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雨に泳ぐ魚達が蒼穹に奏でるシンフォニー

作者: 風連

この胸の中のため息が、出口を求めているのを、感じた。

背中の骨が、ラリラリと動く。

うねりくねり、水際の泡の間を行き来していたのは、遥かなる遠い先祖からの幻影だったからだ。

それなのに郷愁きょうしゅうは、失われたよろめきと乾いたくちびるを、消え逝く指の間に透かしながら、今更の薄い膜を張るのだ。

西暦3011年、人口の爆発と環境の変化が、地球を襲っていた。

新しいフロンティアとしての火星には、奇病が流行り、解決策が見つからないまま、移住計画は頓挫とんざしてしまったのだ。

180億がうごめく地上に、人類の繁殖し続ける楽園は存在しなくなっていた。

神話のエデンの園から追われた様に、この地上に限界が来ていたのだった。

やがて人類は、7割を占める海に、救いを求めた。

水生人すいせいじん改造計画かいぞうけいかくが始まった。

もう一度、海に帰るのだ。

適正検査と簡単な外科手術が行われ、海への進出が始まった。

浅瀬の大陸棚から、水生人の拠点が作られたのだが、あんなに保護を呼びかけて来た、くじら海豚いるかが、障害になったのだった。

鯨達の放す超音波に、水性人の新しい耳が反応するのだ。

平衡感覚の混乱は、海の中では死を意味する。

この障害から内耳を守るために、音叉障壁擬耳帯おんさしょうへきぎじたいが、埋め込まれて、問題は解決されたのだった。

そこから、果てしない海洋開拓の歴史が始まった。

百年の年月は、アッと言う間だった。

水生人には、肺呼吸という、足枷あしかせが掛けられていたが、特殊な濃縮酸素を持ち運ぶ事で、劇的に呼吸数を減らす事が出来ていた。

居住区の床や道路を浅い水で満たされた、海底都市の外でも無呼吸活動が可能になっていた。

海洋牧場は、劇的に大きくなっていった。

その酸素を入れる銀色の入れ物は、外見がペットボトルそっくりで、1本を満タンにしていれば、丸1日分に相当した。

水生人として産まれ育つ、第3世代が育ち出していた。

もとミネアの1日は、両手を洗顔ボールの水に漬ける事から始まる。

両手の指の間から、フワフワと半透明の藻の様なひれが広がり出す。

手を上げて気体に触れると、巣穴に帰ってでも行くかの様に、指の間に消えてしまう。

水生人の証だった。

交換留学生として、もう直ぐ、乾いた場所の学校に行く事になっていたから、身体を慣らしていたのだが、ひれを見るとやっぱり落ち着くのだ。

柔らかな髪を、頭の形に撫で付けると、余った髪は、静電気の作用のある特殊なピンで留めた。

まるで絵筆で書いたかの様に、ピッタリ頭の形に貼りつく、ヘアースタイルが出来上がった。

下着を付ける必要のない、特殊な服を身につける。

外側は、テラテラと光り、首元と手首足首は、キュッと締まっているが、水中でなければ、程よく余裕が感じられるのだ。

洗面所には、水やお湯の出る蛇口と並んで、高濃縮酸素こうのうしゅくさんそを供給する蛇口がセッテングされていたから、支度は簡単だった。

ボトルを回して、ゲージのラインを見てから、ミネアは足りない分を補充した。

満タンのゲージが青く光った。

腰のベルトにカラビナで、濃縮酸素のボトルを下げた。

リュックには、昨夜のうちに、足鰭あしひれも入れてある。

水生人の足にも、ひれは、存在するが、二本足で歩く事を優先していたので、何の役にも立たなかったのだ。

むしろ、水中では、大型の人工鰭じんこうひれをつける方が、理にかなっていた。

ドーム内の家の床は循環式じゅんかんしきの5センチ程のプールになっていて、常に両足は水の中だった。

霧が発生してる湿ったマットの階段を降りると、朝食の支度をする音がしている。

「おはよう、お母さん。」

「あら、おはよう。

早いわね、あいわらず。」

母のサリが、台所で朝ごはんをトレーに乗せてくれた。

海洋牧場が軌道に乗っていたので、食卓は朝から贅沢なぐらいだ。

一時期、人類は飢えて滅びると、騒がれていたのが、嘘の様だった。

海洋開拓にリスクはあったが、地上での無謀な食料争いからは、解放されたのだ。

資源の発掘や海流を使った発電所や、海面上で育つ、海の塩害えんがいに強い植物の発達などが、次々と行われていた。

運ばれてきたのは、野菜のポタージュにトースト、まぐろ交配こうはいされたさめのベーコンに、目玉焼き。

