#55 文化祭終了後……[琴葉目線]
皆さん、こんにちは!アオです!
今回は文化祭終了後の琴葉目線で書いた話となっています!
いつもと少し違いますが「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!
朔「まあ、腐っても幼馴染だからな」
文化祭終了後の帰り道、私たちが会話をしていると朔がそんなことを言う。
私は朔のことが好きだ……いつから好きになったかなぜ好きになっていたか
私自身でも思い出すことができない。でもいつの間にか好きになっていた。
ただそれだけの話だ。
私「腐ってもって何よ!まるで嫌みたいじゃない!」
私はいつもツッコむときと同じようにツッコむ。
言葉では元気だとしても、朔を想っている私にとっては心苦しい……
朔「別にそんなことはないぞ。一緒にいて楽しいなって思っただけで」
"一緒にいて楽しい"そう言われて私は彼の顔を見ることができなかった。
その後、里香や咲良が帰って行って私たちは二人だけになった。
みんなと一緒にいるときは緊張しないのに、改めてこうやって二人に
なると緊張というか恥ずかしさがこみあげてくる。
朔「にしても、ほんとに文化祭楽しかったよな。あっという間だった」」
朔のそういう意見に私も同情する。
私「そうだね、これまでキラキラして見えていた文化祭がもっと
キラキラした華やかなものになったよ!」
朔「もっと……っていうのはどういうことかわからないけど
確かに自然と憧れに近いような行事が自分たちでやってみると
少し大変さもあったけどやっぱり楽しかったな」
その後、"少し大変さ"というところで軽い喧嘩になったけど
最後には何やってるんだろうってなって二人で笑い合った。
私「私、やっぱり好きだな」
……えっ、私今なんて言った……?やばいやばい……
朔「えっ?何か言った?」
私「いやなっ……なんでもないよ!じゃあまた来週!」
良かった気がつかれていなかったようだ……一安心して私はそう言う。
朔「うん、体調に気をつけてな!」
私「わかっているわよ!朔もしっかり休んで風邪ひかないようにね!」
こうやって、気遣ってくれるのも私が好きだなって思うところなんじゃないかな。
家に帰ってから、私は早速咲良に報告のメッセージを送る。
私が朔のことを好きということは前から秘密にしていたんだけど、
なぜか態度で咲良にバレて今では杏にも伝わっているらしい……
でも、今日みたいに手伝ってくれるから私としては心強い味方だ。
私【やばい、口を滑らせちゃって"好き"って言っちゃった】
私がメッセージを送るとすぐに既読がつき返信が返ってくる。
咲良【うそ!?それで結果はどうだったの?】
私【でも向こう側は聞きそびれていたらしくてぎりぎりセーフ!】
咲良【セーフじゃないでしょ!せっかく告白するチャンスだったのに!】
私【でも、そんな心の準備今の私にはできていない!】
咲良【いずれは告白しなきゃ踏み出せないでしょ!】
私【そうかもしれないけど……帰りの話聞いたでしょ。向こうは
私のことをただの幼馴染としか思っていないし……】
咲良【そんなことないって!もし断られたとしても告白して
相手を意識させることだってできるはずだから!】
私【それはアニメや漫画だけの話で現実ではないから!】
咲良【そうかもしれないけど効果は絶大だから、ほらほら早く告りなよ!】
私【ちょっと考える時間ちょうだい】
私はそうメッセージを送ってスマホをテーブルに置く。
そしてベッドにダイブし、枕に顔をうずめる。
私「あぁ~……朔のばかぁ~……気づいてよ……」
私は少し涙目になりながらそんなことを言う……
こうは言っているものの実際に気がつかれたらいつものように
接することは絶対にできないと思う……
そういう意味でも告白って今までの関係には絶対に戻れない……
んん~……?どうやらいつの間にか眠ってしまっていたようだ……
私はほんの少しだけ腫れている目をこすりながらリビングへ向かう。
リビングからは夜ご飯の良いにおいがしてくる。
母「寝るなんて珍しいわね。準備できているから早く手を洗ってきなさい」
私「うん」
私は一言そう言って水道へ向かう。
夜ご飯を食べ終えた私は再び自分の部屋へ行く。
そして朔のメッセージトークを開いては閉じては開いては閉じてはを
繰り返す……あぁ~……どうやっても誘うことができないて……
結局、メッセージを送った相手は咲良だった。
私【告白しようと思うけど誘えない……どうしよう……】
咲良【やっと告白する気になったか!いつものように買い物誘う感じで
いいんじゃないの?そうすれば不審がられることもないだろうし】
私【でも、一緒に買い物をするっていうよりも、
会話をしてそこから告白をしたいんだよね……】
咲良【なるほど……じゃあ、"話をしたいから"って言って近くの公園に
誘うのはどうかな?ちょっと引っかかるかもしれないけど
朔のことだから普通に了承してくれるんじゃない?】
私【わかった。それでやってみる、ありがとう】
私は咲良とのトークを閉じて再び朔のトークを開く。
直接相手がいないのに緊張してきた……
私【文化祭楽しかったね!来週の日曜日空いてる?ちょっと話したいからさ】
朔【空いてるよ。~】
決戦は来週末だ……
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




