第1話 プロローグ
何を血迷ったか初執筆、初投稿します
時間を無駄にしてもいい人だけ見てください
それだけ色々ヒドイです
12/10 誤字修正
1/10 様⇒よう
1/31 ・・・⇒…… ?!⇒ ? ! 他ちょっと修正
2/8 無駄な人称減らしました
はあ……眠い、もうこんな時間か?
1週間前に買った超大作RPG[ケイン・ナイカ]が、ちょうど会話イベが終わったのでセーブした。
お茶を飲み、トイレをすまし歯を磨いた。
(明日は日曜、1日朝から晩まであればかなり進めれるな!)
そう思いながらいつものように布団にはいった。
……
…………
ん?
……ここは、どこだ? 良く分からない空間にいる。当たり一面が透明で満たされている?
う~ん? 自分で感じていて不思議に思うが、そう感じるのだ仕方がない。
これは夢か? 夢なんてここ何年も見ていないのに珍しいな。そう思いながら回りを見渡してみる。
フヨフヨ
(!!!)
体がおかしい! 俺は一瞬体をビクン……と……させれなかった……
『こっち~!! こっち~!!』
誰か呼んでる? 声ではない感じだけど。声?のする方を向いてみる。
(!!!!!!)
そこには、
そこには、
紙に〈神〉と書かれた物体がいる。
頭が痛くなる思いでそいつに話しかけてみる。
『ここは、……どこだ?』
また変な感じだ、でも喋れる?
『ここ~? ここはね~』
『神の部屋だよ~』
『君は死んじゃったんだ~』
『はあ!! 死んだ!! そんな馬鹿な!!』
『突然死だね~w』
イラ!! こいつふざけてんのか!!
『突然死てなんだよ!! 突然死て!!』
『こう心臓がキュと止まる感じ~』
『いやいや、まだ30だし、健康だし、急に心臓止まるような生活してないし!!!』
『じゃあこれみて~』
紙の下の方に突然、映像が出てきて音声付きで再生される。
俺がぐっすり眠っているみたいだ。いびきはかいていないようだな。すると突然、体をビクンとさせて呼吸が停止して動かなくなった。
『ご臨終で~す~』
『え!! 今、死んだの? へ??? あんな簡単に?!!』
『宝くじの1等が当たるよりすごいね~!』
『そんなぁ、まだ[ケイン・ナイカ]終わってないのに』
今とても悲しい、俺の人生はゲーム、漫画、アニメが9割他1割な極端な人間である。
そして、今やっていた[ケイン・ナイカ]は1か月前から発売を心待ちにしていてクリアするまで絶対に死ねない!! と、思ってたのに。ああ死んだ事より悲しい、続きがやりたい。
いや…………まてよ、今の状態これはテンプレ展開では、都合よく今やっていたゲームの中に異世界転移するみたいな。
そうだ……そうに違いない…………
そう確信して右手に力を入れようとして、上下が3回転ぐらいした……。
『ふあ~???』
『はあ~、君は今~、魂だけだから気を付けてね~』
『……』
うん、わかってた。自分が魂だけの状態って。でもさ、生前のように右手に力を入れようとしただけで、上下3回転なんて理不尽だ。いや~、今は手ないし? 足もないし? 体の感覚もないし? よく見たら人魂みたいになってる俺?
すごくない!! 俺超常現象!!!
『??? さっそくだけど~。君には転生して異世界を救って欲しいんだ~』
テンプレ展開来た。まあ、死んでたら異世界転移はできないか。そうだよね~。
ああ、ごめんね。 先立つ不幸を。でもこれで、残念不細工俺とおさらばできる。そしてこんにちはイケメン主人公バラ色人生!! でも俺的にはメインヒロインより、サブヒロインのロリがいいからメインヒロインのフラグをバキバキにしないとな~。なんてバカなこと考えていたら……。
『君は魔法使いなので特典色々で転生する権利があります~』
『……魔法使い?』
『どぅ『わぁ~わぁ~ぎゃ~!!!』』
ハア!! ハア!! 職業の魔法使いじゃなくてあっちの魔法使いか、いかんいかん話を変えねば!!
『しょ、職業のぉ魔ぼう使いでないんでげすね、あ~もすも? て転生が断っとらどうなるんでしゅおうけ?』
もの凄く動揺してしまい自分が何言ってるかちょっとわかんない。俺、豆腐メンタルすぎ!!
『魂が≪輪廻≫するだけだよ~』
一応通じたんだ。
『≪輪廻≫?』
『魂をきれいに浄化して新品にして何処かの世界に出荷する事だよ~』
『それって結局、今の俺はきれいさっぱり居なくなるって事?』
『ん~? 人格や記憶がなくなるだけだよ~『あ、転生します、はい』』
『わかった!! えっと~、次の項目はっと~、え~、通常特典として1つ何でも願いを叶えてあげます~』
『んん~? 確か[ケイン・ナイカ]は6人パーティだったはず。それに主人公じゃなくて、あの魔法使いのおっさんが転生先か? うわ~、あんまり強くないんだよな。もし俺だけが転生者なら結構大へ『1人だけじゃないよ~』』
『え!!!』
『1人だけじゃないよ~』
『全員で12人~、転生して貰うんだあ~』
『全員で12人? みんなチート持ち? これは世界なんて楽に救えるな!!』
いやまてまて? あれ?? あれ???