海藻と配合されてタンパク質が増えたレタスやトマトが、サラダの皿を埋めている。

「今朝はいちごが、あるわよ。」

「わー、クレープで食べたいな。」

「はいはい、帰って来たら一緒に焼きましょうね。」

やがて、父と兄が降りてきた。

産児制限があるので、子供は1人か2人。

滅多に3番目は存在しないが、元家もとけも兄と妹の2人だった。

食べ終えると、ミネアは、学校に向かった。

玄関を出ると、裸足のままで、水が流れる歩道を進む。

メインロードには、目的地に送ってくれる稼働道路かどうどうろが待っている。

脇に立つ支流の光る輪の中に足を入れると、その輪ごと、本流まで運ばれ、スッと流れに乗せてくれる。

肩まで水が立ち上がり、身体を支えてくれるので、立ってはいても、無重力に近く、何時間でも本流を流れていられるぐらいだ。

腰のベルトに登録された出口で、浅瀬の支流に押しやられ、静かに止まってから、光の輪から出れば、学校は目の前だった。

ドームの外を、珊瑚礁さんごしょうと色とりどりの魚達が泳いでいるが、見慣れた景色なので、ミリアは階段を駆け上がり、職員室に向かった。

土生人どせいじんとの交換留学生に選ばれ事は、栄誉えいよな事でもあったが、そこら中空気の世界で、川や滝を見るのが楽しみだった。

廊下で、担任のしまノドム先生に出くわした。

「おはようございます。」

危うく、浅く水が張られた廊下を走る気満々だった自分に急ブレーキをかけて、ミリアはノドム先生に、朝の挨拶をして、ピコンと頭を下げた。

「おはよう、元気だねー、相変わらず。

今朝、ドライルームは、使えないのがさっき判ったんだよ。

水漏みずもれしてて、湿度が高くて、修理だそうだ。

治るのは、午後になるらしい。

図書館で自習するか、自宅に一旦帰っても良いぞ。」

がっかりだ。

夏休みの初日を潰して、駆けつけたのに。

落胆が顔に出たのだろう。

ノドム先生が、代案だいあんを出してきた。

「それとも、地生人の交換留学生の為のカリキュラム作成で、荒波のドームに行くのに、ついてくるかい。

足鰭あしひれは、持ってきてるかな。」

「はい、リュックに入ってます。

ボトルも満タンにして来ました。

連れてってください。」

「よし、じゃあ、家の人に了解取ってから、行くか。」

自宅に連絡してから、2人は建物の外側をグルリと回る水のしたたり落ちる廊下を進み、外階段を降りた。

階段は、滑り止めの樹脂じゅしで、固められていたが、途中から天然の岩肌を削った物に変わりだし、横の壁自体がポウッと光り出して、珊瑚と石が混ざった地面の下に続いていった。

残り3段を降りると、ドームの出入り口のゲートに出た。

2人で準備室じゅんびしつに入り、扉を閉めると、先生が4回ボトルを吸うようにと、知らせてきた。

リュックから足鰭あしひれを出し、履くと、真ん中の支柱に捕まり、ボトルを吸った。

下から水が溢れ出し、たちまち顔まで海水に埋まった。

外への扉が開き、水の中で広がった手のひれを使い、2人はドームの外に泳ぎ出した。

珊瑚礁の海は明るかったが、それでも陽の射さない場所があるので、彼らの服自体が、水に反応して光を放っていた。

少し、下の方に、キラキラと荒波のドームが見える。

学生の身では、勝手に自分のドームから出たり出来なので、ワクワク感が止まらない。

先生が大きく足を使って、下に下がって行く。

ミリアも、負けずと海を蹴った。

水生人の眼は、二重のまぶたを持っていて、水の中では透明な方で、海水や微生物から眼を守っていた。

肺に溜まった高濃縮酸素のおかげで、息をしなくても、2人はグングンと泳いで行った。

手の中のひれで、軽く前を掻きながら、足鰭あしひれで、距離を稼ぐ。

珊瑚の美しい大陸棚から、海溝の暗い穴が見える場所のすぐ近くに、荒波ドームは作られていて、どこのドームより、深い場所にあった。

暗く見える背景の海の色を背中に背負ってる様は、スノーボールその物だった。

近くを縞柄のえいが、群れで泳ぐ姿は、圧巻だった。

水生人が海に住むようになってから、新種の海洋生物が、多数発見されていた。

陸にいては見ることの出来ない生き物達が、ウヨウヨと現れるのだ。

この辺りには、海亀も多い。

荒波ドームの側には、真珠珊瑚しんじゅさんごとカラフルな熱帯魚が、前半分を占め、後ろ半分には、大型の鮫やら頭のとんがったたこやら、ランダムに輝く海月くらげが、色を添えていた。

