#51 文化祭二日目~後編~
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!
大和「お~い!来たぞ~!」
元気よく大和は向こう側で頑張っている調理の人たちに手を振る。
するとそれに気が付いた咲良がこっちを振り返り
咲良「地味に忙しい時間帯に来たわね。料理を提供できるのは
少し後になるけどいいわよね?」
周りを見てみると思った以上にお客さんがいてびっくりした。
大和「悪いな、忙しい時間帯に来ちまって」
申し訳なさそうにいう大和に対して咲良は咳払いをして戻っていった。
もしかして意識してしまっているのだろうか……
近くのテントで待機をしている俺たち。
そこそこ気温が高い中、カレーを食べに来てくれる人は思ったよりも多い。
つまりうちのクラスの屋台は大繁盛していると言っても過言ではない。
俺「ここまで人が来てくれると屋台を作ってよかったなって思えるよ」
大和「だな、宣伝している人たちが頑張ってくれている証拠だしな」
唯人「そういえば、俺たちって今日は本当に何もしなくていいのか?」
大和「ああ、俺たちの仕事は文化祭準備のときにあった屋台を作ることだ。
当日どういうするのは主に手伝い担当の人たちだから心配しなくていいぞ」
俺「それに、今は忙しそうに見えるけどその前後はそこまで忙しく
ないだろうし。あとは当たり前だけど交代制でやっているから
一人一人の負担は少ないぞ。そこについては唯人の方が知っているだろう」
唯人はみんなの負担も考えていろいろなところで工夫を施してくれた。
そのおかげもあってか料理担当の人は大変そうだけど疲れている様子はなかった。
唯人「そう言ってもらえると頑張ったかいがあってよかったよ」
そして待ちながらわいわいと話すこと一時間……
だいぶカレーの屋台から人がはけてきたのを見た俺たちは屋台の方へと向かう。
俺「プレーンを三人前お願いします」
琴葉「了解!私たちももう少ししたら終わるからそしたら一緒に食べよう」
俺「わかった。とびきりおいしいのをよろしくな」
琴葉「もちろん!」
そう言って琴葉は調理のところへ戻っていった。
そして料理が出来てから十分後……"終わった~!"と言いながら琴葉たちが
戻ってきた。そしてその手にはカレーがあった。
俺「お疲れ様。やっぱり昼時だったから大変だった?」
琴葉「うん、お昼は人がそこそこ来るんじゃないかなって覚悟はしていたけど
想像をはるかに上回るほどの人数が来ていてびっくりしたよ。
それでも何とかさばき切ることはできたけど」
咲良「ほんと、最初の方は注文が入るまではほぼしゃべっていたけど
お昼にかけて注文がずっと入りっぱなしで料理しているときは
ほぼ無言だったから疲れたよ」
唯人「まあ、とにかくお疲れ様ってことだな。じゃあいただきます」
一同「いただきます」
俺たちはそう挨拶をして出来立てのカレーを食べ始める。
俺「お~!一口食べただけで滑らかさが口いっぱいに広がる!」
大和「つまりおいしいってことだよな!」
唯人「試食のときも食べたけどこれだけクオリティの高い料理を
お客さんに出すことができたと思うとなんだか誇らしい気持ちになるよ」
別に作ってもいない唯人がそんなことを言いながら食べ進める。
咲良「よかった。そう言ってもらえて」
琴葉「でも我ながら本当においしいよね」
咲良「うん!そういえば食材がそろそろ尽きそうだったよね?」
琴葉「確かに残り少なかった気がするな」
唯人「まじか……ここからのお客さんは少ないと思うけど足りるかな?」
大和「まあ、ここまでお客さんが来るなんてこと想定できなかったし
余らせて廃棄になるよりは全然いいんじゃないか?」
唯人「確かにそれもそうだな」
そうこうしていうちに時刻は午後二時を過ぎた。この時間帯になると
飲食スペースでも人がはけてきて屋台をたたんでいるクラスもちらほらと
見受けられた。その分、人は校舎の方やおやつ関係の屋台の方に集中している。
大和「これからどうする?人は多いけど校舎の方入って回るのもありだけど?」
咲良「……今食事をし終えたところだけどおやつ系統のもの食べたくない?」
琴葉「いいね!ジュースを片手にいろいろなところ回りたい!」
咲良「じゃあそういうことで!」
大和「わかったよ。そうと決まったら早速移動するか」
ということで、昼時よりも人が少なくなったグラウンドを俺たちは
飲み物を片手にぐるぐると回り歩く。
唯人「射的か……景品に当たったらそのお菓子をゲットか」
ここまで回ってわかったことだが、祭りであるような屋台がかなり
少ないということだ。この屋台は祭りとかでありそうだが、輪投げや
〇〇すくいといった定番のものがあまりない気がする。
唯人「一発、打っていくか!」
大和「唯人、なんかパチンコするおっさんみたいだぞ」
大和がツッコむと俺たちに笑いが起こる。この時間も楽しい。
そして二時間後、ひたすらに食べ歩きを繰り返していたためおなかが
はちきれそうなくらい食べていた。
放送で文化祭二日目終了の合図が出されて俺たちは下校となった。
明日はついに文化祭最終日だ。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




