第十二話
投稿遅れてしまったこと、申し訳ございません。
二人の子供の手によって銀と青の光に包まれた部屋は見事にその姿を変えていた。
部屋は綺麗な木目調のアンティーク家具で揃えられ、所々に銀と金、そして青色の花や造花が飾られている。部屋には窓という窓はなく、日の光というものは存在しない。そう。存在しないはずなのに、部屋は金色の暖かい光で満たされている。
二人の子供が手をつないだまま、瞼を開く。二人の子供の瞳は一瞬、青色に光ったような気がした。
コツコツコツ
静かな館の廊下に靴の音が鳴り響く。
音を鳴らしている方を見れば、仮面を付けて執事のような恰好をした人物が歩いていた。
その人物は長い長い廊下を抜けて、大きなホールに足を進める。ホールまで来ると、その奥にある大きな扉を開け、その奥にへと入っていった。
その人物が扉を開け入った先には、八人の人物が立っている。
その人物が扉を開けた瞬間、音の鳴った扉の方に目を向けた人物たちだ。
八人の人物のうち、金の結んだ長い髪に瞳は緑。腰に剣を下げ、外套を羽織り近衛のような恰好をした人物が口を開いた。
「さて、案内人君、お客様、、、いや、仲間となった二人はどんな感じだったかな?」
その騎士のような人物はその人物に起きたことを全て分かっているような言葉で質問をしてきた。その騎士のような人物の言葉に対し、仮面をつけたその人物は驚くような素振りなどは見せず、静かに言った。
「お客様、いえ、仲間となったお二人は私たちと同族でございました。そう、姿を見れば一目で分かる方々でしたよ。金の騎士さん、どうかなさいましたか?そして、私のことを探るような目で見ても何もありませんよ。」
その人物はその騎士のような人物に対し、マニュアルから引っ張ってきた言葉を並べると、その騎士のような人物の瞳の奥を仮面の上から真っ直ぐと見つめた。
その騎士のような人物の瞳の奥には、顔がハッキリと見えない懐かしい人が映っていた。その人物は、その騎士のような人物の瞳の奥に映っていたものを見ると、その人物は懐かしそうな雰囲気を醸し出していた。
どちらの人物が何も喋らず見つめ合う姿を遠目から見ていた淡い緑の髪に青の瞳を持ったその女性が誰にも聞こえない声でポツリと呟いた。
「*****様......。」




