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お手伝いさんの話

お手伝いさんのお話。。。

最近、誠様の様子がおかしい。



私が勤め始めたのは、彼女が三歳の頃でした。

初めのころは、家族に見向きをしてもらえない鬱憤を私に向けていた彼女でしたが、それを我慢して私は彼女の行動を無視していました。

 何年かすると、彼女は誰にも構ってもらえないことに気づいたようで、ほとんど部屋からでなくなりました。私の仕事が減ったので、喜ばしいことでした。

 同僚も、これからは楽になるわね、と私の事のように喜んでくれました。


 ですが、彼女は突然活動的になりました。ええ、今まで物音すらしなかった部屋から、奇声(おそらく、誠様の声)やら対して物が置いてないにもかかわらず引き出しをガタガタ動かす音。不審に思ってドアを開けてみると、彼女はひどく混乱をしているようで、よくわからない単語を呟いていました。そんな姿は幼稚園児にはあるまじき姿で、私はとても恐ろしかった事を記憶しています。

 しばらく動き回ったと思ったら、突然ぱたりと倒れたものですから尚更私は驚いてしまいました。慌てて脈やら熱やらを調べてみると、どうやら知恵熱のよう。

本当はそのまま放置してしまいたかったけれど、仕事を放棄したから死亡してしまった…なんて事件は起したくありませんから、私は仕方なく彼女の看病をすることに致しました。


 そのあとすぐに回復した彼女は、色々な事を質問してきました。当たり前のことや、変な事まで。

とても奇妙でした。でも、一番奇妙だなと思ったことは【幼稚園、ましてや保育園にすら通わせていないのに彼女は私と会話していた】ことですね。

 今思うと、不気味ですね。誠様は一体何があったのでしょうか。


先程も、外にお出かけしにいきました。何故、止めなかったのか?それはそれは、今更ではないでしょうか。

誠様は所詮命様の踏み台です。どうなってもよいではありませんか。


…どうしたんですか?何か変な点でも?

不愉快になるようなお話でもしてしまいましたか?それならば失礼しました。


ええ、ここ最近の話はこれで以上です。



お手伝いさんは違和感を感じつつも、異様な琴浦家で働くにつれてこんな環境なら変な風に育つよな。と、スルーしてます。


>>>

今更ながらコメディーっぽくないですなぁ

変えた方が良かですかね?ぬぬぬ。



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