#57 日常とこれまで
皆さん、こんにちは!アオです!
前回と前々回では琴目目線でしたが今回からもとに戻ります!
それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!
琴葉から"週末に話したいことがある"と言われた翌日……
たまたま登校時間が琴葉たちと重なり話しかけるとなんだか
いつもにまして琴葉の挙動が不審すぎる……
その日の学校の昼休み……
俺「琴葉大丈夫か?朝からずっと調子が変だけど?」
琴葉「だっ……大丈夫だよ!ほっ、ほら私はいつも通りピンピンしているよ!」
琴葉はそう言いながらひきつった笑みで俺に言ってきた。
そして案の定というべきかニヤニヤしている咲良。
絶対に、何かあると思うんだけどな……
とは言ったものの、これ以上問い詰めても何も出ないと思った俺は
ため息だけをついて"何かあったら言えよ"とだけ言って切り上げた。
唯人「確かに朝からずっと変な気がするけど……」
俺「やっぱりそうだよね!なんだろうなぁ~……」
文化祭が終わってから数日が経った……だいぶ文化祭ムードも収束していき
中だるみに時期に近いような感じになってきた。
大和「別にテストがあるわけでもないけど、行事もないから
授業に対するモチベが全く出てこないよなぁ~……」
俺「だよな……冬休みまでまだまだ時間があるからな」
唯人「本当にモチベがないのはそうだよな」
唯人が大和の意見に同意すると大和が表情を変えて言う。
大和「……いやいや、モチベがないと言っても唯人には彼女がいるだろ。
モチベがなくても彼女といればやる気くらいは出てくるだろう?」
それが本当のことなのか唯人は大和の意見に黙っているだけだった。
要するに、その通りだということだ。
大和「はぁ~……いいよなぁ~彼女がいる奴らは羨ましいよ……」
俺「だったら大和も新しい恋を探せばいいだけだと思うけど……?」
大和「確かにその通りだけど、その新しい恋が見つからないのよ……」
俺と唯人は大和のその言葉に苦笑いをするしかなかった。
唯人「まあ彼女がいると何かと心強いからな」
満面の笑みを浮かべながら唯人がそういう。その言葉に大和は……
大和「やっ……やめてくれ、俺のライフはとっくの0よ!」
どこかで聞いたことあるようなないようなセリフをつぶやく。
俺「まあまあまあ」
俺はなだめるようにして言う。こうやってバカみたいに
しゃべったりしている時間も楽しいよな。
そんな日々を過ごすこと数日……何気なく突入した休日……
俺はいつもの恰好で、近くの公園へ直行する。
今日は琴葉に呼び出された日だ。何を話すのか知らないが
休日に呼び出して一対一で話すということは相当重要な話だろう。
俺が公園に着くとすでに琴葉が待っていた。
俺「よっ!いきなりどうしたんだ?話がしたいって?」
琴葉「ちょっとね……とっ、隣座って」
そう言って琴葉は琴葉が座っているベンチの隣をたたく。
俺は何も言わずに琴葉の隣に腰掛ける。
俺「なんだか、こうやって二人でこの公園で話すの久しぶりだな」
琴葉「確かにそうだね。よく幼稚園のころとか小学校低学年の
ころはここの公園でずっと遊んでいたよね」
俺「だな、まあ今じゃみんな忙しくなってこういう公園で集まって
遊ぶことは少なくなったけど」
琴葉「そうだけど、でもその分いろいろなところに遊びに行ったりしたよね」
俺「だな、そういえば覚えてる琴葉がこの公園で全く知らない
二、三個年上の人と遊んでいたこと」
琴葉「ああ、そんなこともあったよね。途中で合流した朔と大和が
少し驚いた後にみんなで遊んでいたよね」
俺「そうだっけ……?そこまで記憶ないな」
俺たちは笑いながら昔話に花を咲かせる。
琴葉「数年前の話だから記憶がないのは仕方がないよね」
俺「まあ、そうだな……」
琴葉「覚えてる?小学校の修学旅行で絶対にいらないものを買った朔」
俺「それなら今でも家に飾られているぞ。親が"記念に"って言ったから」
琴葉「まじっ!もう4年も経つのに!?全くいらないものじゃなかったんだね」
俺「ああ、その通りだな」
少し向こう側を見ると小学生低学年くらいの男の子と女の子が一緒に
遊んでいるのが見えた。俺たちは少しの時間その様子を見ながら
俺「なんだか時間が流れるのってあっという間だな……」
琴葉「だね、来年からは文理で別れるからこんな高頻度で
会うことはできなくなりそうだしね……」
俺「だな、というかこの七人が今のクラスにそろっているのも
奇跡かっていうくらいな話だからな」
琴葉「この先、こういうことは絶対ではないけどほぼないかもしれないね……」
俺「というか俺たちこの公園に来て一体何の話しているんだ」
少し笑いながらふざけてそんなこと言うと琴葉が"確かに"と言いながら笑いだす。
琴葉「みんなと一緒にいるときももちろん楽しいけどもそれ以上に
こうやって朔と他愛もない話をするのはもっと楽しい」
俺「まあその相手が誰だろうとその通りな気がするけどな」
俺がそういうと琴葉は唇をかみしめて俺の目を見る。
琴葉「そっ……そんなことない!私は朔と一緒に話している
この時間が一番好き!」
俺「おっ、おう……珍しいなそこまで熱くなるなんて……」
琴葉「っ……だって」
読んでいただきありがとうございました!
ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!
物語を読んでいる皆さんならわかると思いますがとうとう次回で
最終回となります!最後まで主人公たちの恋物語にご注目を!
それでは次回最終回にお会いしましょう!アオでした~!




