が良いんじゃないかな?

補正 HP+1 <new>TP+1


【ひどい】

これはヒドイ回想

補正 クリティカル率極小UP


secret

【心のち○こ】 ⇒ 【心のち○こ+】

体に♪ないない♪ どこにも♪ないない♪

補正 攻撃力+10%UP <new>攻撃力+3


【神話】 ⇒ 【神話+】

神技≪神様連絡≫

補正 魔法力+5<封印中> <new>神気+3 神気回復1日+3


【オラクル】 ⇒ 【オラクル+】

実は神からの声が聞こえるだけの加護

補正 魔法力+10%UP <new>抵抗力+10%UP


【神を泣かせし者】

第二位神を泣かせたすごい奴

補正 神気威力+100%


創作日記:最初の構想では今のチノのポジションにイスナーが居る予定だった。

それが今ではこんなことに、でも書くのめっちゃ楽しい。

話し相手が居ると書ける書けるこれもし1人ボッチだったら今の2倍は時間掛かりそう

結果的には良かったのかな?

全然関係ないけど日本語難しい俺日本人だけど誤字とか変文ばっかで申し訳ない

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