#記念日にショートショートをNo.11『もしも２人が生きることができるなら』(If You and I can live.)

2019年５月２日(木) 公開

【URL】

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【関連作品】

「If…：僕は君と時をかける」シリーズ

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「もしも、過去に戻ることができるなら、いつの時代を選びますか」

「もしも、未来に進むことができるなら、いつの時代を選びますか」

そうして僕は君の命のために2019年11月13日から2019年５月31日に戻った。

そうして君は僕の命のために2019年５月31日から2019年11月13日に進んだ。

僕が過去に戻り君が未来へ進むことに成功する可能性は50%だった。

君が未来へ進み僕が過去に戻ることに成功する可能性は50%だった。

そうして僕は、2019年８月22日に辿り着いた。

そうして君は、2019年８月22日に辿り着いた。

僕が消え君が生き残る可能性と、君が消え僕が生き残る可能性が、ちょうど中間地点でぶつかった。

成功する可能性が、合わさって100%になったのだ。

こうして僕と君は、再び出逢うことができた。

だから、僕と君は、僕と君が見捨てた命の分も、精一杯生きなきゃならない。

不完全な僕と君は、完全な僕と君になる。

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【登場人物】

【バックグラウンドイメージ】

【補足】

◎８月22日について

８月22日は５月31日と11月13日のちょうど中間(84日目)にあたります。

【原案誕生時期】

公開時