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太陽  作者: 姫宮 きら
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毎日の様にあびせられる言葉がある


『いつになれば学校へ行くんだ』


『なにが不満なんだ』


『お前はワガママだ』


不登校になってから

あびせられる言葉を毎日泣きながら返す


「亜弥いつまで休んでるの?」


『お腹痛いもん……』


何度も使った言い訳……

何度も何度も繰り返した休みの言い訳

この後言われる言葉……


「いい加減学校に行けっ」


怒鳴り声を上げ……睨み付け……

子供として見るのではなく……


ゴミを見る瞳で見つめられる


それが嫌だった それが憎かった

殺したいほどに


その後親は諦めて私の部屋を後にする

扉を挟んでもわかるくらい

大きな溜め息を吐き出して……


リストカット……何度しただろう

OD……何百錠飲んだのだろう

分からない毎日している日常


親と祖父母がいなくなったのを見計らい

私は実に1ヶ月ぶりに外に出た


久しぶりに浴びた……日光は暖かく感じる事はなく


寧ろ拒絶を感じた

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