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ロリババア神様の力で異世界転移  作者:
第5章 戦争
181/199

163話 仮初めの平和


「あら、やはりミカドさんだったんですね」

「‥‥‥はて、何の事でしょうかユリアナ様」


今思えば完全に気が緩んでいた。


いくら此処が顔見知りの面々が使う兵舎近くの城壁の上とは言え、無警戒すぎだ。


しかしいくら悔やんでも後の祭り。


俺は振り返り、そこに居た人物を見て、軽い頭痛に見舞われた。


「隠しても無駄ですよミカドさん。貴方の太ももに、私を助けてくれた珍しい武器が見えてますよ?」

「っ!‥‥‥ はぁ、バレちまったか」


やはり俺は気が緩んでいた。

ユリアナに指摘されて気付いたが、俺達が素性を隠す為纏ったフード付きローブが少し捲れ、太ももに付けたホルスターからベレッタが丸見えになっている。


俺とセシルは以前、このベレッタを使いベルガスに雇われた裏ギルド部隊の襲撃からユリアナを守った事がある。

あの時の記憶が鮮明に残っていたのだろうユリアナは、ベレッタを見て俺の正体を完全に見破った様だ。


「ふふ、貴方を見たときもしやとは思いましたが‥‥‥ 本当にミカドさんだったなんて驚きです」

「ユリアナ、悪いけどこの事は内緒にしてくれよ? ラミラやギルドにバレたら何を言われるか‥‥‥ 」

「分かっています。この戦争の立役者を売る様な真似は、私の名にかけて絶対にしません。

貴方は義勇兵で、ギルドとは何の関係もなく有志で此処に来たのでしょう?」


ユリアナは俺の正体を見破った上で、この事は内緒にすると約束してくれた。


何度も言うが、俺はギルド条約の抜け穴を突いた形で此処に居る。

ギルド条約では、ギルド組員は戦争に関わってはいけないとあるが、義勇兵として戦争に関わる事は禁止していない。


屁理屈だが、間違った事は言っていないので、ユリアナは微笑みを‥‥‥ 苦笑いとも取れる笑みを浮かべ、内緒にしてくれると言ったのだろう。


「助かる。で、何か用か?」


とりあえず大きな騒ぎになる事を回避できた俺は、この場に来た相手の目を見つめる。


「はい。今後の予定が決まりましたので、義勇兵部隊ヒメユリ隊長の貴方に伝えに来ました。

それとお礼を言う為に、ミカドさんを探していたんです」

「礼なんて良いよ。俺は自分が出来る事を‥‥‥ しなきゃいけないと思った事をしただけだ」

「ミカドさんは強いですね。それでも、ありがとうございました」

「ん‥‥‥ どういたしまして。で、俺達は今後どうすれば良いんだ?」


ユリアナに礼を言われ、むず痒くなり頭を掻く。

そして俺はユリアナの言葉を待った。


「今後私達戦乙女騎士団ワルキューレ・リッターオルゲン、並びにスノーデン公国軍はこの地に留まり、国境を警備する事となりました」

「へぇ、そいつは心強い。ユリアナ達が此処に留まってくれるなら、エルド帝国軍も迂闊に攻撃してこねぇだろうな」

「だと良いのですけどね。そしてミカドさん。

貴方とヴァルツァー・リヒトさんが率いる義勇兵部隊は有志の集まり。

つまり厳密には軍の指揮系統には組み込まれておりません。

私達は暫くこの第1連隊駐屯地に留まりますが、貴方方がどう行動するのか‥‥‥ それは貴方方に決めて貰おうと言うのが私達の方針です」

「なるほど。俺達は此処に留まるも良し、一旦帰る事も良しって事になるんだな?」

「そうなります。繰り返しますが、私達に貴方方へ命令する権限はありませんからね」


つまりユリアナの言葉を噛み砕けば、俺達は自由に行動出来ると言う事か。


さてどうする。


西からラルキア王国に攻めて来たエルド帝国軍‥‥‥ ビルドルブ率いる中央軍は俺達が撃退した。

南部と北部から攻めて来た敵に関しては、味方が食い止めている。


救援に行く事も不可能ではないが‥‥‥


「南部と北部の守りは大丈夫なのか?

