なんかやっちゃった?
「おかえり!!!遅かったから心配したよ!」
「ただいま帰りました」
「どうだった?薬草採取できた?」
「はい!これくらいですね」
黒野は自分が採取した薬草の半分の量を取り出した。
「おお!!しっかりとできてるじゃん!しかもかなりの量だな!」
「魔物に襲われなくて採取し続けれただけじゃない?」と魔法使いが話しかけてきた。
「いつからいました?」
「ずっと」
「このいかにも魔法使いっていう感じの格好をしてるのがメイだ!」
「よろしくお願いします」
「よろしく」
「あーそういえば魔物に襲われなかったってメイはなんでわかったんだ?」
「その量を採取してくるってことは一日中やっていたわけだし、安全に作業できたってことじゃないの?」
「さすがメイだな!私にはわからなかったよ!」
「いや、魔物には襲われましたよ!しかもブラッドベアー」
「へ?ブラッドベアーに襲われた?じゃあなんで生きてるの?」
「倒したんですよね!それでブラッドベアーの依頼って出てます?出てなかったとしても買い取ってもらいたいんですけど」
「本当に倒したのか?」
「はい!」
黒野は呪・空間の指輪の能力を使ってブラッドベアーを取り出した。
「ほら凄いでしょ?」
黒野は自慢げに2人を見ると2人が気絶していた。
「あれ?俺なんかやっちゃった?」