表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/263

グラント王国についてご紹介

・グラント王国


 本作の舞台の中心。ジュリアス大陸にある王国。大陸の東端から北部、南部の一部と西方内陸まで、大陸の三分二を統治している。世界最大の強国であるが、象徴である騎士団の腐敗により、その威信には陰りが見える。

 広大な領土を誇り、東に行けば海、北には雪原や雪山、南の端は砂漠と様々な気候や地形が見られる。西側は領土を西へ西へと拡大したため、領域がかなり広く領主によって分割統治されている。


------------------------------------------------------


※グラント王国の主要都市

 

・王都グラディア:

 グラント王国の王都で主人公リックが所属する第四防衛隊がある。広大な平原のほぼ中央にある円形の巨大都市。北側は農地で、東と南と西は一部が街道と平原に囲まれている。

 高い城壁に囲まれた円形都市で、都市内をさらに城壁で格子状に区切っている。中心が第一区画。北西が第二区画で以後、時計回りに第三、第四、第五、第六、第七、第八、第九区画と続く。

  王都の区画には以下のような特徴がある。


 第一区画:格子状に区切られた中央の区画。王城があり王族が暮らす。

 第二区画:北西に位置する区画。公園や大聖堂があり観光客が多い

 第三区画;北門がある区画。王都北側に広がる農地に接した区画のため農地で働く人間の住居が多い。

 第四区画:北東に位置する区画。貴族や富裕層が多く住む町で邸宅が広い。

 第五区画:東門が区画。海がある東側からくる異国の商人が多く滞在する商業地域。

 第六区画:東南に位置する区画。鍛冶屋や職人が多い工業地区。

 第七区画:南門がある区画。冒険者ギルドの王都本部があり冒険者が多い。

 第八区画:南西に位置する区画。王都の教会本部がある。貧民街。

 第九区画:西門がある区画。西方地域警戒のため騎士団や防衛隊の施設が多い。※主人公リックの家や第四防衛隊の詰め所がある。

       


・砦:

 東西南北に配置された王都グラディアを外敵から防ぐために築かれた砦。

 名前はなく東西南北で呼称される。


------------------------------------------------------

 


・シーサイドウォール:

 大陸の東海岸沿いにあるグラント王国発祥の地。グラント王国東領域の中心で、青い屋根と白い壁の家が並び、目の前には海が広がる旧王都。王国の歴史に習い、王族の婚約はこの地で行わるしきたりがある。


・シーサイドウォール砦

 シーサイドウォールから街道を王都方面に向かうとすぐにある砦。この砦で初代国王が王妃にプロポーズしグラント王国の歴史が始まった。

 

・ホワイトガーデン

 王都グラディア北西にある北部地域の中心都市。レンガ造りの茶色の壁の家が並ぶ落ち着いた暖かい雰囲気の町。

 北部ローザリア帝国が近いためローザリア帝国人がちらほらと見られる。


・スノーウォール砦

 グラント王国北の果てにある砦。北部から侵攻してくるオークを防ぐために作られた。

 オークが内乱によって滅びると役割を終え放棄された。

 

・ローズガーデン

 王都グラディア南の荒野にある町。大地の裂け目と呼ばれる深い堀のような溝に町が建っている。

 グラント王国の囚人が住む牢獄代わりの町で出入りは溝に架けられた橋一つである。町の近くには闘技場があり恩赦の際は釈放をかけた闘技大会が開催される。

 町の地下は螺旋状に通路がつくられ大地の裂け目まで、続きその螺旋状の通路には町に住めない重罪犯を収監する独房がある。最下層は何かを守るために封印されている。


・ベストウォール

 王国西方の中心となる町。山を切り開いて作られた町で、四角く色とりどりの壁の家が、扇状になってる綺麗な街並みが特徴。

 夏でも山頂の雪が消えない大きな山々が囲む雄大な景色が見られる。


------------------------------------------------------

 

※グラント王国の町や村々。


・レイクフォルト

 王都に周辺に広がる、平原の南の端にある、フォルト湖の半島に作られた町。砂漠と王都をつなぐ中継地と過ごしやすい気候と湖の景観から避暑地として人気があり観光が盛んである。レイクフォルトのすぐ近くの無人島に王家の墓がある。