俺達が主力を撃退したとは言っても、まだエルド帝国軍を完全に退けた訳じゃない」

「南部と北部にも、私達と時同じくして同等の戦力が援軍として出撃しました。

西の国境を守る第1・第2龍団以下各部隊にも増援が向かっています。

油断さえしなければ、容易に突破される事はないでしょう」

「そうか。それに時間が経てば、他国からの援軍も期待できるな」


ユリアナの話を聞く限り、各戦線も戦力が増強されている様子だ。

少なくとも、エルド帝国軍がラルキア王国内部に侵攻してくる最悪の事態は回避出来そうだ。


それに時間が経てば経つ程、平和条約に則り他国の救援が到着する筈。


「それはどうでしょうか‥‥‥ 」


しかし、今回はこの平和条約の決まりは役に立ちそうになかった。


「なに? あ、そうか!」


そう。エルド帝国軍はラルキア王国だけでなく、国境が接する全ての国に、【極北征服軍】と【極南征服軍】と言う2つの大軍勢を攻め込ませていたからだ。


この人間大陸全国家の間で締結されている平和条約には、侵略国とそれ以外の国家が共闘する条文が組み込まれている。


だが、その侵略国が自国以外全ての国家を敵に回す覚悟で準備をしていた場合だと話が違ってくる。


エルド帝国と国境を接していない国家はまだしも、最前線となる国家は自衛で手一杯になり、他国に救援を回す余裕がある筈も無いのだ。


スノーデン公国はエルド帝国と国境を接しておらず、ラルキア王国と経済同盟を結んでいたお陰で迅速に援軍を派遣してくれた。

が、戦争が勃発した時点で、スノーデン公国他、エルド帝国と国境を接していない諸国は前線となっている国へ救援を派遣する義務が発生している。


それはつまり、救援が各地に分散し、結果として各戦線で充分な兵力が確保出来ない事態に陥る可能性を示していた。


「敵はエルド帝国1国とは言え、その兵力は侮れません。

しかも聞けば、エルド帝国軍は催眠魔法具なる道具を使い獣人や龍人などを強制的に戦わせているとか‥‥‥ 」

「あぁ、その通りだ。ラルキア王国を始め、殆どの国家は平和条約の影響で常設軍は必要最低限。

対するエルド帝国軍は、催眠魔法具で即席の【死兵】を作った‥‥‥ それだけじゃねぇ。確かエルド帝国の常設軍は60万は居たよな?」

「えぇ。その内半数以上が強制的に兵役に付かされている他大陸の人々らしいのですが、エルド帝国軍は催眠魔法具を使い、兵力を更に増強したと見て良いでしょう」

「そうなるよな‥‥‥ 」


改めて現実を突き付けられると寒気がする。


エルド帝国軍は常時60万の軍を持っていると言われていた。

また、催眠魔法具が開発された事で、この兵力が更に増えたのは確実と言って良い。


今、各地を攻撃しているエルド帝国軍の総数は62万を数える。


この時点で、エルド帝国の常設軍の数より2万も多いのだ。


少なくともエルド帝国軍は万単位で兵力を増やしている。

となれば、エルド帝国が催眠魔法具を使い、他大陸の人達を帝国軍に組み込んでいると想像するのは容易な事だった。


「ですが悲観し過ぎるのは良くありません。

父上はエルド帝国が攻めて来た事実を確認すると同時に、他国と【対エルド帝国連合軍】結成を決定しました。

確かに今は予断を許さない状況ですが、ラルキア王国より東の国々の援軍が来てくれれば、最終的に我等連合軍の兵力はエルド帝国を超えます」

「そうなればこの状況を打開出来るな‥‥‥

よし、なら俺達もその援軍が来るまで此処で警備を続けるよ」


ユリアナの言葉を聞き、俺の腹は決まった。


ユリアナの父、ラルキア王国の国王ゼルベル陛下は、早くも強大なエルド帝国に対抗する連合軍結成に動いていた。


状況が状況だから、他国の行動も早いだろう。

きっとこの第1連隊駐屯地にも、スノーデン公国軍の様に援軍が駆け付けてくれる筈だ。


俺はその援軍が駆け付けてくれるまで、此処に留まる事を選択した。


「ありがとうございます! ミカドさん達が居てくれれば百人力、いえ千人力です!」

「おう! 千人力とは言わず万人力の働きが出来るように努力するよ」

「頼もしい限りです。ラルキア王国の為に力を貸してください!」

「任せろ!」


俺をユリアナは互いの右手を強く握りしめる。


今日は1月2日。

時刻は13:30分。



この5日後、エルド帝国は突如として人間大陸全国家に対し、一方的な停戦。



そして鎖国を宣言した。



▼▼▼▼▼▼▼▼



「あぁぁ〜 釈然としねぇ〜」

「まぁそう言うなよレーヴェ。事の真相はよく分からねぇけど、戦争が終わったんだから良いじゃねぇか」


1月1日、元旦に始まったエルド帝国対人間大陸全国家の戦争から早くも1周間過ぎていた。


日付は1月の15日になっている。


この間、ラルキア王国国境はもとより、全ての戦線でエルド帝国軍との戦闘は一切行われていなかった。


それは何故か。


エルド帝国軍が1月7日に突如として停戦・戦争終結を宣言し、自国に引きこもってしまったからだ。


「そうだよレーヴェちゃん。私達もエルド帝国の策略かもって警戒して、1週間も第1連隊駐屯地に残ったけど‥‥‥ 結局エルド帝国軍は攻めて来なかったでしょ? つまり、戦争は終わったんだよ」

