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勇者がいない世界で...  作者: たっち
序章
6/18

五年後と成りそこないの登場

南歴1996年 9月2日 13時46分


”正の勇者”が死亡してから5年後本編の主人公ウルベル・オッルドは15歳になった。

そして、ウルベル少年がいるのは王城である。

なぜならば5年前から考えに考え決心してから肉体と精神を鍛えに鍛えたウルベル少年だが、南都魔力警備隊に入隊するためには”魔力検査”と呼ばれる試験を受けなっくてはならなかった。さらに、”魔力検査”を受ける条件は16歳以上で”魔力操作”を習得しなければいけなかったからである。

それと今回の謁見がなぜ関係するかというと、”魔力検査”をするために”師”を取るためである。

この世界においては”し”という言葉自体が魔王に直結してしまうため、あまり”し”という字を使った職業や、単語はつけないのだが、”師”は別である。

”師”とは、世界で魔王を倒す、もしくは封印する、または魔人を100人以上殺したものにのみ与えられる称号のようなもので、”師”の称号を持つものは、魔力検査を受けたい若者に魔力操作を教える職務がある。

王は、その”師”をウルベルにつけたかったのだが、なにしろ”師”は少ないためまずは見つけるのが大変だ。

さらに、そのような一般的に”強き者”と呼ばれるものに教えを乞うものは珍しくない

'一部を除けば'

その一部の”師”は強いのだが世間一般から”危険人物”あるいは、”災厄級の化け物”と思われている者たちのことである。

やはりい、どの世界にも強いゆえの孤独というものが存在しているらしかった。

そして今回王が呼び寄せた”師”はそのたぐいの男だった。

まず、全身が黒い衣服で覆われている。

そして、フードをかぶっていたため顔が見えない。

そんな見るからに”裏の世界の住人”という感じの男だった。

その男は王にあってから開口一番こういった。

「こんちゃ!王!この坊主を俺が育てんの?」

彼は、”魔王の出来損ない”シルバ・ダスクは、礼儀を知らない男であった。


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