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#26 夏祭りの計画

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!

咲良「いや~、それにしても予定より早く告白してくれたから

   予定が良い意味で狂い始めているよ~」

俺「確かにそうだな。夏祭りに引っ付ける予定だったのにな」


琴葉「午後から完全にイチャつきを見せられてみんな

   "早く付き合っちゃえばいいのに"って顔してたからね」

琴葉の言う通りまさにそんな感じだ。


そして二人は"イチャつき"という言葉に反応してまた顔を赤く染めた。

唯人「とっ、とりあえず四人とも俺たちのために協力してくれて

   ありがとな。おかげであっ、杏と付き合うことができたし……」

さっきまで躊躇なく名前を呼べていた唯人だったのか

"付き合う"ことを意識しているのか少しばかり躊躇する姿が見られた。


咲良「よしっ!無事ミッションも遂行できたことだし帰りますか!」

咲良を先頭に俺たちは動物園を後にした。


咲良「これで残るは琴葉だけだね~」

琴葉「えっ、なっ……何のことかな?」

咲良「わかっているでしょ。恋愛のことだよ!」

俺「確かにそうだな。俺を除いて大和、唯人、杏、咲良の恋愛は

  全てが一区切りついたからな」


琴葉「えっ、いや別にそこまでしなくても……」

咲良「大丈夫!恋愛サポートは私たちに任せてくれれば成功するから!」

俺「そうだな、実績としては今日のあの二人を見たらわかるからな」

咲良がこちらをにやにやしながら見てくる……えっ、どうしたんだ?


俺「ところで咲良はなぜこちらをにやにやして見るんだ?」

咲良「うんん、とくに深い理由はないよ~」

この話をしているときにやけに大和が話に入ってこないなと思ったら

電車の隅の方で一人で過ごしていた……


なんだろう、このグループ……恋バナして恋愛協力する前の方が

男女仲は良かった気がする……そりゃあ、あれだけ複雑な恋愛模様を

見せられたら少しは悪くなるかもしれないが……ここまではとは……


そして琴葉も咲良もそのことに気が付いたのかそれから二人は

杏と唯人以外の恋愛については話さなかった。

話さなかった……というよりは話せなかったの方が正しい気がするが……


気が付けば電車は速度を落として俺たちの家の最寄り駅へとたどり着いた。

俺「いや~今日はかなり楽しかったよ、じゃあまた夏祭りの日に~」

そう言って俺たちは解散という流れになった。


咲良「ちょっと遠回りしながら話さない」

そう言ってきたのは咲良だった。彼女はいたずらっぽく笑った。

さてはこいつ、何か企んでいる様子だな……

俺はしぶしぶながらもそれに対して承諾した。


咲良「琴葉たちがいたから電車内じゃ話せなかったけど朔は本当に

   好きな人いないの?気になる人とか?」

俺「だから前言った通りいないよ」

咲良「でも、恋愛してみたら案外楽しいものだよ!」


俺「みんなの恋愛に協力しているからそれはわかるよ。

  ただ、恋をしたことがないからその気持ちが

  "好き"って気持ちなのかわからなくないか?」

咲良「あれ、もしかして好きな人とかがいるパターン?」


俺「じゃないから、あくまでそうじゃないのかって話なだけで」

咲良「な~んだ……」

俺「でも、咲良は今辛くないのか?」

咲良「えっ、どうして?」


俺「だって、あれだろ。大和と琴葉の間がらみで……」

俺はなるべく言葉を濁しながら話す。

咲良「確かにさ、辛かった時もあったけど……今は前を

   向ていると思うから大丈夫だよ!まあでも当分の間

   恋愛はいいかなって感じがする」


確か、咲良は数年間大和に恋をしていたって言っていたよな……

そりゃあ数年恋していた相手に好きな人がいるって言われてさらに

協力してほしいなんて言われたら……わからないがとにかくやばいだろう……


咲良「それに今は自分の恋愛を頑張るよりも他人の恋愛の協力するのが

   とても楽しくなっちゃってさ!とくに今日の二人なんか

   帰りは何も言わずに幸せそうに二人で帰っていたよ!」

俺「まあ、確かに高校に入ってから何かと人の恋愛事情に首をツッコむ

  ことが多くなったけど、嫌だなっていう感じは一切しないな」


咲良「だよね!やっぱりほかの人が幸せなら私も幸せなのかな?」

俺「それが本当にその通りなら楽なんだけどね……」

咲良の言うことにはあまり賛成できない。


俺「それで、俺に話したいことってそれだけ?」

咲良「……一応、他にもあるけど……琴葉のことどう思ってる?」

予想にもしなかった質問が来て俺は少しだけ戸惑う。


俺「どうって言われてもな……でも昔から一緒にいるから一緒にいて

  楽しいし、頼もしいって感じなやつかな」

咲良「確かに、朔と琴葉と大和って幼馴染だからなだよね?」

俺「そうかもしれないな。だからこそ大和は琴葉のことが好きに

  なったんじゃないか?それだけ長い時間を共にしているから」


咲良が何か言いたそうな感じをしているが何も話さなかった。

咲良「そうなんだ、ありがとう。とりあえず杏と唯人が無事に

   付き合うことができてうれしいよ。二人の恋愛協力ありがとね」

俺「まあ、俺はなにもしていないけどな。咲良もお疲れ様」

そう言って家にたどり着いた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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