#24 水族館~後編~
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!
休憩を終えて俺たちは再び水族館の中を回り始める。
続いて俺たちがやってきたところは、外に出たところにあるエリアだ。
ここには主に、キリンやライオンなどの大きな動物が見られる。
琴葉「お~!大きい~!」
語彙力を失った琴葉が言う。まあ確かにそれ以外の感想が出てこないよな。
俺「にしても、外は暑すぎるな……キリンたちも大丈夫なのかな?」
そう思いながら俺たちは次のエリアへと進んでいった。
途中のあのハプニングがあったおかげか少しだけ二人が
ともに意識しているのが目に見えていた。
その後もいろいろなところを周りながら時間が過ぎていった。
時刻は12時を回っていた。するとどこからか"ぐぅ~~"と音がした。
大和「悪い、少し腹がへったものだから」
俺「確かに時間的にもいい感じだし、ここらで昼休憩とするか」
水族館を出て徒歩数分のところにある動物がモチーフの食事処へ向かった。
唯人「へぇ~、水族館の近くにこんなところがあったんだな」
俺「ああ、家族と水族館へ来た時の昼はいつもここだよ。
とくに看板メニューのパンダハンバーグが一番おいしんだよな」
席へ案内された俺たちはさっそくメニュー表を開いて注文をすることに。
琴葉「動物がモチーフになっている食べ物がいろいろあるね~……
あっ!デザートもおいしそう!」
咲良「はいはい、たくさん食べすぎると太るわよ」
琴葉「ふっ、太らないわよ!じゃあ私はこのキリンプレートにしようかな」
咲良の言葉が効いたのか結局、琴葉はデザートを頼まずに一つだけだった。
俺と大和は看板メニューのパンダハンバーグを注文。
咲良は琴葉と同じキリンプレート。そして杏と唯人は、
モンキースパゲッティを注文していた。
咲良「ん!たまごの部分が柔らかくておいしい!」
咲良と琴葉が注文したキリンプレートにはオムライスが付いている。
琴葉「だよね!この特製ソースもオムライスと相性が最高!」
そう言いながらスプーンを進める二人。
大和「こっちもかなりおいしいよな」
俺と同じパンダハンバーグを食べている大和がそういう。
俺「ああ、それにかなりのボリュームもあるから食べ応えがあるよな」
一方、杏と唯人はスパゲッティを食べながら何も言わず笑い合っていた。
その様子に事情を知っている俺たち四人は"さっさと付き合えよ"と思っていた。
しかしそんなことを言えるはずもなく時間だけが過ぎていった。
会計を済ませて俺たちは再び水族館へ戻る。
唯人「まだ半分もあるのか、やっぱり広い水族館だよな」
俺「だな……杏をリードしてやれよ」
唯人「えっ……でも俺にはそんな勇気もないし……」
俺「勇気なくても誘って見ろよ。午前の様子を見ていると杏も
嫌な感じ一切見せていなかったし」
唯人「でもそれだと、みんなに迷惑かけちゃうから……」
俺「……も~、まだ気が付かないの……俺たちは唯人の恋を
応援するために今この場に集まっているんだから。それに友達だろ、
そんな迷惑なんて掛け合ってなんぼだよ!」
唯人は少し考えた後、少し気恥ずかしくしながら
唯人「あっ、ああやってみるよ」
俺「そのいきだ!頑張れよ!」
そう言って唯人は杏のところへ駆け寄った。
そして唯人は耳を真っ赤にしながら杏に何か提案している様子だった。
すると今度は杏が顔を真っ赤にしながら少しだけうなずく。
そして、次の瞬間二人は手をつないだのだ。
ああは言った唯人だが、勇気が出ないなんて嘘じゃないかと思えるほどだった。
そして俺はすぐに残りの三人の今の状況を伝える。すると……
咲良「っも~!!さっさと二人とも付き合っちゃえよ!!」
と二人に聞こえるか聞こえないかのぎりぎりで言い放つ。
幸いにも二人には聞こえなかったようで一安心だ。
大和「にしても、唯人があそこまで大胆な奴だったとはな……
なんだか置いてかれたような気分だよ」
なんて大和が少しだけセンチな気持ちに浸っていた。
琴葉「とりあえずあの二人はしばらくの間放置でいいんじゃない?
完全にお互いが意識しすぎて周りも見えていないようだし」
琴葉の言う通り、いつも周りを見ている唯人でさえ俺たちはおいて
二人の世界に没入してしまっている。相当だよな……
そう話し合いをしながら二人の姿を後ろで見守る一同。
これは完全に水族館デートと名乗っても不思議ではないくらいだ。
そしてあれから三十分が経過した。もちろん俺たちも水族館を楽しみながら
二人の後を追っていた。"恋"の力ってすげーなと思うような出来事だった。
三十分経っても二人は俺たちに気づかないしもっと夢中になっているようだった。
琴葉「あの二人が付き合ったら到底別れることはないだろうね」
俺「あの二人が別れたらそれこそこの世の全てのカップルが別れる
可能性すらあるくらいお互いを想っているんじゃないかな?」
そして時間は過ぎていき三時を回ったころ、二人を読んで休憩にすることにした。
ちなみに、二人は呼ばれるまで俺たちのことを気にも留めていなかったという。
さすがだな。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