「でもレーヴェの気持ちも分かる‥‥‥ なんでエルド帝国はいきなり停戦を‥‥‥ 」

「えぇ、帝国軍は中央軍の主力こそ撃退されたとは言っても、その段階での兵力はまだ連合軍を凌駕していました。

停戦を宣言する理由がよく分かりません」

「情報を探ろうにも、エルド帝国に潜伏してた王国軍の諜報員達は危険を察して帰国した様だし。

唯一分かっている情報は、エルド帝国皇帝、ルシュフェールが死去した事くらいね」


ギルド部隊守護者(ヴィルヘルム)本部の総隊長室に集まったレーヴェやセシル、マリアやドラルにティナが其々言葉を交わす。


俺達義勇兵部隊ヒメユリは、後日第1連隊駐屯地に救援として来た連合軍部隊と入れ替わりで、ヴィルヘルム本部に帰還していた。


上に書いた様に、エルド帝国が一方的に停戦し、戦う相手が居なくなってしまったからだ。


無論、俺達はこの停戦・鎖国宣言がエルド帝国の策略かも知れないと警戒し、1週間は第1連隊駐屯地に留まった。

しかし、エルド帝国軍は攻めて来なかった。


むしろ、エルド帝国軍は比較的優位に立っていたラルキア王国南部戦線、北部戦線からも撤退したらしいのだ。


このエルド帝国軍の撤退は他国の前線でも同様に見受けられ、1月10日を超えた辺りで、エルド帝国軍は全軍撤退し、自国領内に引き返していた。


そしてエルド帝国軍が撤退する時、ラルキア王国南部と北部。

その他他国に、エルド帝国皇帝ルシュフェールの死亡を伝える矢文と、新皇帝【バエル・ジーク・エルドラージ】と名乗る人物が停戦、並びに鎖国を宣言する矢文が届けられた。



人間大陸全国家を巻き込んだ大戦争が、たった1週間で突如として終戦してしまった事に、総隊長室に集まった面々は不気味な気配を感じている様子だった。



「【1週間戦争】か」


1週間戦争。

これが巷で付けられた今回の戦争の名前だ。


エルド帝国皇帝ルシュフェールの突然の死去。

そして間を置かず宣言された停戦と鎖国。


色々と思う所はあるが、セシルが言った様に戦争が終わった事は変わりなかった。


「ま、色々悩んでも仕方ねぇな」

「そうだね。後の事は連合軍の人達に任せよう。と、ミカドそろそろ出発の時間だよ?」


これ以上は俺達が考えても仕方ない。

そう結論付けた俺に、セシルが壁に設けた時計を指差した。


時刻は10:00を指している。


「本当だ。んじゃそろそろ出発するよ。皆の事は任せたぞ」

「了解‥‥‥」

「わかりました。行ってらっしゃいませ」

「気を付けて行ってくるのよ」

「頑張れよ〜」

「行ってらっしゃい!」

「おう」


俺は今日、とある場所に行く予定が入っていた。

移動時間も考えてそろそろ出発する必要がある。


皆も既に承知しているので、俺はセシル達の言葉を受けて総隊長室を後にした。



▼▼▼▼▼▼▼▼



「悪ぃなヴァルツァー。待たせた」

「よ、待ってたぜミカド」

「御機嫌ようヴァルツァーさん」

「こんにちは〜」

「何だ何だ? 今日はミカド1人で来る筈じゃなかったのか?」


俺は馬を駆り、とある林の前に来ていた。

此処で第1連隊駐屯地で共に戦ったヴァルツァーと合流する事になっていたからだ。


ヴァルツァーは事前に寄越した手紙に書いてあった通り、林の入り口に立っている。

そのヴァルツァーが、挨拶もそこそこに俺の背後に居る人物達に目線を向けた。


「あら、私達が此処に居るのがそんなに不思議ですか?」

「ヴァルツァーさんは私達がミカドお兄さんと血の契りブルード・フェアトラークを結んだのを知ってるんでしょ? つまり、そういう事!」

「って感じで、付いて来るって聞かなくってな」


俺は苦笑い混じりに、3歩程後ろに立つ不死者(アンデット)族の姉妹、リズベルとリリベルが居る事を説明した。


彼女達は、1週間戦争が終わった後、ヒメユリと共にヴィルヘルム本部に来ていた。


彼女達は取り敢えず、賓客として俺がヴィルヘルムへ招待した形になる。


理由は言わずもがな。俺が彼女達に生きる事の素晴らしさを伝えると言ったからだ。


俺は彼女達には心休まる場所が必要だと感じていた。

