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別の世界線で生きていきます
近くのコンビニに立ち寄ったら、食べたいお弁当がなく、おにぎり、パンもほとんどなかったので、カップラーメンと油が酸化してそうなプライドチキンを買い、帰宅した。
ドアをあけたら暑くて冷房を最大風量にして目一杯設定温度を下げた。
シャワーを浴びてカップラーメンとプライドチキンを食べながら7年間続けているゲームを始める。
これがルーティンだ。
来月で35才になり独身の友達も少なくなってきた。
そんなことを考えながら寝落ちしていた。
深く眠り目覚めたら、知らない病院のベッドにいた。
???
現状把握に時間がかかる。
古めの病室に、古めのインテリアがありノスタルジックな雰囲気だ。
その時ノックの音が聞こえ、看護婦らしき女性が入ってきた
「気分はどうですか?」
女性をみてとっさに理解できた。
異世界に来たと。
女性は当たり前の顔をして大量の薬入れらしき鞄を宙に浮いた状態でやってきた。