第四防衛隊とグラント王国の人々
※第四防衛隊についてご紹介
王国兵士の部隊のうちの一つで、主人公リックが所属する五人のメンバーからなる小隊。一般的な王国兵士の部隊は管轄が決められているが、第四防衛隊は遊撃部隊のため、王国全域を担当する。
・主な防衛隊支給品。
・制服:
茶色の襟がついた制服。胸とズボンにポケットがある。長袖の動きやすい安い薄手の制服。下半身はズボンだが希望によりスカートに変更可能。王都の防衛隊茶色。それ以外の防衛隊は緑と色が分かれている。
・ライトアーマー:
通常の勤務で使用する軽装備。金属製の胸当てと腰当、手袋とすね当てのみの装備。
・ヘビーアーマー:
大規模戦闘などで使用する重装備。
前衛用と後衛用で違いがある。
・道具袋
物をいれておく革袋。制服のベルトから吊り下げる。
・各種ポーションや支援道具。
傷用ポーション、状態異常防止聖水、魔法電撃網、縄など
※第四防衛隊のみの支給品
・魔法道具箱
小さな宝箱の形をした魔法道具。様々な物を小さくして保管してくれる。主にヘビーアーマーと予備の武器が収納されている。
・テレポートボール
青い小さな玉の形をした魔法道具。グラント王国全土の地図が記録されており、握りしめて行きたい場所を言うと転送魔法が発動し連れて行ってくれる。ただし、使用できるのは、グラント王国内の主要な町や施設のみ、外国には行けない。全国土を管轄する第四防衛隊の必需装備。なお、高額な魔法道具のため紛失の際は、厳しい叱責と始末書と減俸というトリプルコンボが待っている。
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※第四防衛隊の隊員達
・リック・ナイトウォーカー:十六歳
本編の主人公。王都から南西にある山間のマッケ村出身の青年。小さい頃パレードで見かけた王女様にあこがれ、王女を守る騎士になりたくて王都にやってきた。残念ながら、コネがなく騎士採用試験にて不合格となり、第四防衛隊の隊長カルロスの策略によって防衛隊に入り一兵士から騎士を目指す。
短い黒髪で、黒い瞳を持つ、やや目つきの悪い青年で、身体的な人より少し背が高い程度で特徴はあまりない。
使用武器と戦闘スタイル:
片刃の薄く細身の剣。王都に来たばかりの頃は自作の剣だったが、現在は鍛冶屋のエドガーが作成の鉄の剣を使用。薄く細い剣のため、傷つきやすく常に魔法道具箱に数十本の予備を入れている。
剣で攻撃を防いだり受け流してのカウンター攻撃を得意とし、一対一の戦闘において第四防衛隊や、世界を見渡しても敵う者はほぼいない。また、彼よりも能力が上であっても、攻撃を見切られてしまえばすべての攻撃で反撃を受ける。事前に魔物について勉強しないことを、度々メリッサに指摘されるが特に特徴を知らなくても軽く動きを見れば全て反撃できるのであまり彼には必要ないという事情もある。ただし、自分から攻撃するのは不得意であり、その特性がバレている相手には思わぬ苦戦を強いられることがある。
また、相手の攻撃を受け止める能力が高いため、敵の攻撃魔法を剣にまとわせる他力魔法剣という特技を使える。魔法の指導者に恵まれたことはなく、魔法の勉強をしたことがないため自身で魔法は使えない。
他にも隊長であるカルロスからは聖女様の裸をみるスキルが高いと評されている。真面目で素直な性格であり、職務にも忠実であるが、あまり細かいことは気にしない大雑把な面もある。
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・ソフィア・シュラウド:十七歳
主人公リックの相棒兼彼女であり将来の配偶者。
眼鏡をかけた赤い瞳の丸い目をした、銀色の長いストレートの髪を持つかわいらしいエルフの女性。制服はミニスカートで太ももがまぶしい上に胸も大きい。通常の防衛隊の隊員であるが、給料や経理、備品管理などの総務全般の担当をリックが来るまで、カルロスから押し付けられていた。優しく素直な性格で、給料の管理ができる、しっかりとした女性ではあるが、何でも美味しそうといって口にいれリックに怒られてたり、傷薬の注文数を間違えたりするなど少々抜けている面がある。
