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#36 体育祭ポスター

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!

実行委員会の集まりがあった次の日の放課後……

俺と里香以外、誰にもいない教室で話し合いながらポスター作りを進める。

俺「やっぱり里香、絵上手いな」

里香「ありがとう。朔くんはうっ………うん、いいと思うよ」

俺「……別に無理せずにはっきり言ってくれていいんだぞ」

里香「……すごく言いにくいけど……もう少し頑張ろう」


里香からのダメ出しを受けて頑張ってみるもののなかなかうまく行かない。

里香「貸して!この影をつけるのはこうやってこう!」

俺の手からペンを奪い取るとサラサラと書きなれた手つきで書く。

にしても、距離がかなり近い気がするんだけど……


俺「……へぇ~、俺には何をやっているのかさっぱりだよ」

里香「別に難しいことをやっているわけじゃないよ。

   ただ光がどの位置からあたるからどこの位置に影ができるか

   想像しながら書いていくと上手くなると思うよ」


言葉にしてくれたもののその言葉の意味が理解できず追いつけない。

俺「まっ、まあ頑張ってみるよ」


二十分後……この間は集中していたため二人とも会話をしなかった。

ふと、里香のポスターを見ると後は、色塗りだけで完成だった。

そしてそのポスターのクオリティは神そのものだった。

一方、俺はというとあれからなかなかうまく書くことができず

消して書いて消して書いての繰り返しだった。


里香「……全然進んでないね……明日も一緒に残るからさやろ」

俺「わかったよ。でもなんで里香はそこまで早いんだ?」

里香「……私って集中すると周りが見えないタイプけどそのおかげで

   一般の人が集中するよりも強い集中みたいな感じでできるからかな?」

俺「なるほど……?まあ、里香がすごいことだけはわかったよ」


片付けをして俺たちは学校を後にする。

里香「ポスター作りが終わっても、全校練習とかで代表をやらないと

   いけないのかぁ~……めちゃくちゃ大変だな~……」

俺「だよな、まあ頑張るしかないと思うけど」


とくに話すこともなく数分、帰り道をただ歩き続ける。

里香「……朔くんって恋愛とかしたことある?」

全く予想しなかった言葉が里香の口から出てきた。

俺「えっ、いきなりどうした?俺はないけど……」

里香「そうなんだ。二人のカップルを見ているともしかして

   みんなが恋愛好きで協力したからああなったのかなって思って」


俺「みんなっていう表現があっているかわからないけど

  主に咲良が恋愛好きで協力したリーダーは咲良で

  それに俺たちが勝手に巻き込まれているだけだけどね」

里香「……そうなんだ」

俺「ああ、それに大和や咲良も恋愛をして一区切りしたからな」


里香「えっ!?そうなの!?」

俺「うん、詳しくは俺の口から直接言えないけどまあ恋愛に関しては

  かなりいろいろあったんだよ。だから俺自身は恋愛していないけど

  周りがするから恋愛については少しだけ詳しくなったつもりだよ」

里香「へぇ~、そうなんだ!」


俺「里香の方はどうなんだ、転校してきてだいぶ経つけど

  好きな人や気になる人は見つかったか?」

里香「……いや、まだなんだよね」

俺「そっか。周りに俺以外に恋愛している人がいないから

  恋愛していない人が少し新鮮なんだよね」

里香「そうなんだ」


夕日が俺たちの背中を照らしている。

里香「じゃあ、私こっちだからまた明日よろしくね」

俺「ああ、俺からもよろしく頼むよ」

そう言って俺たちは分かれていった。


翌日、俺が里香と談笑していると咲良が入ってくる。

咲良「あれ、二人とも仲いいね。どうしたの?」

俺「ああ、とくに深い理由はないけど体育祭実行委員って

  ことが一番強いかな、今日も里香にポスター作りを手伝って

  もらうことになっているし」


俺がそう説明すると里香は慌てふためきながら"違うから"と連呼していた。

咲良「はいはい、わかったわよ。それで体育祭の方は順調なの?」

俺「俺たちが直接かかわっている部分だと順調だと思うぞ。

  早いクラスだともうポスターを提出しているところもあるからな」

咲良「そうなんだ、でも体育祭も文化祭も楽しみだよね~!」

琴葉「本当にそうだよね!」

いきなり会話に入ってくる琴葉。里香の表情が曇った……気がした。


その日の放課後、また二人しかいない教室で今度は里香に指導を

受けながら俺はポスター作りに励んでいた。

里香「ここは強調させたいから太い文字を使ってなるべく濃い色を使う。

   この部分はさっきの文字よりも少しだけ抑えるけど、少しだけ

   目立たせる感じで書いてみて」


里香の指示の通りに書いてみるとみるみるうちに高クオリティのものが

出来上がっていく。さすが里香だなと思うこと十数分……

あっという間にポスターが残り色塗りだけというとこまで来た。

俺「お~!もうほぼほぼ完成!すげー!」

完全に語彙力を失った感想だ。その感想に里香が笑いながら

里香「なんとか明日で終わらせれそうだね、じゃあ片付けをしようか」


里香のポスターに目をやるともう完成していた。

俺のを手伝っているのと同時にできたのかそれもすごいな……

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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