海流の温度自体が、荒波ドームを挟んでかなり変わっていたので、2人は温暖な海流から離れないように、少し遠回りして、ドームの入り口に入って行った。

ノドム先生の後に続き、ミリアも足鰭を脱ぎ、真水のシャワーと乾燥用のドライヤーを受けた。

服もアッという間に、乾燥するし、手の中のひれは、縮んで、消えた。

リュックに足鰭をしまうと、扉の青ボタンを押して、外に出た。

ドームの中は昼間だが、天井は昼と夜が半分づつ存在しているかのように、明るい海と暗い海に分かれていた。

交換留学生受けの良いドームなのだ。

温度差のある2つの海流の境に渦が生じ、それを観察する事も出来た。

深海鮫しんかいざめと蝶々の様な熱帯魚が、隣り合わせに泳ぐ姿を観るのは、ミリアも初めての経験だった。

ノドム先生は、このドームの教育委員会の代表と話をしに行ったので、待ち合わせのカフェを決めてから、ミリアは散策に出た。

空圧式自走籠エアーハングを1台貸してもらって、珊瑚の丘にでかけた。

空圧式自走籠エアーハングは、立って乗る1人用のスクーターで、水の上に浮いて、乗れば両脇からハンドルが出てくる。

それをつかみ、右を前にひねると進み、後ろにひねると止まる。

左をひねれば、後ろに進む様になっていた。

後はハンドルを掴んだまま、身体を傾かせれば、そちらの方向に向かい、真っ直ぐしていれば、直進した。

軽く地面の波を立てながら、自然公園を進むと、足元のドームの壁越しに、珊瑚礁が現れるのだ。

そこは海洋牧場になっていて、開発された魚たちが、種類別に区分けされ、泳いでいた。

昔は川に帰って産卵していた鮭が、銀のうろこを光らせている。

貪欲どんよくで、稚魚の時でも共食いをしていたうなぎも、改良されていてそういった性質は、今は影も形もない。

大型化されたかに海老えび甲殻類こうかくるいは、身体に反して、爪が小さくなっていた。

海洋牧場の檻の間を、赤や青の縞柄熱帯魚達が、せわしなく泳いで行った。

外側の大きなあみの目をくぐられる大きさの彼らは、他の魚に襲われないので、この中をウロチョロしているのだ。

海洋牧場の魚たちの口からこぼれた餌を片付けてもくれるので、よい掃除屋にもなっている。

明るい牧場を過ぎると、深影の部分に出た。

まさに、夜の様だった。

かなり走ったが、その暗い水底からは、何も見つける事は出来なかった。

岩肌が闇に消えていくのを、見るばかりだったので、ミリアは待ち合わせのカフェに向かうことにした。

スピードを上げて、公園内を走ると、目的のカフェは、直ぐに見つかった。

カフェの前に止まると、空圧式自走籠エアーハングを駐車場に固定した。

フレッシュジュースを飲んでいると、ノドム先生も、やって来た。

そこでランチをとると、荒波ドームを後にした。

午後からは修繕しゅうぜんの終わったドライルームで、地上に慣れる訓練をしてから、ミリアは自宅に帰った。

苺のクレープのオヤツを食べながら、荒波ドームの事を話しだのだった。

1週間後、ミリアは3人の留学生達と地上に向かい、代わりに地生人の少年達が、大陸棚の海底ドームにやって来ていた。

ミリアは、地面を流れる真水や滝を見学し、雨に打たれる経験をした。

羽毛と翼を持つ鳥は、小型のものは、ドームにも居たが、大型の鳥が肉食なのに自由に空を飛んでいるのには、何故かゾッとした。

海底ドームでは、小型のペットしかいなかったし、籠から出す事は禁じられてからだ。

水槽に飼われている魚の小ささに、納得した。

大型魚には、大きな水槽がいるのだ。

ましてや世界の海を渡って泳ぐ鯨クラスになったら、人の手にはおえないだろう。

海底のドームで大きな鳥が飼えない様に。

空気の世界と水の中の世界の違いが、良くわかる。

ミリアの交換留学生としてのカリキュラムは、明日が最終日となった。

ホームステイしていた林さんの家で、ミリア達の為にパーティが開かれていた。

ケーキやサラダや開発された海牛かいぎゅうのローストビーフなどを囲んで、楽しい時は過ぎて行く。

靴を履かない水生人にとって、靴づれが出来たのは、衝撃だった。

絆創膏だらけの足も、良い思い出だ。

