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守るために、戦う

作者: 秋葉竹


バラの花びらを、追いかけよう、泣いてないで。


あなたに捧げた純情が、踏み躙られた あいつに。

あなたに捧げた花束を、ドブ川に捨てられた あいつに。


あなたに捧げたバラの花束が、汚れてしまった

投げ捨てられて 花びらが、風に舞わされ その中で


あなたが崩れて泣いている。


バラの花びらを、追いかけて、

ただ1枚でいい、掬い取りたい、

あなたの涙を、掬い取りたい。


バラの花びらを、追いかけよう、

自分の惨めさに、泣いてなんかいないで、

強く、あなたを守ろう、

自分のカラダだって、ココロだって、どうだっていい


あなたを、ただ、あなたを守ろう。

傷ついたって、傷つけたって、

卑怯なヤツになったって、悪いヤツになったって、

あなたを、ただ、あなたを守ろう。


ただ、あなたを守るために、

守り抜くために、絶対に、戦う。






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