『そうそう【運命の子】として頑張って貰うよ~』
??? あれ?? [ケイン・ナイカ]に【運命の子】なんて匂わす設定でてこなっかたぞ。それにパーティ人数と転生者の数合わないし。なに、今まで無駄に俺の勘違い。なにまた馬鹿やった? でも、
『【運命の子】か』
【運命の子】、【運命の子】か、小さい時はそれに憧れた事もあったな~。ま、今はオタクなおっさんになっちまったけど、でもあの憧れになれるのか。
それに子、子!!
『【運命の子】て事は皆子供だよな。てことは女の子も?』
『それはいっぱいいるよ~』
ウォッシャ~~!!
めっちゃやる気出てきた~。ロリコンの俺にとって最高じゃないか。いや~、30歳までこじらせて無事魔法使いになっちまったけど。いや~、神様は見ていてくれたんですね!!
もう細かいことはいいかな~。さ~て、どんなチートにするかなと。いやいや、楽観視してはダメだ。ロリにモテモテになる為には色々頑張らないと、まずは情報収集しないとな~。
『転生てどんな感じなんだ?』
一応初めての転生だし、一応聞いておこう、うん。
『え?!!』
『……』
『え~と(パラパラ)質問には必ず答える事(パラパラ)禁則事項以外はっと~』
紙が何かくるくる回転してる。
『……』
『ああ~? え~と~! あ~っと~? ね~??? ≪輪廻≫して……、あ~と~、え~とね? ≪生まれるはずのない命≫とこう~、コネコネして吸収合体して~、あ~と~』
『……』
急に吃りだしたぞ、それに≪輪廻≫て
『おい≪輪廻≫て、今の俺が消えるのと同義じゃねか、それ転生じゃね~じゃん? お前本当は詐欺師か悪魔じゃないだろうな!!』
『うぅ~、なんでこうなるかな~。いまどき転生について聞く奴いないと思っていたのに~』
『ああ~、もう~、……新転生システムになったんだからしかたないもん~。どうしようもないもん~』
『輪廻か転生か~、どうする~。選択肢はこれ以外ないよ~!!』
……
…………
『転生で俺の今の人格とすべての記憶の保持。いや、転生者全員の今の人格とすべての記憶保持で!!!』
『え!!! 本当!!! わかった~。やればできるじゃん~。助かった~』
『え~、コホン! ……もうそろそろ時間なので続きはまた後で~。バイバイ~』
『え? 急にちょっと待って……ふざぁ…………
急に意識が遠くなっていく、それとは別になにか不思議な映像が入ってくる……12人……子供たち……様々な種族の…………あ、この子俺のドストライク………………
……
…………
………………
『ふぅ~、うまくいったかな~?』
紙が誰も居なくなった空間で漂っている。
『まあ計画どおりだぜ』
そこに〈GOD〉と書かれた紙が現れる。
『何とか1人は無事にあの願いをしてくれたようで、よかったですね!!』
その他にも多種多様な言語で書かれた紙が次々に現れていく。
『だいたい! この新転生システムてどこの誰が決めたのじゃ? これじゃあ転生なんて本当に名ばかりじゃのお』
『まあまあ、こうでもしないと【転生者】だらけになりますよ』
『でも、これで今回も私たちの勝ちかな?』
『当然』
12枚の紙が徐々に集まりだして……紙束になった。
『次の仕事をしないとね~』
そう言い残して紙束はこの不思議空間を後にした。
イベントクリア報酬
ゲットスキル
【勘違い】
よく勘違いする馬鹿な奴
補正 HP+1 たまに運UP
【フラグバキバキ】
フラグは折るものバキバキポキポキ
補正 クリティカル率極小UP
【変に前向き】
なんでそこで前向きになる?
補正 HP+1
secret
【ろりこんEX】
呪い Yesろり~た!!Noタッチ!!
補正 器用さ+10%UP ロリと認めたものに対して様々恩恵を与えれる!!
【魔法使い】
割とどこにでもいる
補正 MP+100 魔法系に補正が入る
【運命の子】
神に選ばれし使命を負った者 ロマンの塊だね
補正 全能力+1%UP 成長に対して多大な補正
【転生者】
前世の記憶を保持している者
補正 初期ステータス最大化 スキル習得に補正が入る
ケイン・ナイカ=カンケイナイ のアナグラムです
投稿は最短で1週間後の不定期連載です
1ヶ月ぐらい平気に開くかも
創作日記:自分で創作するのがこんな楽しいなんて思わなかった
こんな小説読むより自分で小説書く方がたのしいよ