遠い昔に生まれ故郷を離れ、肉親を失い、死ぬ為だけに長い旅をしていた彼女達には心の支えが必要な筈だ。


ヴィルヘルムは様々な事象・境遇でギルドで働いている子が所属する部隊。

そんな良い子達が集まって部隊故に、彼女達がヴィルヘルム隊員達と打ち解けるのは早かった。


しかし問題もあった。



リズベル・リリベル両名は、常に俺の後ろを付いて来るのだ。

それこそまるで忠犬ハチ公の様に。


食事や訓練は勿論、挙げ句の果てには風呂やトイレにまで付いて来る始末。


これまでも何度か付いて来るのを辞める様にと頼んだが、その度に‥‥‥


「私達は血の契りブルード・フェアトラークを結び、ミカド様と一心同体になったのです。片時も離れる訳にはいきません」

「お兄さんを恨んでる敵がお兄さんの暗殺を企ててるかも知れないんだよ? 用心しなきゃ!」


と言われ、片時も離れる気は無いと宣言されてしまった。

流石の俺も匙を投げ、良い言い方をすれば護衛、悪い言い方をすれば監視される事を享受した訳だ。


勿論、今日もそのパターンだ。


「お前も大変だな。ま、ユリアナ様なら何とか取り計らってくれるだろうさ」

「だと良いけどな。あ、念の為に言っておくけど、今回はお忍びだからな? 変な行動はよしてくれよ?」

「分かっております」

「はーい。大人しくしてまーす」

「やれやれ、さ、相手さんも待ってる筈だ。そろそろ行こうぜ」

「だな。行くぞリズベル、リリベル!」


俺達は雑談もそこそこに、フード付きローブを羽織ると、俺達を呼んだ張本人、ユリアナが待つラルキア王国王都ペンドラゴへ向け出発した。



▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼



「ようこそ皆さん。お待ちしてましたよ」

「おう。今日はよろしく頼むユリアナ」


時刻は12:30を少し過ぎた辺り。

俺とヴァルツァー、そしてリズベルとリリベルはラルキア城前に到着した。


その城門前には、淡い青色のドレスを纏うユリアナが立っていた。


恐らく俺達を待っていたのだろう。

ユリアナには既に俺達の正体がバレているから、俺は普段通りに接する事にした。


「時にミカドさん。今日お越しになるのはミカドさんとヴァルツァーさんの2名だけの筈では?」

「あぁ、この2人は俺の護衛だよ。付いて来るって聞かなくてな‥‥‥ 2人も一緒で良いか?」


カツカツとラルキア城の廊下に靴音が微かに反響する。


俺達は途中で此処まで来るのに乗っていた馬を降り、怪しい目線を向けるメイドさん達に馬を預けた後、ラルキア城の廊下を歩いていた。


その道中、周囲に人が居ない事を確認したユリアナが俺へ声を掛ける。

俺の数歩後ろを歩くリズベル達が気になっていた様だ。


「なるほど。ふふ、問題御座いませんよ」

「ん。ありがとう」

「それでユリアナ様。本日は何故我々をお呼びに? ミカドから渡された貴女の手紙には詳細が書かれておりませんでしたが」


納得したと笑みをこぼすユリアナに、今度はヴァルツァーが声を掛ける。


俺達は事前にユリアナから、今日の13:00までにラルキア城へ来てくれと手紙は貰っていたが、手紙にはそれ以上書かれていなかった。


理由は大体察しているが‥‥‥


「申し訳ありません。手紙から情報が漏れる事を警戒したのです。

事前に内容をお教えできず申し訳ありませんでした。何と言っても、あの戦いの後ですので」

「と、言うと‥‥‥ 我々は1週間戦争関連で呼ばれたと?」

「ご明察です」


なるほどな。ユリアナは‥‥‥ と言うか、ユリアナ達は今から行われる事を極力極秘にしたいらしい。


まぁ、詳しい事はすぐに分かりそうだ。


「さぁ着きましたよ」


暫く長い廊下を歩くと、目の前に巨大で荘厳な扉が姿を見せた。


ユリアナが傍に控えていた衛兵に目配りをすると、一礼した衛兵が恭しく扉を開けた。






此処までご覧頂きありがとうございます。

ご意見ご感想頂けましたら幸いです。


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