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ロクショウ的意味がわかると怖い話(時々怖くなかったり……)

ある北極観測隊の記録

掲載日:2026/07/05

 私は北極観測隊の隊員、この職について二年になる。

 昨今の地球温暖化に伴う、北極圏の環境の変化について調べるのが私の仕事だ。

 大気中の温室効果ガスの観測、氷河の融解状態の監視、生態系の調査など、毎日やることは山のようにある。

 言わずもがな過酷極まりない職場だ。肌が切れそうな冷気や生活基盤の維持、一つ一つ挙げていたら切りがない。そこに留まるだけで命の危険すら伴う。体力と根気が求められる。

 しかし私の集める情報が世界の環境保全に役立つ。

 使命感を持ってやっている。


 ――ある雪が深々と降り積もる夜のことだ。

 その日の激務の疲れで寝袋の中でぐっすり眠っていた時、そりを引くために連れていた犬たちがキャンキャン吠えている。

 何事かと思い私はテントの外に出た。


 すると白銀の世界の向こうで、――――真っ黒な点が宙に浮いていた。


 私は音を立てず、何もせずにテントの中に戻り、うずくまったまま朝まで怯え続けた。

真相はコチラ

真相はコチラ

 黒い点の正体とはズバリ、――白熊の鼻です。

 正式名・ホッキョクグマ。

 陸上に住む肉食獣としては世界最大の大きさで、北極の食物連鎖の頂点に立つ生き物。

 人間を襲うこともあるため、北極圏でも恐れられているそうです。

 一面銀世界の北極で白は周りの景色に溶け込むため、白熊の真っ黒な鼻だけが宙に浮いてるように見えるのです。

 観測する者にとっては大抵の場合、犬ぞりを引く犬たちが吠えて追い払ってくれますが、ごく稀に逆上して襲いかかってくるケースもあるとか。

 念のため言いますが――、もし北極に行く機会がある方は覚えておいてください。


白熊って動物園ではかわいいイメージがありますが

自然界においては危険生物なんですよね

白熊には申し訳ない言い方ですが……


裏話は活動報告で!

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