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#1 グループ

みなさんこんにちは!アオです!

今回も"学園ラブコメ"で小説を書いていきたいと思います!

タイトルから少し……いや、かなりハチャメチャ系にしていきます!

それでは「グループ恋愛がやばすぎる!!」をどうぞ!

仲が良いグループ......それはたいていの人は持っているだろう.....

もちろん、俺もとある一つのグループに所属していた。


大和「おはよう、(さく)。待ちに待った高校生活が始まるな!」

俺「ああ、そうだな。俺も楽しみだよ!」

校門をくぐって声をかけてきたのは俺の親友である水野原大和(みずのはらやまと)だ。

彼とは幼稚園からの幼馴染でグループの中でもよく遊ぶ人だ。


琴葉「お~い!二人とも久しぶり~!」

向こうから手を振りながら走ってくる女子。彼女も同じ幼馴染の色水琴葉(いろみずことは)だ。

もちろん、俺と大和そして琴葉は同じグループだ。


俺「久しぶりだね」

大和「だな、あっ!クラス発表がされるらしいぞ!行くぞ!」

大和は俺たちを置いて先に行ってしまった。俺は苦笑いしながら

俺「琴葉は、咲良を待っているの?」

と質問を投げかける。それに対して琴葉がうなずく。


宮里咲良(みやざとさくら)。彼女も俺たちのグループにいて小学校の時に転入してきた。

そして琴葉と意気投合したようで、それ以来ずっと二人は一緒だ。

中学ではこの四人でよくいろいろな場所に遊びに行った。

もちろん、その一つ一つの場所が鮮明に思い出されるくらい強い思い出だ。


俺は琴葉から離れて大和を追いかける。

大和「朔!俺たち全員、同じクラスだぜ!!やったな!!」

大和は小学生のようにはしゃいで喜ぶ。

この高校には一年生のクラスが計5クラスあるためそこまで

同じクラスになることは少ないだろう。しかしそれを引き当てるなんてな.....


大和が言っていた通り俺、大和、琴葉、咲良。全員が同じ二組だ。

こんな軌跡みたいなことってあるんだな......なんて思いながら二組の教室に

大和と一緒に入っていく。すでにクラスの半分くらいの人がいて

"同じ高校だったの!?"とはしゃいでいる姿や"初めまして"の姿などが

見受けられる。HRの支度をしていると


大和「今年も一年よろしくな、朔!」

俺「ああ、俺からもよろしくな大和」

俺たちはグータッチをして自分の席へ戻る。名簿順に席は並んでいるため

俺と大和はかなり遠い席だ。俺の苗字が伊庭(いば)で大和が水野原だからだ。


周りの席の人と一通り挨拶を済ませて俺は席に着く。

そのタイミングで琴葉と咲良が入ってきた。すると俺と大和に気が付いたのか

琴葉「二人とも同じクラスだったの!?すごい偶然!!」

咲良「二人とも久しぶり~!」

と話してきた。結局HRぎりぎりまで話していた。

やっぱり、こうやって話すのが俺の中で一番楽しい。


そして、高校初めてのHRが始まった。

先生「皆さん、初めまして。このクラスの担任の赤羽です。お願いします!

   まずは周りの人と仲良くなるところから始めていきましょう!」

そう言って周りが話始めた。俺もそれに便乗して話す。


いつもの人と話すのはもちろん楽しいが、こうやって知らない人と話すのも

かなり楽しいものだな。そう思っているとあっという間に時間が過ぎた。


入学式があり、教室に帰ってきて先生の話を聞いたら今日は終わりだ。

この後、どうしようかな……なんて考えていると

琴葉「そういえば、私たちのグループってあるでしょ」

大和「この四人のことでしょ?」

大和はそう言いながら俺たちを見まわす。


琴葉「そうそう、そこに今日仲良くなった子たちを入れていい?」

新しい仲間が入るなら俺は歓迎だ。

咲良「いいね!もしかして休み時間に話していた男女二人?」

琴葉「そう!なんかあの二人が入れば私たちのグループもより一層

   盛り上がりそうで楽しくなりそうだなって思って!」


大和「いいな、人数は多い方が良いって言うしな!」

俺「俺も大和と同じ意見だよ。全然かまわないよ」

琴葉「じゃあ決まり!早速明日、二人を誘うね!」


そして翌日、高校生活二日目。登校するとすでに琴葉と咲良が着いていて

その奥に昨日話していたような男女が並んでいた。


俺「おはよう、昨日話していた人たちってその人たち?」

琴葉「そうだよ、昨日知った人たちだけど!」

唯人「洲上唯人(すがみゆいと)って言います。琴葉さんから話を聞いて

   グループに入りたいなって思ったので!」

そこまで厳重にグループと決めているつもりはないんだけどな……


杏「東浦杏(ひがしうらあん)です。お願いします」

もう一人の女子はそう軽く挨拶だけをして終わった。

俺「二人ともよろしく。そういえば、大和まだ来てないよな?」

琴葉「そうだね。大和が来たら朔、説明をしてもらっていい?」

俺「……ああ、わかったよ……」

少しめんどくさいなと思いながら朔が来るのを待つ。


数分後、俺と琴葉そして咲良が集まっているのが見えたようでこちらに来る。

そしてもう一度自己紹介を済ませてそれぞれが話し合う。

やっぱり人数が増えれば増えるほど楽しいのかもしれない。


今日もすぐに終わってしまった。どっかゲーセンでも行って暇をつぶすかという

話になったが、半分以上が予定ありだったのでやめておいた。

新しい仲間も増えてめちゃくちゃ楽しくなりそうな高校生活だな。


そう思いながら俺は明日へ期待を抱いて眠りにつくのだった。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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