カルロスの策略で、色仕掛けで待ち伏せしていたところを、酔っ払いに絡まれリックに助けられて、以来リックに対して好意を持っている。リックも当初から好意的であったが相棒としか見てなかった。しかし、ソフィアと過ごしていく中で、彼女の優しさや素直さに惹かれ好意を持つようになる。嫉妬深くリックが他の女の子と仲良くしたり、いやらしい行いをした場合は電撃魔法で懲らしめる。
家族はおらず父親と母親を事故で無くしてからは一人で生活していた。その為、極度の寂しがり屋で相棒のリックと離れるのを嫌う。また、寮として借り上げられた家にリックが住み着いてからは、一緒に寝るために策をこうじてリックを困らしている。
使用武器と戦闘スタイル:
武器は弓で遠距離攻撃と回復魔法が得意。また、補助魔法と攻撃魔法も優秀であり、支援と攻撃どちらも出来るマルチロール隊員。弓は父親が使っていた神樹の弓と言われる、小さくて軽い扱いやすい木製の銀色の弓。
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・メリッサ・ファニン:二十三歳
”深紅メリッサ”の異名を持つ槍の使い手で、第四防衛隊のエース兼真のリーダー的存在。
背が大きくスレンダーな体形と凜とした顔つきの美しい女性で、髪の色は茶色で動きやすいように後頭部でまとめて、目は鋭く瞳の色はダークブラン。”深紅≪クリムゾン≫メリッサ”の異名は五万の魔物軍団から一人で城壁を守り血の色で染めたため。
姉御肌で基本的には男まさりだが、極度に泥酔すると幼児返りを起こして誰かれかまわずキスをする痴女である。第四防衛隊に利用する酒場「樫の木」が家でそこに娘と実母と住んでいる。
王国一の勇者と言われた、アレックスと14歳で結婚し夫婦となったが、魔王討伐にてアレックスは死亡し、現在はアレックスが助けたナオミを養女して一人で育てるシングルマザーとなっている。どうでもいいが娘は養女でアレックスとは、彼が旅の途中で結婚し、生活した期間が短く、男女の関係になることなく死に別れたため実は処女である。
何度かその腕を買われて何度か騎士団や冒険者へと誘われたが、娘や実母が王都に住んでいるため全て断って王都を離れることのない防衛隊に勤務している。
使用武器と戦闘スタイル:
武器は槍で回復魔法が使え、集団、一対一、など全ての戦闘において高い能力を発揮する。
彼女が使用する槍は、精霊の槍という名前の金属製の青い柄の先端に、刃がついただけのシンプルな槍。精霊の槍は鍛冶屋のエドガー作の名品で、通常はメリッサが首から下げるペンダントに収納されている。使用する際はペンダントに触れることで自由に出し入れができる。また、投げて手元から離れても手を軽く動かすだけで戻ってくる。
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・イーノフ・イバロドロフ:二十四歳
第四防衛隊に所属する男性で、攻撃魔法が得意な魔法使い。メリッサの相棒を務める。小柄で金髪で青い目をした端正な顔をした男性である。実は第四防衛隊の中で一番小さく小柄である。
熱くなりやすいメリッサと違い、常に冷静で状況を把握して安全な策を取るが、彼の作戦はだいたいメリッサが突っ込んで台無しになる…… 難関と言われる宮廷魔術師試験に合格するほどの魔法知識と技量を持った人間であり、集団相手の戦闘能力だけであれば第四防衛隊で右に出る者はいない。
聖女シーリカの大ファンで机の上の本は聖女関連の本が多い。リックがシーリカの裸を見た時は怒りだし冷たい態度を取っていた。メリッサとは同じ村の出身の幼馴染であり、宮廷魔術師を辞めた後にメリッサが旦那を亡くして防衛隊にいると噂を聞いて彼女を助けたくて志願して防衛隊に入隊した。幼馴染のメリッサとはお互いに意識はしているが、素直になれずなかなか幼馴染から関係は進展しない。メリッサの養女であるナオミちゃんからもたまに煽られている。
使用武器と戦闘スタイル:
