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6話 旅立ちの日

5話目でPV100達成ありがとう(2024/4/5)

今回は少し短めです

 魔法の練習で暇を潰すこと2ヶ月

 もうそろそろ春となり種を植える季節となってきた頃

 お父さんに呼び出された

 王都に帰ったはずなのにまた帰ってきた

 ただこの時期に呼び出されるってことはそう言うことだろうな

 兄さんたちもみんなこの時期だったからな

 父さんが物々しい雰囲気で椅子に座っている

 僕はその向かいに座る

 「フォルト 大事な話がある」

 どうせ家を出てけでしょ?

 「実はお前には婚約者がいる」

 「はいはい わかりm………………え?」

 出てけじゃないの?

 「父さんが王都の兵隊だって話はしただろ?」

 「うん」

 「それで戦場に出てたら大活躍しすぎちゃってね 西方軍団の軍団長になっちゃったんだ」

 「えぇーー!すごーい」

 「王様が言ってたんだけど『こう言う武勲を立てた庶民を優遇すると庶民からの支持がすごく良くなるからな』と言うことでお前を家の()()として王女と結婚してもらうことが決まった」

 「え…………」

 王……女?

 「ってか何で僕が長男なの!?」

 「長男()()()といったろう 王女と結婚するのに庶民のくせに五男を出したとなると色々とやばいからな これだから権力者は嫌なんだ」

 「でも何で今まで黙ってたの?」

 「お前のためだよ それにしてもこんなことなら武勲なんて立てなきゃよかったぜこんちくしょう」

 お父さんが酒を飲みながら文句を垂れている

 「じゃあ僕が逃げたらどうなる?」

 「そんなもんこの国がお前を捕まえに行くさ」

 へぇ 国ぐるみの逃走中か いいね

 「じゃあ僕は隣の国に行ってくるよ」

 「おいお前 冗談はよせ」

 「冗談じゃないさ」

 「じゃあこの言葉をくれてやる」

 そういって父さんは玄関の前に立って一言はなった

 「ここを通りたければ俺を倒せ」

 そんな父さんのの姿は立ち振る舞いもとにかく適当でとにかく倒して欲しいように感じた

 「じゃあお望み通りに『ボディエレクトル』」

 僕は父さんを麻痺させて逃げた

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