学校
今も昔も解らないその場所がどこにあるかも解らない、ただあるのは、川・山・村
今も昔も解らないその場所の名を妖怪渓谷と呼んだ。
その妖怪渓谷は、今日も平和である。
「いってきまーす」ダッ
雪女母「待ちなさい、忘れ物やでー」
「なーにー?」
雪女母「髪留め忘れたらあかんやろ、氷夜」
氷夜「忘れてたっ」パチン
雪女母「よし、行ってらっしゃい」
氷夜「行ってきまーす」ダッ
学校は僕の家から結構道がある、でも今日は時間があるのでゆっくり行こう。
家から歩いて数十メートル歩いたそのとき横から声がした。
「おーーい」
氷夜「あっ、冷璃おはようっ」
冷璃「今から?一緒に行こうよ。」ダキッ
氷夜「毎回会ったら抱きつくの止めて」
冷璃「いいじゃん減るもんじゃないんだし」ギュッ
氷夜「はぁ・・・」
ちなみに冷璃は、雪女の一族でちゃんとした血統の血筋で僕は半妖つまり親戚である。
父が人間、母が雪女だ。まあ一目瞭然である。
ちなみに名前に 氷 冷 などの漢字をつけるのはたいがいそうゆう系統の妖怪である。
何はともあれ学校についた。
氷夜「おはよーう」
「おっ、早いやーんなんかあったにゃ?」
氷夜「何もないやい」ベシッ
と朝のツッコミを終えて教室に入る。
彼の名は猫羽といって猫又の一族で、双子だ。
かたわれは後ろで本を読んでいる女の子で名前は猫琉だ。
とりあえず席に座る。
あと十分あるのでトイレに行く。
トイレに入って用を足していると、上から
「おはよ~」と声をかけられた
上をみあげると花子さんだった。
氷夜「@!!」
花子「いや、そこまで驚かなくても・・・」
氷夜「いや、驚くよここ男子トイレ!!」
花子「いいじゃん減るもんじゃないんだし」ニヤッ
氷夜「冷璃みたいなこと言ってるし・・・」
氷夜「まさか、いたの?」
花子「YES」
氷夜「oh....」
とりあえずトイレから出た。
後三分
二分
一分
奴が来る
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
ゼロ!
次の瞬間、教室につっこんで来る奴が煙幕を揚げて教卓にぶち当たった。
初めまして雷野と言います
このたびは読んでいただきありがとうございます。
これからもごひいきにお願いします。