武器は銀色の金属製の杖で龍の鱗のような柄に先端に赤い宝石をつけている杖で、名前を|銀炎≪シルバーフレイム≫という。この杖は鍛冶屋エドガー作のこの杖は詠唱の時間を短縮してくれる。
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・カルロス・ゴメス:四十八歳
第四防衛隊の隊長であり。リックの直属の上司である。
褐色肌で目の細い少し小柄な人の好さそうなおじさんである。たまに調子に乗って余計なこと言ったりするが、穏やかなで思いやりのある性格なのでリック達からは慕われている。かつては白銀短剣と呼ばれた冒険者で短剣の使い手だった。高名な冒険者であったので、他の部隊の隊長にも名が知られ影響力を持っている。
ただし、最近はただの切れないナイフのようになっていて、防衛隊の隊長として日々書類に追われている。任務には参加せずにリック達に命令を伝え、自分は詰め所に待機している。実はリック達が動きやすいように裏で手をまわしているらしい。
メリッサや最近ではリックがよく問題を起こすため、王都の偉い人の好きな食べ物や趣味趣向を熟知しており、苦情の際には的確な手土産を持参して謝罪するプロでもある。謝罪を聞かない相手には、かつての能力で脅したりするという噂もあるが……
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ゴーンライト・インテジニア:二十八歳
黒いサラサラとした長髪に、黒い瞳の優しそうな顔の男性。作中で第四防衛隊に加わる新人。
元は第二十防衛隊にいたが、戦闘における適正不良と判断され、防衛隊の幹部が素行不良のサーダと共に第四防衛に押し付けた。見た目通り性格は優しくて大人しい、気遣いもできて誰に対しても分け隔てなく接する。
兵士としての適正に問題はなさそうに思えるが、実は武器が使えず両手に盾を装備して戦う異色スタイルであり、リックと違い攻撃が不得意ではなく不可能。防御系の魔法に秀でていて、障害物を出して戦闘をサポートする、防御に特化した兵士である。両手の盾では攻撃をできないと堂々と宣言しメリッサに詰め寄られる。
以前の所属していた第二十防衛隊では代わりの他の誰かが攻撃担当をしてくれたみたいだが、人数の少ない第四防衛隊では攻撃ができないと致命的なため、メリッサにより盾でなぐりつける特訓を課されている。
攻撃ができないため、主人公リックは彼に対して、親近感を覚えている。ポロンが防衛隊に加わってからは、メリッサとイーノフと三人でチームを組んで行動している。
酔っ払うと性格が変わってどんな人間にも絡み、メリッサを泣かすほどである。当初の言動からアイリスのことを好きだと思われていたが、実は既婚者で奥さんと四歳になる娘がいる。最近の悩みは娘に嫌われ始めていることと、同僚のポロンから名前を間違われることである。
・使用武器と戦闘スタイル:
両手に盾を持つ防御特化型。魔法で遮蔽物をだして、味方の攻撃を支援することに特化している。攻撃は盾で叩く程度のことしかできないが最近は精度が上がっている。メリッサが味方の前に投げることで臨時シールドして展開したりもする。
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サーダ・ウォント:十九歳
ゴーンライトと共に第四防衛隊に加わった新人隊員。目が細く茶色の瞳に短い金髪で常に自信満々な表情をしている。
素行不良者としてどの部隊も引き取り手がなく、困った防衛隊の幹部がゴーンライト同様に第四防衛隊に押し付けた。実力不足かつ自信過剰で命令違反を繰り返し、あまりの態度の悪さに優しいソフィアでさえも嫌っていた。ゴーンライトの説得により十九歳の誕生日を境に生まれ変わると宣言した。実家は商人で割と裕福らしい。
・使用武器と戦闘スタイル:
剣士ではあるが、口だけで実力不足が顕著であり、模擬戦をしたリックにいとも簡単に、腕を折られる程度の実力しかない。
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ポロン・シェールツ:十歳
