1話 とりあえず村に行ってみよう
(土と草の匂いがする)
ふと目を覚ますと僕は草原の中で横たわっていた。
なんで、こんな草原で寝ているのだろう、そんな事を考えながら衣服に着いた土や埃を荒いのけ道のようなものに沿って僕は歩き始めた。
頭の中が、まるで何かに消されたように僕は何もわからないままひたすら歩き続けた。
歩きながら僕は色々と、考えるが知識はある、、、でも他のことがわからないいったいどうなってるのだろう?
何故かわからないが、この道を行けば〝ガウ〟という村に行けるろ言うことだけわかったとりあえず僕はそのみらに行くことにした。
3時間後
舗装されてない道から舗装された道にかわってから人族がチラホラと見受けれるようになってきた。
(人族?なんで、そんな事を思ったのだろう?他にも種族的な何かがあるのだろうかわからない)
そんな事を考えながら、歩いいていく。
そして考えがまとまらないまま僕は知識にあった村に着いてしまった。
あまりに大きく、村といえる規模ではなかったが、、、
(知識にあやまりがあるのかな?)
「すいませーん。」
僕は、ひとまず門に立っている男の人に声をかけてみた。
「すいません、ここはガウの村であっていますか?気がついたら東の草原にいてこちらに村があると何故か分かったのでひとまず来てみたのですが」
すると、門番の人が
「ん、どうしたんだい?道に迷った口かな?ここは、ガウの村ではないよ。ガウの村と言われてたのは100年くらい前だよ確か。今は名を変えて〝辺境都市 ガルス〟と呼ばれているよ。どこかの村の子かな?」
「いえ、何も思い出せなくて歩いてきたんですよね。僕の知識が間違っていたみたいですね。すいません。」
知識が、間違えていた事に何故か恥ずかしくなり顔が熱くなるのを感じていると門番の人が
「そうか、記憶が、、どうしたものかね?とりあえずこちらの兵舎で詳しく話を聞かせてもらっていいかな?記憶がないのであれば大変だし身分証もないみたいだから話を聞かせてくれるかな?」
門番の人は、そう言うと僕を兵舎の中に案内してくれた。
「さて、まずはっと、、、。ここは治安もあまり良くないし都市の安全のために簡単なチェックをさせてもらうよ。」
そう言うと、門番さんはテーブルから白い球体を出てきた。
「まず、この球体に触ってもらっていかな?この水晶は触った者の本質や犯罪行為の有無なんかが分かる優れものでね身分証がない者や怪しい者のチェックに使う道具なんだよ。」
「特に、害あるものでわないからこの〝真実の眼〟を触って君のことを教えてくれるかな?」
何がなにやら、わからないけど触らないといけないみたいだからとりあえず触ってみることにした。
「触るだけでいいのですか?」
「ああ、大丈夫だよ触れてもらったら勝手に君の事を教えてくれるから嘘もつけないし君も自分のことが分かってめでたしめでたしだね。」
門番さんは、笑いながら僕にそう教えてくれた。
そして、〝真実の眼〟にそっと触れてみた。
すると、〝真実の眼〟が光り輝き兵舎の中が光に満ちた。
(これ、ホントに大丈夫なの?)