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#52 文化祭最終日~前編~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!

まるでアニメの世界のように文化祭最終日まで天気は快晴。

俺「おはよう、三日とも全部晴れているなんてすごいな」

大和「おはよう。だよな、やっぱり日頃の俺たちの態度が現れたんだよ」

唯人「はいはい、そんなこと言っていないで早く行くぞ」

大和「ちょっ、そんなことってなんだよ!」

そう文句をたらしながらも先に行った唯人のところに着いて行く大和。


大和「いやぁ~、にしてもついに文化祭も最終日かぁ~……

   やっぱり楽しい時間が流れるのは早いものだよな~」

唯人「だな、でも最終日いうだけあって一般公開よりも

   なんか気合が入っているのは気のせいか?」

俺「確かに言われてみれば……少しだけ?」


教室に入ると、昨日ほどではないがそこそこ慌てている先生が見えた。

HRの時間、"文化祭最終日"という話があり解散となった。

少しすると、放送が流れ始めた。

委員長「皆さん、おはようございます。文化祭実行委員会です。

    本日は文化祭最終日です。昨日の一般公開では、合計500人を

    超える方が来場してくださいました。一般公開のお客さんからは

    "とてもよかった"という声などもあったので皆さんが頑張っているのが

    伝わってきました。さて最終日。悔いがない文化祭にしていきましょう

    それでは、文化祭最終日スタートです!」


最終日開催の宣言がされると一日目よりも二日目よりも大盛り上がりを

見せる教室。他の教室からも同じような声が聞こえてくる。

琴葉「さっ……朔、行こう」

俺「おう。でもどうした?いつもの琴葉じゃない感じだけど?」

琴葉「えっ……?そっ、そんなことないよ。ほっ、ほら」

少し向こう側を見ると咲良がにやにやして"いってらっしゃい"と手を振っていた。


……そうは言ったものの、なぜか気まずい……なんでだ……?俺が何かやらかした?

それに誘ってきたときと今の琴葉のテンションが違いすぎる……

すると、文化祭一日目前日の咲良の話がフラッシュバックする。

俺が琴葉のことを恋愛対象としてみているか……家族を除いてこれまで過ごしてきた

中で一番長い時間を共にしてきた異性は誰?と聞かれたら琴葉だが、俺は

琴葉に対して恋愛感情は抱いていない……なのになんでこんなに緊張しているんだ……


ここに来るまでお互いに無言……というか琴葉が恥ずかしがっている

ような感じがする。恥ずかしがる要素があったっけ……?

なんて思いながら行く当てもなくさまよっているといきなり琴葉が声を出す。


琴葉「さっ……朔が行きたいところはなっ……ないの?」

俺「えっ、俺か……?一日目と一般公開でたくさんのところを回ったから

  特にこれといっての場所はないよ。琴葉のいきたいところでいいよ」

琴葉「……そっ、その言葉本当だよね?責任取ってよね」

俺「えっ?」


琴葉がそういった瞬間、いきなり俺の手を引いて階段を下り始める。

俺「ちょっ、琴葉どこへ行くの?」

俺が慌てながら少しばかりパニックになっている琴葉を制止させる。

琴葉「えっ、あっ……ごっ……ごめん。これはその違うの……」

すぐに俺の手を放し、俺と顔を合わせようとしない。


琴葉「えっと……とにかくについてきて!」

行き先を伝えられることはなく俺はそのまま琴葉の後ろを着いて行く。

すると、昨日ほどではないが複数の屋台が出ているグラウンドに出た。

俺「もしかして、食べ歩きをしたいのか?」

俺がそう声をかけるとどうやら図星のように無言でうなずく。


俺「でもいいのか?俺と二人だけだけど?みんなもいた方が楽しいだろ?」

琴葉「……と一緒に周りたいから……」

俺「えっ?」

琴葉「なっ……なんでもない!まっ、まずはあれから食べよう!」

琴葉そう言ってずかずかと屋台の方へ向かって行く。


聞き間違えじゃなければ、琴葉はさっき"朔と一緒に周りたいから"って

言っていた気がするけど……それってつまりどういうことだよ!?

それを聞こうにもなかなか聞き出せないこの状況……


しかし、琴葉の様子はさっきとは打って変わっていつもの琴葉だった。

琴葉「ん~!やっぱりソフトクリームはおいしいねぇ~!」

そんなことを言いながらソフトクリームをほおばる琴葉。

食べ物で元の琴葉に戻ってくれて幸いだ……

少々、また食べ歩きに付き合わされるのか……と思ったが琴葉と一緒に

ソフトクリームを食べているとそれも別にいい気がしてきた。


数分後、そこそこ大きめのソフトクリームを完食した琴葉は立ち上がって

俺を手招きする。もう別の屋台に行こうとしているらしい。

俺「琴葉、どんだけ食べるつもりなんだよ……」

琴葉「朔が、全部回ったんでしょ。でもいくらなんでも食べ物系統は

   そこまで食べていないんじゃないかって思ってね!」

そういうことなのか……俺は苦笑いをしながら琴葉の後についていく。


琴葉「じゃじゃ~ん!次はたい焼き!」

俺「文化祭にたい焼きなんてあるんだ」

琴葉「先生たちが作っているからあるだけだと思うよ!」

まあ、何はともあれ琴葉が文化祭を満喫している様子でなによりだ。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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