表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

壊れた僕と親友で相棒なラジオ(ホラー)

学校の七不思議その四

作者: 柴犬

 

 さて。


 数々の七不思議を体験した僕たち。


 ……。

 ………。

 …………。



 うんまだ三回目だね。

 たいして見てないな。

 

「どうした?」

「七不思議と言ってまだたいして見てないねと思って」

「もう半分だが?」

「七不思議って言っても其れ以上有るじゃん」

「……」


 僕の言葉に視線を逸らす相棒。


「そういえば次の七不思議は?」

「え~~と確か「プールに引きずり込む子供の霊」だな」

「ほう?」


 僕は窓に近寄るとプールを見る。


「水着は持って来てるの?」

「聞いてなかったから持ってくるわけないやん」


 うん。


「「スルーと言うことで」」



 オチなしである。


「まさか全裸で入る訳にはいかんしね~~」

「其処まで高度なプレイはチョイと……」



 僕の言葉に相棒が苦笑いする。



 シクシク。

 シクシク。


 窓の下。

 プールの方角から鳴き声がするが知らん。

 

 うん。


 放置は決定です。




 オチ?

 全裸でプールに入る変質者になれと?

 知らんわ。



 後でクラスメイトに言われたからこう答えました。

 ええ。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