栗色の髪に真ん丸の緑色の瞳をしてほっぺたが少しプクッとした、頭に三角形のフワフワの耳と背中には大きく太いフワフワの先端が丸まった尻尾をつけたリスの獣人の女の子。
以前はウッドランド村という村の防衛隊に所属していたが、兵士としての才能を見込まれ、王都に異動となり欠員がでていた第四防衛隊に配属された。天真爛漫な性格で語尾に、なのだをつける癖がある。第四防衛隊のマスコット的存在。
人に捨てられたたくないとか役にたたなきゃいけないという思いが強く、時に無謀ともいえる行動をとってしまう。それはポロンが生まれてすぐに奴隷商人に売られて、ウッドランド村の防衛隊プッコマ隊長であるプッコマに救われて引き取られた為。当時の記憶はないが、プッコマから話を聞いて自分の存在は誰からも必要とされていないと考えてしまうようである。
第四防衛隊に、配属後の王都での住まいがなく、リックとソフィアと同じ寮で生活する。ウッドランド村では一人で食事することが多くソフィアとリックと一緒に行動することがとてもうれしい。いつもソフィアとリックが二人で寝ているところに割り込み三人で寝てる。
大切なものはプッコマ隊長からもらった服や遊び道具である。中でも聖魔騎士大戦のカードはウッドランド村の子供達とよく遊んでいたのでお気に入りである。カードゲームでリックに戦いを挑んでも負けることが多く、勝つまでやめず夜更かししてソフィアに二人でよく怒られている。
ちなみに長すぎるせいか、ゴーンライトの名前を覚えられず、いつも適当に言うためまともに呼んだことは少ない。
・使用武器と戦闘スタイル:
小さく幼い見た目だが、並外れたパワーの持ち主で、背丈よりも大きいどんぐりの形をした森鋼鉄のどんぐりハンマーを振り回す。リック、ソフィアと同じチームを組み、攻撃が苦手なリックの代わりに前衛での攻撃を担当する。
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近所の協力者たち
・酒場「樫の木」
メリッサの実家である食堂兼酒場。リック達が勤める、防衛隊の詰め所の裏通りにある、防衛隊員達の憩いの場所。
樫の木関係者:
・ナオミ:ファニン:十二歳
酒場「樫の木」のウェイトレスを務めるメリッサの養女で、猫耳をした獣人の元気な女の子である。ニコッと笑った白い歯が特徴的なかわいらしい子でリック達の癒しである。おませな性格でメリッサとイーノフの関係を進展させようと煽って怒られることがたびたびあるらしい。
鍛冶屋のエドガーとは仲良くよくお弁当を届けに行っている。自分ではエドガーにとって頼りなるお姉ちゃんだと思っている。
伝説の勇者アレックスが7年前に魔王城に乗り込んだ際に人質にされていた少女であり、アレックス自らの命と引き換えに助けて少女で現在はメリッサの養女になっている。本人にその当時の記憶はない。
・ベネッサ・ファニン:
メリッサの実母である。「樫の木」のオーナー兼料理担当でナオミとメリッサからおばあちゃんと呼ばれる女性である。基本的に樫の木の料理担当でキッチンにいるのでリック達ともあまり交流はない。
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・鍛冶屋「エドガー鍛冶店」
防衛隊の装備を作成やメンテナンスを担当する鍛冶屋。
・エドガー:十歳
鍛冶屋の店主の少年。背は小さく髪の毛と目の色は茶色く目は丸い形をして、耳はエルフとは違い横に細長いドワーフである。
幼い見た目だが、腕は確かな鍛冶職人でリック達防衛隊の装備の作成からメンテナンスをしてくれる。よく「樫の木」からお弁当をナオミちゃんに届けてもらっているが、ピーマンが嫌いで残してナオミちゃんから怒られる。ナオミちゃんとは幼いころから一緒に遊んだりしている仲良しだが、すぐにお姉ちゃんぶるナオミちゃんを最近は少しうっとおしく感じている。
・老人:鍛冶屋カウンターにいつもいる白い髭のお爺さん。実は彼は……
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・薬屋「薬局ハムハム」
