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爆縮と体温の機知(1)

空理蠅

それぞれを覆して

闇夜に埋もれる時も

全ての歯車を回して

日の下

大の字で寝転がる時も

変わっていない

何も変わっていない

気づいたら

自分が消えてしまうから



自分の頑張りに

嘘をついた

嘆きたいだけなら

五月蝿い人間だ

飛び回って座り込む

そんな事しなくていいのに

認めたのは自分自身

行動の先にあるものに

縋りたいだけ



大切にしたよ

丁寧にしたよ

何でわからないの

配慮してよ

考慮してよ



ウザったいだけの

着信が暴れるぜ

どうせ

あの話なんだ

数日前から

におってた

言葉の隙間に

埋められていて

ゆっくり

語りかけてくるみたいだ

失敗しそうで

挑むんだから

失敗するのは

当たり前だろう

言いたいぜ

頭に振り下ろすハンマー

口で叩きたい



お前が駄目なのは

お前の所為

ネガティヴ論争

暗黒物質

コーヒー淹れたら

落ちる雫

お前の涙は

いつも

お前の為



素通りして行く猫に

少々癒されながら

昨日の空想

飲み込んだ気持ちは

今日は下から出たみたいだ

インターフォンの音が

法螺貝の音に聞こえる

だけど

今は それなり 大丈夫

鍵を開けに行く

どんな顔しているかな

優しくしなくちゃいけない

指示が出ている

ドアの取っ手に

手をかけた

開いた先には

ハンカチーフ


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