午後から愚図っていた天候が崩れ出し、雨が叩きつける窓の外は、アッという間に嵐になった。

雷が落ちる。

突然の停電に、悲鳴が上がった。

やがてに非常灯が灯ったが、ミリアの姿は消えてしまっていた。

そして、そこにいた人々の記憶からも、海底ドームの家族からの記憶からも、消えたのだった。

目覚めたミリアは、水を感じた。

水に満たされた幸せを感じていたのだ。

ミリアと同じく、適性検査に受かった少年少女が、特別な海洋牧場に集められていた。

静かな遺伝子の変化を待ってはいられなかったのだ。

遺伝子の気まぐれも考慮こうりょされ、流線形の姿にならない様に過去は封印されたのだった。

産まれたばかりの稚魚の様に、彼らは泳いだ。

1から、言葉を覚え、さえずりを繰り返した。

音声変換器おんせいへんかんきを使い、囀りを地生人や水生人の耳にもわかる様に、訓練をした。

やがて彼らは、海生人の最初の親になったのだ。

彼らは、貪欲で好戦的で、他の海洋生物に容赦なく戦いを挑んだ。

普段は折りたたまれている、手首から出る鋭いトゲには、猛毒が仕込まれていて、大型魚でも、一撃だった。

水で満たされた彼らは、深海に向かった。

大陸棚の面積は、海からみたら、微々たるものだったのだ。

人類の歴史は、海そのものを飲み込み出していた。

深海などの寒冷用スーツと、一気に海底に向かう為の人工鰭じんこうひれが開発された。

海に適応していても、人としての形を保つのが、課題だったのだ。

二本の器用な手と地上を歩く足は、手放さなかった。

それから百年。

海生人の少女は、腰のボトルに濃縮液体酸素を蛇口をひねって、その中にたす。

ゲージが満タンを知らせている。

水生人のドームで身体を慣らしてから、水の上の地生人の世界に、見学に向かうのだ。

水で満たされた身体を空気中で支える為の重力軽減装置じゅうりょくけいげんそうちの使い方にもなれた。

マリンスノーが落ちてくる様に、雨が降るという。

渇いた大地が有り、真水が束になって、流れてる場所を見るのだ。

岩肌や砂地に並ぶ、海底の街には、水生人の様なドームは無いが、灯りがキラキラと闇を照らしている。

海の上にある、星座の瞬く空の様にも見えた。

空気の中で、囀りではなく、声を使うのも楽しみだ。

支度が整うと、朝ご飯の並ぶ、食堂に降りて行った。

袋に入った魚のすり身や密閉容器みっぺいようきの珈琲を飲むのだ。

「ねぇ知ってる。

空気の中だと、食べ物がそのまま皿とかに、乗ってくるのよ。」

飲み物のストローから口を離し、弟がさえずった。

「それって衛生的なのかな。」

食卓を囲む両親と少女は、笑う。

「それもこれも楽しんでくるわ。

トランペットも聴いてくるわね。

空気を吹き込んで音を出す楽器ですって。

私達の為に、空気を揺らしての、演奏会もあるのよ。」

「僕も頑張って、交換留学生になって、演奏会に行くんだ。」

「そうだな。

頑張れよ。」

「さあさあ、食べてしまって。

時間が無くなるわよ。」

海生人の中で流行っている、雨のシンフォニーを心の中で奏でながら、少女は期待で胸を膨らませていた。

フワリと揺れる指の間のひれが、空気の中では、しぼむ魔法を、ドライルームで見ていたし、水生人のドームにも、二回行っていた。

シンフォニーがクライマックスにかかった時、迎えの船が家の前に着いた知らせが、みんなの身体に響いた。

水で満たされた身体は、反響板はんきょうばんの様に、音を受け止めるのだ。

海生人の少女は、行って来ます、と、床を蹴った。

そのまま、玄関に向かうと、迎えの船に吸い込まれて行った。

彼女の通った後には、泡のシンフォニーが水の楽譜に描かれている様だった。

水に満たされた身体を人工霧発生装置が、空気の世界でも、海生人の彼女を守るだろう。

この星での暮らしは、3種類の人々によって、平和と食料を得て、栄えて行くのだ。

あらゆる種類の楽器で、創り上げるオーケストラが、この星のあらゆる水を揺らして、命のシンフォニーを高らかに奏でて行くのだった。


今は、ここまで。

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