エドガー鍛冶店の三件隣にある、木造りの雰囲気の良い薬屋。リック達に傷薬やどくけし薬等を売ってくれる。
・薬屋のおばちゃん
文字通り薬屋のおばちゃんで薬の配達や店頭での販売を担当している。詰め所に配達しに来るときは、ソフィアによく飴玉を渡して注文を多くするように頼む。
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※その他のグラント王国の人々
・フェリペ・モーガン:四十四歳。
教会から王都の北の山にある勇者の祠を整備して勇気の印を渡すために派遣された神官。頭髪に白髪の混じってる。聖なる力の使い手で、教会ではかなりの位が高い人らしい。ちなみに、リックが聖女の風呂に飛び込んだ際、真っ先に防衛隊に苦情を入れたのは彼。
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・クリューバー・ライジング:六十五歳。
王都から南にある、観光業の盛んなレイクフォルトの防衛隊の隊長で、白い髭を生やした老兵。
銅の鍵で封印されてるダンジョン王家の墓を管理してる。銅の鍵の発売により勇者来訪の数が増えるためにリック達が増援に向かった。
観光業で苦情が多いせいか少々のことでは物おじしない性格である。ただ、第四防衛隊のカルロス隊長とは知り合いで、勇者からの苦情よりもカルロス隊長の怖がっている。
趣味は釣りで休日には孫を連れて、レイクフォルトの王家の墓の近くで釣りをしてる。
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・ゲルプ・フォーゲル:四十三歳。
スノーガーデンの元防衛隊の兵士。現在は兵士を引退し妻の田舎で花屋を営んでいる。引退する二週間ほどに前に、スノーウォール砦の修理に訪れたリックの面倒を見た。
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・グレーデン・ポシャムスキー
港町ルプアナの町長。勇者への船への譲渡儀式である、初戦闘の儀を町のイベントとして盛り上げ成功させた。無類の酒好きでもある
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ブリジット・インテジニア:二十四歳。
王都南西にある牢獄の町のローズガーデンの町長。紫の髪を後ろで結わえて、背は小さいが颯爽と防衛隊の制服に身を包んだ姿で凛々しい女性。目つきが鋭く目の上の赤く塗られたメイクが怖く映り、顎が細く顔つきが全体的にキツイ印象である。ただし、声が小さい女の子のようなかわいらしい感じである。手には棒状のしなるムチを持っている。
ローズガーデンで起きた防衛隊による囚人虐待事件から信用を回復するために、派遣された。事件によりローズガーデンの防衛隊の権限は制限されている。ローズガーデンを改革し、囚人の更生の為に囚人が作る菓子や料理を、王都に売り込むのが目標。
風貌とかわいい声のギャップにファンが多いが、噂では既婚者で娘がいるらしい。
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カルラ:
茶色の瞳の赤いツインテールの髪をした商人の女性。参加するパーティが全滅したり、協力したリック達を危機に陥れるなど全滅聖女よりも恐ろしいほどの不運能力を持つ。
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・プッコマ・シェールツ:四十三歳
王都から西の山奥にあるウッドランド村の防衛隊の隊長を務めてる人物で、ポロンの保護者である。多忙でポロンと一緒に居ることが少なかったが、優しくて穏やかな性格だったらしい。
兵士としての腕は一流で、奴隷商人の情報を掴みカルロス隊長と一緒に壊滅させた。カルロス隊長とは知り合いであるが、ポロンを引き取ってからは忙しくてお互いに手紙のやり取りしかしていないらしい。
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