■登場人物紹介(ネタバレ少)
■主要キャラクター紹介(39話まで)■
キャラの名前等を忘れた時に活用してください。
大きなネタバレはないようにしたつもりですが、整理しやすいように若干は許して下さい。
★今野 アユム
ギャルゲー『その扉の向こう側』主人公(男)になってしまった女の子。
前世は『前野 歩』という女子高生だったが、兄のギャルゲーを横で見てたらいつの間にかこうなっていた。
この世界で自我を持ったのは七歳の時。事故に会い記憶喪失なところから始まり、ヒナタに出会って前世を思い出す。
性格は大雑把で、好奇心旺盛なとこもあり、ポジティブ。けど問題を先送りする一面もあり。
同性ゆえに女の子に優しく、好意を持たれることも多いのだけど、本人に一切自覚はない。
【原作との違い】 原作のアユムは心も体も男。なのに、歩は体は女のまま転生してしている。しかし、不思議な力が働いているのか、何故か周りには男に見える様子。
七歳の時にアユムは事故にあったが、原作のアユムは記憶喪失になっていないので、退院後公立の小学校にそのまま通っていた。
★山吹 宗介
主人公の幼馴染。親同士が親友で、家族ぐるみの付き合い。
自分を庇って事故にあったアユムに、負い目のようなものを感じている。
王道幼馴染キャラとしてのスキルを完璧に持っているのに、ヒロインではなく、攻略対象でもない。
アユムに対して、少々過保護。
【原作との違い】苗字。歩の記憶では『仁科宗介』で、高校生の時にはアユムの家に居候している。
★黄戸 理留
ヒロインの一人で、黄色の髪のドリルヘアーなザ・お嬢様。
留花奈とは双子で、こっちが姉。
いつもとりまきを連れている。ドリルと言われると怒る。
3年生から同じクラスになる。
【原作との違い】原作では学園の高等部で出会う。
★黄戸 留花奈
ヒロインの一人で、黄緑の髪をしたツインテールの子。お洒落さんで、制服は少し改造されている。理留とは双子で、こっちが妹。
いつも姉の理留にべったりくっついている。
姉に対して害になるものには敵意をむき出しにする。
【原作との違い】そもそも留花奈を歩が覚えてないので、違いがわからない。
★今野 シズル
主人公の従兄妹で、一つ年下。
主人公と同じ青い髪をしてる。学園には通っておらず、美空坂女学院に通っている。
人見知りだが、アユムをお兄ちゃんと呼んで、懐いてくれている。
【原作との違い】歩はシズルちゃんをゲームで見かけてない。
★桜庭 ヒナタ
ギャルゲーのメインヒロイン(笑)
ヤンデレで、どのルートでももれなく主人公を殺しにくる困ったちゃん。
主人公とは7歳のクリスマスに出会う。
高校生になると、学園に外部生として入学してくる予定。現在は美空坂女学院に在籍している様子。
【原作との違い】出会う場所は一緒だったが、ゲーム内ではなかったやりとりが発生している。
性格も原作とズレが生じてきている様子。
★マシロ
学園に現れる、白髪、赤い瞳の高校生くらいの謎の少年。
アユムとはゲームの趣味が合う。不思議な力を持っている様子。
基本引きこもり。アユムは兄の姿を少しダブらせている。
【原作との違い】歩はマシロをゲームで見かけてない。
★星野 紅緒
アユムより一つ年上の6年生で、5年生の時に出会う。
凛々しい顔立ちで、女の子から人気があり、本人もそれを楽しんでいる。
性格は男前で、人をからかうところがある。
学園長の養子でマシロとは親戚で、黄戸姉妹とは顔見知り。5年生まで美空坂女学院に通っており、シズルちゃんとも繋がりがある。
『百合』キャラっぽい。
【原作との違い】歩は紅緒をゲームで見かけてない。
■サブキャラクター紹介■
ちょいちょい出てくるキャラです。あまり書く事もないと思うので、プラスアルファな情報も載せてみました。
●アユムの両親《1話登場》
共働きで、アユムは一人息子。前世の両親よりお金に余裕があるが、家を開けることが多い。
そのたびにアユムは宗介の家に遊びに行っている。
あまり手がかからないアユムに、ちょっと寂しげな様子。
●山吹夫妻《3話登場》
宗介の両親で、アユムの両親の友人。
宗介をとても可愛がっている。
宗介の父は建築家で、母は専業主婦。
アユムの事を宗介の兄弟のように思っていて、山吹の家にはアユムのお泊りセットがある。
●都さん《11話登場》
2年3年の時のアユムと宗介のクラスメイト。色白で華奢。
性格はおとなしめで内気。
気さくに話すことのできる男子はアユムくらい。
●黄戸 理真《14話登場》
理留と留花奈の母親。黄戸家の当主であり、権力者。
豪華な金髪縦ロールの華やかな美女。
性格は強烈。
見た目と口調は理留に、中身は留花奈にそっくり。
黄戸家を第一に考えている。好きな言葉は唯我独尊。
●理留と留花奈の父親《14話登場》
理真の尻にしかれている。婿養子。
優しいけれど、影も幸も薄そうな男性。
娘達を大切に思っているのだけど、理真のフォローで忙しくてなかなか構ってあげられないことを気にしている。
●橘くん《14話登場》
3年生から4年生までのアユムのクラスメイト。
眼鏡に知的な容貌、クラス委員を務める。自分から立候補した。
あだ名は委員長。頼られるのが好きで、委員長をやっている。
真面目すぎて先生とか上の権力には歯向かえないとこがある。
●吉岡くん《19話登場》
アユムとは2年生から6年まで同じクラス。
イベントごとやお祭り騒ぎが好きなバスケ少年。アユムと仲がいい。
小さい頃に犬に噛まれてから、犬が大の苦手。
●声楽部の先生《19話登場》
お団子頭の若い女の先生。声楽部の活動に精力的。
●一ノ瀬さん《23話登場》
4年の時の隣のクラスになった子。
健康的な肌でテンションの高い、サッカー大好き少女。兄は二つ年上でサッカー部のキャプテン。家族全員サッカー好き。
アユムの機敏なところに一目ぼれしている。
●緋世渡さん《24話登場》
マシロのネット友達で、『緋世渡』は前世兄が使っていたハンドルネームと同じ。
「緋に染まる世界を渡る堕天使」を略して緋世渡さん。
いわゆる中二病というやつで、やたらと難しい漢字を使いたがる。マシロとの会話は時々アユムにはわからない。
●東 良太《32話登場》
原作のアユムの、幼稚園と小学校一年生時代の知り合い。
ぶっきらぼうで口が悪い。直感的に行動してしまうところがある。
●高田さん《34話登場》
黄戸家のお抱え運転手で、黄戸姉妹が小さい頃から二人の送り迎えをしている。現在は理留専属。
まだ三十代後半で妻はおらず、家族は歳の離れた妹一人だけ。