・ガザマール村

 王都東にあるブロッサム平原の街道沿いにある村。三つあるシーリカの巡礼地の一つで、隣の林に泉がある。


・ポックロ村

 シーリカの巡礼地の一つ。ブロッサム平原の入り口から巡礼の最終目的地、ニコールフン遺跡までのちょうど中間にある村。教会と数件の民家家だけの小さな集落。


・マサリ村

 シーリカの巡礼地の一つでリーコン山と呼ばれる山の麓にある。リーコン山の向こうが王国東地域へと続いているため、巡礼地の中では一番大きな町、街道に沿うように村が作られている。


・ザパパン村

 王都の北東の海沿いにある村。海には流氷が見える極寒の海が目の前に広がる。主な産業は漁業で、魚は王都にも運ばれ食される。西の方角には山頂にそびえ立つ、スノーウォール砦の雄姿がわずかだが確認できる。クラーケンの養殖が盛んな村でもある。


・ルプアナ

 シーサイドウォールの北にある王国最大の港町。港を襲ったクラーケンを、勇者アレックスが退治した逸話により。グラント王国の勇者はこの町でクラーケンと戦い船を譲り受ける。


・スジー村

 ローザリア帝国との国境近くにある雪山に囲まれた小さな村。村の真ん中に教会があり木造の家が並ぶ。ローザリア帝国からの行商人がよく滞在している。


・風馬の谷の村(東と西)

 グラント王国東西に分ける、風馬の谷と呼ばれる大河跡にできた谷にある二つの村。王都側が東風馬の谷の村、王国西部側が西風馬の谷の村と呼ばれる。

 

・マッケ村

 主人公リックが生まれ育った村。王国西部おの山の中腹にあり、農業が主な産業となる。村の河原にはリックとアイリスが遊んだ思い出の場所がある。

 

・アンダースノー村

 王国中央部と北部を分けるスノーベリー山の麓にある村。スノーベリー山に生える豊富な薬草や花が名産。毎年初夏にある雪花祭が有名である。スノーウォール砦で負傷したゲルプが花屋を開いた村でもある。


・ウッドランド村

 グラント王国の西端にある村。ポロンの故郷。太古から続く森にある村で、樹齢数百年はある幹の太い木の内部を家にしている。


・テナルポリス

 王都の南王国の南端にテオリ砂漠へ入り口の町。土を固めた真四角な家が並んでいる。


------------------------------------------------------


※その他の国々。


・ローザリア帝国:

 グラント王国の北方にある帝国。

 国土は雪に覆われ農作物もなく人口も少ない。その為人体を強化する魔法が発展させ兵力不足を補うという政策を行っていた。

 野心的な国家で、南部進出狙いグラント王国と激しい戦争を近年まで繰り返していた。しかし、グラント王国の強い国力には勝てず、皇帝の娘を嫁がせ講和を結んだ。


・リンガード:

 グランド王国の東にあるドレリア大陸中央にある国。自然豊かなジャングルが広がり、古代の遺跡や秘宝が数多く眠っている。

 

・リブルランド:

 三つの大きな島と八十を超える小島からなる島国。グラント王国から南西にある。

 伝説の防具である天上の兜が国宝。グラント王国と他大陸の中間にあり中継貿易が盛んに行われている。


・マウンダ王国:

 ドレリア大陸の南部にある山間の王国。主な産業は農業と牧畜の小さな国家。

 伝説の防具聖水晶(せいすいしょう)の盾がある制度によって懸賞になっている。


・ドンバル国:

 ジュリアス大陸の南端の中央部の半島にある宗教国家。

 半島北部にある山脈によって隔絶されていたため、修行の場として最適であり、はるか昔に教会の本部がこの地にできた。教会総本山の厳格な国家だったが、年々、教会への寄付金減少し、星の砂浜や教会の古い寺院を利用した観光に力をいれる。

 観光地ではあるが宗教国家のため、戒律が厳しく深夜の飲酒禁止などの規則がある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