表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/58

#5 作戦実行

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!

作戦を練ってから数日が過ぎていき、とうとう実行の日である

テスト週間に入った。今日は朝から大和が琴葉の方をちらちら見ながら

そわそわしていた。お前が一番普通にしておかないと感づかれるのに……


なんて思っていたが、咲良も咲良の方でぎこちない様子だ。

そりゃあ、好きな人の恋愛を応援しているのだから複雑な気持ちになるのは

わかるが、あまりそういうことをしないでほしい。


そして少しだけ不安を抱きながら作戦実行するときが来た。

流れとしては、大和が琴葉を勉強会にする。今日の放課後は予定が

ないことを事前に確認しているので大丈夫なはずだ。


遠くから大和が誘っているのを見ていると"頑張れ!"と応援したい気持ちが

かなり強くなった。そして次のステップはというと……


図書室に来てから時間をおいて俺たちが"トイレに行く"というウソを

ついてわざとその場から離れる。そしてそのタイミングを狙って

大和が適当にわからないところを琴葉に質問して教えてもらう。


正直、俺たちが抜ける意味があるかと言われたらない……

しかし、彼曰く"協力してもらっているけども恥ずかしい"ということらしい。

まあ彼のことだから、判断は彼に任せた。だからこうなったのだ。


そして頃合いを見て俺たちが合流。図書室が閉まるぎりぎりまで

行って、下校はもちろん二人を一緒にさせるというものだ。


放課後………図書室にいち早く集まった俺と咲良。

咲良「でも二人とも昔から仲が良いからこんな初歩的なこと必要かな?」

俺「まあ、大和がここから始めたいって言ったんだから俺たちがすることは

  それを協力するだけだ。それ以外にはない」

咲良「………そうだよね。よしっ!頑張らないと!」


確かにこの二人をくっつけるためにやっているのだが、それとは別で

普通にテスト週間なので俺たちも勉強をしなければならない。

そういう意味でも彼女は"頑張ろう"と思っているのだろう。


そうこうしているうちに大和が琴葉を連れてきた。

二人は昔から仲が良いこともあってとても楽しそうに話していた。

咲良「やっぱりこんなこと必要じゃないと思うけどな~………」

なんて咲良が一言つぶやく。俺は苦笑いをしながら"まあな"と言う。


勉強を始めてから数分後、俺と咲良は目合わせをして外へ出ていく。

ドア付近から二人の様子を除く。やっぱりいい感じだなあの二人。

咲良「………ふぅ~落ち着け私………」

咲良はこの状況に耐えれないのかそんなことを言って自分を

落ち着かせようとしている。俺は彼女に

俺「………本当に大丈夫か?見るのが嫌なら先帰っていていいぞ。

  俺から二人に言っておくし」


咲良「確かに見るのは嫌………でもいい加減、現実に目を向けないとさ

   いつまでも現実逃避しちゃうから……だから今度こそ

   本気で彼の恋愛を応援しようと思って!だから頑張る」

俺「………咲良がそれでいいなら………そろそろ戻るか」

俺は咲良にそう合図をして二人のもとへ戻っていく。


二人のもとへ戻っても大和がこちらに気が付いただけで

琴葉は彼の質問に丁寧に答えていて、俺たちに気が付いていない。

咲良はさっき言った通りしっかりと現実を受け止めてテスト勉強をしている。

俺はその二つの様子を交互に見比べる。特に深い意味はない。


よしっ、俺もテスト勉強をしなくちゃな……そう思って広げたままの

テキストに答えを書き始める。ちょこちょこ横目で二人を見ているが

小さい声で教えあっているようだ。


そして時刻は5時20分を回った。そろそろ、切り上げた方がよい時間だな。

そう思って俺はテキストをしまい始める。俺の様子を見た咲良もテキストを

しまい始める。すると琴葉が気が付き

琴葉「あれ?もう帰るの?」

俺「ああ、この時間に帰らないとまずからな」

咲良「私も同じ。じゃあ私たちはこれで帰るね~また明日~」


彼女はそう言って自分よりも一足先に図書室を出る。

それに続いて俺も"じゃあバイバイ"と言って咲良の後を追う。


咲良「やっぱりあの二人すぐにでも付き合いそうな雰囲気なんだけどな~」

彼女は愚痴っぽく俺につぶやく。俺は苦笑いしながら

俺「まあまあ、でも確かに咲良の言う通りで時間の問題かもな……」


大和のことが好きな咲良の間の前で言うのもあれだが、二人はかなりお似合いだ。

勉強している姿を見て思ったが、お互いの苦手なところをいい感じに

補いあっている。それに昔から仲が良かったのでそれこそ付き合う雰囲気だ。


それにどちらかが好意を持てばすぐに付き合うはずだ。

アニメのような恋愛はないと思っている俺だが、それでもここまでうまく

いっている二人を見るとこの二人の物語は完全に上手くいく流れではないだろうか。


というかそれを思って、俺たちはここまで協力しているのだから

そうなってくれないと少し困るな……でも一つだけつっかかるのなら

琴葉に好きな人がいるがその好きな人が誰かということだけだ。


本当にそこだけが、不安というか複雑な感情だ……

どうか上手くいきますように!

読んでいただきありがとうございました!

コメント(感想)をくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